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俺がドラクエ3の主人公だったら3

1 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/26(月) 20:56:54 ID:6r5E8+yS
ゾーマなど弱すぎて1,2発くらいで倒せる。
しんりゅうなども瞬殺。相手にならん。
まあ、そんなこんなでちょっくら倒してくるわ。

〜 物語は始まった 〜
今この世の中は魔王バラモスによって脅かされている。
街の外は恐ろしいモンスターがたくさん。となりまちレーベに
行くことすら難しい。
俺の父、オルテガは偉大な冒険者。しかし何年も戻ってこない。
俺は16歳。子供ながらどっかで命を落としたことも分かっている。
父も魔王を倒すべく冒険に出た。
む・・朝か 母親の声がする。
「〜〜や、起きなさい今日は王様に会いに行く日。
今日まであなたを勇敢な男の子として育てたつもりです。」
どっかで聞いたことあるセリフだが、俺は某主人公のように無口じゃない。
「いってくるぜ!絶対魔王を滅ぼしてくらあ!!」
元気良く家を飛び出した。
俺の職業は勇者。しかし最初からステータスがすごい。一人で冒険に出てもいいくらい。
しかし王に会いに行ってルイーダの酒場で3人集めて「もちろん女も・・むふふ
4人で魔王を倒しにいく。そうだな、戦士男、僧侶女、魔法使い女なんてどうだろ
そう考えつつ城へ向かう俺であった。

801 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/06(日) 23:36:30 ID:I6axp0gL
>「王様は夜になると2階でおナにッ!!」

テラワロスwww

802 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/06(日) 23:44:54 ID:r6EqMHQm
いちげん氏
腹がよじれたwwwww

>>771の続き

序章4 勇者の名前

風呂に入り飯を食べた乞食の男は、最初に見た時とは違った不思議な魅力があった。
今、改めてロトの子孫だと言われると、なるほど納得するものがある。
王は、しばし乞食の男に見た後、また同じ質問を繰り返した。
「して、そなたの名前はなんじゃな?」
乞食の男は、しばらく思い出すような素振りをしながら、おどおどと答えた。
「それが……覚えてないんですよ」
王は面食らった。確かに極度の栄養失調による記憶喪失はあるが、まさか今この場で起きようとは。
しばらくの間、沈黙が玉座の間を支配していた。が、ラルス王がその沈黙を破った。
「そうか、じゃあアルスと言う名はどうじゃの?勇者ロトの本名じゃ。仮にそなたがロトの子孫で無くとも、 その名を名乗るが良い。」
「え?かの勇者のロトの本名ですか?そっ、そんな滅相も無い!!」
乞食の男が慌ててブンブンと首を振り答えた。
しかし、王がより威厳を込めた口調でもう一度言ったので、
乞食の男は、複雑そうな顔で頷いた。
アルスが頷くのを見ると、うってかわって今度は情けない声を出した。
「しかし、アルスは筋肉がほとんど無いのぅ。これでは竜王の討伐はしばらく無理ではないか。」
その言葉を聞いたモルメドが、珍しく真面目な顔をしながら口を開いた。
「その事なら王様。ラダトーム宮廷魔術師にある秘術を応用すれば、大丈夫ですよ。」
王は慌てて言い返す。
「しかし、あれは次の宮廷魔術師に、魔力を受け渡す呪法!魔力を受け渡しても筋力は増えまい!」
「だから魔力を筋力に強制変換するんですよ」
こともなげに答えるモルメド。
「しかし、お主の魔力が完全に無くなる恐れが…!!」
モルメドはニヤッとして答えた。
「王よ、竜王を退治して姫と光の玉を取り戻す事が、最重要事項じゃろう?」

803 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/06(日) 23:46:48 ID:r6EqMHQm
序章5 モルメドの限界

モルメドがアルスに近づいて手をかざした。
口からはかすかに、言葉が聞こえる。……がアルスには聞いた事の無い言葉であった。
アルスの身体が光に包まれる。と、同時にアルスは自らの身体の底から力がわくのを感じた。
モルメドの顔を見ると、脂汗を大量に流している。
時折、顔が苦痛に歪んでいる様にも受け取れる。
アルスとモルメドからみたら1時間とも2時間ともたった頃であろうか?
モルメドが、手をかざすのを止めた。
「うっ……もう、体力の限界じゃ。完全に魔力を与えきれなかった。」
悔しそうな言葉が、老魔道師の口から漏れる。
「なんじゃ?もう終わったのか?」
王が、素っ頓狂な声をあげる。
それもそのはず、実際は数十秒の出来事だったからだ。
息を切らしながらも、モルメドはゆっくりと答えた。
「なんとか兵士ぐらいの筋力は与えれました。あとはアルスの努力しだいですじゃ。」
「そうか良くやった!お主は休んでおれ」
王が労いの言葉をかける。
モルメドは頷くと、兵士に支えられながら玉座の間を去っていった。
王はモルメドが去るのを見届けるとアルスに向き直った。
「アルスよ!今からお主をロトの子孫かどうか確かめる為に、ロトの洞窟に向わせる。
 お主に断る権利は無い!断ったら永遠に牢に入れる。」
アルスはぶるっと武者ぶるいをした後、頷いた。
自らの為に多大なる魔力を消耗したモルメドを、裏切る事はできない。
「うむ!アルスに、旅の支度金と松明を与えよ!!」
一際大きな声で言った後、アルスに近づいて低い小さな声で言った。
「そなたがロトの子孫で無くとも、竜王の討伐に向ってくれないか?いや、無理は言うまい。」
アルスも小声で返す。
「いいえ、王様例えロトの子孫で無くとも、討伐の旅にはでます。モルメド氏の為にも」
ラルス5世は、珍しく顔をほころばせた。

時を同じくして、ラダトーム城の前には1人の男がたたずんでいた。

804 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/06(日) 23:54:57 ID:r6EqMHQm
投下終了。

基本的なストーリーは変わってないはずです。
試験→ロトの洞窟
ホイミ(?)→秘術

最後の文は(適当に盛り上げりゃ良いや)と、思って書いたものではないのであしからず。

805 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 00:03:46 ID:BUEwr7Hs
>775の続き

ラーの鏡…何とも妖しい輝きを放っている
毒の沼から発掘されたはずのそれは美しいとしか言いようがなかった

オズ「まさに『宝』だな」
スケ「魔力に満ちています」
リーザ「確かにこれなら呪いだって解けちゃいそうですね」
俺「あぁ、でないと困るな」

くーん…

寂しげに鳴く犬…誰が王族だと気付くだろうか
滅亡した国のただ一人の生き残り―…
親父は元気だろうか、ローレシアは大丈夫だろうか
そんな思いが駆け巡った

オズ「おい、早くやってみようぜ」
俺「あ、あぁそうだな…ラーの鏡よ!」

カッ!!

眩い閃光に視界を奪われる
何がおこったのか…少しずつ世界が広がっていく
そこに目の前にいた犬は居なかった
代わりにひとり、美しい少女が立っていた

806 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 00:07:03 ID:BUEwr7Hs
俺「君が…アイ王女」
アイ「まさか人間のしがたに戻れるなんて…」
俺「…」
アイ「ちょっと待ってやり直しやり直し」
オズ「はあ?!」
アイ「今かんじゃったじゃない。なによ『しがた』って」
俺「う、うん…」
アイ「私が犬のとこからやり直しね、なんか鏡は代用して」
俺「じゃあこの皮の盾を…」


どういうわけかやり直し、ということで
王女はご丁寧なことに犬の格好をして待っている
俺は汚い皮の盾を持っている


…台無しだ


何かネジ一本ぐらい抜けてそうだなぁこの子
皮の盾を掲げてさっき言った台詞を言いながら思った
おい、オズにスケさん。ドン引きしないでくれ
俺だってやりたくてやってんじゃないんだ
リーザ、笑いたいなら笑え。堪えてんじゃねー
王女は立ち上がって先程言ったであろう台詞を言っている
何とも満足そうな顔で
…改めて言おう

だ い な し だ



807 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 00:09:32 ID:ufxeNNxq



アイ「それで…私ムーンブルクに行きたいんだけど」
俺「…」
スケ「ムーンブルクは…もう」
アイ「知ってるわよ。でも、ムーンブルクの王女としてね…」
オズ「行ってやれよ」
リーザ「そうですよ」
俺「そうだな…ん?」
スケ「何で貴方たち一歩引いた意見なんですか?」
オズ「あ、オレ今回パス」
リーザ「私もです」
俺「はぁ?何でだよ!?」
オズ「ロトの子孫が三人揃い踏みだぜ」
リーザ「私達一般人は遠慮します」
オズ「いいから行けよ」
アイ「…二人ともありがとう」
オズ「んなこと言われると照れるなー」
俺「すまない」
オズ「気にすんなって!ここで待ってっから!」
リーザ「そーですよう!」

俺「じゃあ…行こうか」
スケ「そうですね」
アイ「行きましょう!」

俺たちロトの子孫はついに揃い、動き始めた
この果てしなき世界を、遥かなる旅路を
これから先も苦難が待っているだろう
でも、三人ならどんなことも切り抜ける気がする


808 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 00:12:18 ID:ufxeNNxq



神父「おぉ死んでしまうとは情けない!」
俺「…」
アイ「…ねぇ」
スケ「はい?」
アイ「マンドリルって強いわね」
スケ「ですよねー今まで何度死んだことか」
アイ「一撃だったわよ私」
俺「…そうだな」



やっぱ駄目だ俺達

809 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 00:15:39 ID:8dvvXE4H
>>796
面白いw住民ポジティブすぎwww
>>803
次に期待
>>807
ついに独立か〜。

810 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 00:17:29 ID:ufxeNNxq
>794
俺がいるwリリザの町から名前をとったけど
脳内ではアーク2のリーザの姿が浮かんでる

そしてそれがいい

>クンブタ氏

前回は酷いこといってすまない
俺はあんな感じは全然OKだと思う
勇者がレベルアップしていくという点でも判りやすいし


>いちげん氏

金髪のボストロール想像して吹いたw

811 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/07(月) 00:28:54 ID:HR91z0Xj
そろそろ戦闘シーンも書かなくてはならないが、
あまりのチンケな描写っぷりに萎え。

>>ニット氏
いや、全然酷くないですよ。
むしろ感謝したいぐらいですw

っていうかどう考えてもリーザは一般人じゃねぇwww

812 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 03:05:32 ID:UVL0qwaY
あひっ!あひィ!かくしてロトのぉっ、ロトのしょうごう、称号んんぉぉぉおおーーーーっっ!
受けちゃった、受けちゃったの私ぃっ、ひぃっ!ん…こっ、ここでっ、こんなところでぇぇっっ!
アレフガルド、アレフガルドの英雄になっちゃうよぉぉぉっっ!んおおっっ!
んんんだがっっ、だがあ゛みゃあ゛あっっっ、あっ!
この後ぉっ、おほぉっ!ゆうひゃ…ゆうひゃのっ、姿を見た者は誰もいなひっ、ひぐぅっ!
勇者の姿、姿ほ見たものっ、ふあぁぁっ!姿を見たのいないのぉぉ〜〜っっ!!
カレが持ってた武器と防具を残しちゃう、残してイっちゃうっ、イっちゃうのぉぉぉっっ!んおおっ!
ロトのつるぎぃぃっひいぃっ!つるぎとロトのよろいを残してイっちゃうのぉぉぉーーーーっっ!
性の、せいなる守りはロトの印としてぇぇんんんっ!
あ゛あ゛っっもうダメっ、後の世に伝わっちゃうぅぅっっっ!

そしてぇっ…
伝説が始まっちゃうぅぅぅぅーーーーッッ!!!!

813 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/07(月) 08:55:28 ID:wfPDGb8a
>>812
転載なら転載とわかるようにした方が良いかと

814 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 11:20:09 ID:GvNPM31t
ぽっくんぶりーど

815 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 12:25:57 ID:3fUJ5O+t
クンブタ氏は漫画で言うところの連載しなければよかった読み切りってとこだな。

816 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 13:25:20 ID:ufxeNNxq
>805の続き

ムーンブルクの城…まさかまた来るとはな
アイは城のなれの果てを見て泣くかと思ったが気丈だった
それがただの素振りだったとしても強いな、と思った
そして玉座の間…

アイ「お父様…」
(アイ…アイなのか?!)
アイ「そうよ!お父様!私はここにいる!」
(アイり〜ん!寂しかったよぉ〜)
アイ「そんな情けないこと言わないの!」
俺「…(駄目親父だったのか)」
(で、でもぉ…)
アイ「私はもう大丈夫、こんな頼りになる二人がいるんだもの」
(アイりんが大丈夫でもワシが困るよ〜)

俺「…おいスケさんこの辺に塩ないか?」
スケ「僕も今探してるところです」

アイ「だ〜か〜ら!どうしたらいいわけ?!」
(アイりんずっと側にいてくれないと…あっ消え)
アイ「お父様?!」


▽ムーンブルクのおうはじょうぶつした!

817 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 13:26:57 ID:ufxeNNxq
俺「…成仏なされたか」←棒読み
スケ「どうかご無事で」←棒読み
アイ「…あんたらその手の塩は…」
俺「あ、あのお供えにオニギリを作ろうかと思って」
スケ「そ、そうです。せめてもの弔いですね」
アイ「…で、米は?」
スケ「…」
俺「あっさてはスケさんつまみ食いしたなぁ〜」←棒読み
スケ「げっバレたかぁ〜」←棒読み
俺「食い意地はってないで強くなれよ〜」←棒読み
スケ「ちぇっヒドイや」←棒読み
アイ「…まだ言うことある?」
俺「…いえ、ありません」

パシーン

アイ「バカッ!」

見事なまでのビンタが俺にクリーンヒット
その勢いで王女は城内のどこかへ走っていった
俺は頬を押さえながらスケさんと顔を見合わせた

俺「だって…なぁ?」
スケ「正直…あの親馬鹿はキツイですよね」
俺「…まだ魔物いるのに、危ないよなぁ?」
スケ「探しに行かないと…危険な予感がしますね」

ぬわーっ

スケ「悲鳴!?」
俺「ちょっと待て今のは何処かの親父が焼き殺された声だぞ?!」
スケ「気持ちは判りますが急ぎましょう!」

818 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 13:28:15 ID:ufxeNNxq


悲鳴が聞こえた方にかけていくと…置き手紙があった
『おうぢょはあづかった゜かぜのとうへこい』
…ヘタクソな字だな

スケ「名無しさん!字も気になりますが…」
俺「ん…お姫様らしいことされやがったな」
スケ「予感があたっちゃいましたね」
俺「あぁ、それとどうやったら『ぬわーっ』なんて…」
スケ「名無しさん」
俺「いや、ゴメン」



一方その頃…

リーザ「ふぅ〜平和ですねぇ」
オズ「そ〜だなぁ…ところでリーザは何で旅してたんだっけ?」
リーザ「私ですか…何ででしたっけ…」
オズ「忘れたの?」
リーザ「はて?…確かリリザの町にアイアンアントが来て…」
オズ「それ理由になんないような…」
リーザ「何で旅してるんでしょうかねぇ」
オズ(…最強だな)

ムーンペタは限りなく平和だった

819 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/07(月) 13:40:13 ID:ufxeNNxq
ストップ
今更だけどPC壊れてっから携帯投稿
よって文章が見やすくなってるか自信ナシ

820 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 13:45:11 ID:wwsXHEaJ
ニット氏
見やすいよ

ガンガレ!
ぬわーーー!!

821 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/07(月) 16:48:18 ID:M26u/mbE
>>798の続き

上空よりボストロールの豪撃が振り下ろされる。
しかし、モョモトはそれを素早く回避。
ドグォッ!!
棍棒が打ち付けられた床面は、轟音とともに大きくえぐれた。
「遅いッ!」
叫ぶと同時にモョモトは鉄の斧をボストロールの腹に打ち込む。
しかし、その衝撃はすべてぶ厚い脂肪によって吸収されてしまっていた。
「グフォフォ、無駄じゃ。痛くもかゆくもないわッ!」ブンッ!
再びせまる棍棒をかわすモョモト。
しかし、彼の顔には疲労の色が濃くあらわれていた。

一方、ソクラテスとサブリナは柱の影にかくれ、ひたすら戦況を見守る。
「あわわ、ヤバイなぁ。もっさんが苦戦するの初めて見たよ」
「あのデブ、ちょっとやそっとの打撃は通用しないみたいね」
「ねえ君、魔法使えるんだろ。メラとかヒャドであいつを・・・」
「無理よ。だってあたし、アバカムしか使えないし」
「お前使えneeeeeeeee!!」
「うzeeeeeeee!あんたは何ができるのよ!」
「僕はこうしてもっさんが勝利するのを待っています!」
「・・・お前、ちょっとこっち来い」
直後、サブリナにタコ殴りにされた。

そんな間にも、モョモトとボストロールの激戦は続いていた。
棍棒を斧で受ける。その度に凄まじい衝撃が、モョモトの体をきしませた。
「グハハハハ!そら、どうした!動きが鈍くなってきたぞ!!」
「・・・・・・」
視界がゆがんできていた。倦怠感が体を支配している。このままではマズい。
あのぶ厚い脂肪を貫通させるほどの、必殺の一撃が必要だ!
モョモトは大きく深呼吸をした。そして意識を集中させ、構えをとる。
一瞬の静寂、サブリナはまるで時間が止まったかのような錯覚を覚えた。

822 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/07(月) 16:50:29 ID:M26u/mbE
だが、次の瞬間・・・
ダダッ!
踏み込みとともに、放たれた矢のごとくモョモトはボストロールに突進する。
「グハハ、無駄じゃ。また受け止めてやるわッ!!」
そのまま腹部に渾身の一撃を打ち込んだ。
ドオオオオォォォッ!!!
斧がぶ厚い脂肪をかき分け、衝撃が本体へと迫る!
「グぶッ・・・!」ボストロールが血を吐いた。どうやら到達したらしい。
しかし、口から血をしたたらせながら、ボストロールはなお笑っていた。
「グブブブ、ふぅ、今のは少しきいたな。しかァし!捕まえたァ!!」
(致命傷になっていない!)そう感じたモョモトは、とっさに腹部にめり込んだ腕を抜こうとする。
だが、腕が抜けない!
「グフフ、終わりだァ・・・」
上を見上げる。にやけ顔のボストロール。振り上げられた棍棒が、容赦なくモョモトに打ち付けられた。
ズガガガガガガッ!!つうこんのいちげき!!!
床に大きなクレーターができ、亀裂が部屋一面に広がる。モョモトはそのまま地面に埋もれた。
モョモトはピクリとも動かない。旅の開始から初めて、彼のステータスが赤く染まった。

「ふゥ・・・」ボストロールは一息つくと、サブリナたちの隠れる柱を見やった。
「おい、貴様ら!」
「ひぃぃぃぃっ!」二人はパニック状態となる。
「君、おとりになりたまえ!その間に僕が逃げる!」
「お前それでも男かああああ!!玉砕してきなさいよ。骨は犬のエサにするから!!」
「冗談じゃない!僕は不良中学生にからまれて、泣きながら財布を出した男だぞ!!」
「何くっちゃべっとる!出てこんかァーーー!!」
ズガァァァッ!!!
ボストロールの棍棒が柱を粉砕!
「ギャアアアッ!!」慌てて飛び出す二人。

823 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/07(月) 16:51:52 ID:M26u/mbE
バラバラと柱の破片が舞い散る中、ボストロールは余裕の表情で告げた。
「安心せい。貴様らなど殺す価値もない。その代わり、髪の毛をわしによこせ!」
「なッ・・・髪は女の命よ!そんなこと・・・」
だが、彼女の横でソクラテスは、泣きながらバリカンを自分の頭にあてがおうとしていた!
「お前にはプライドがないのかあああああッ!!」ソクラテスを蹴り飛ばす!
「グフフフ、ならば死ぬか?」
「それも嫌ね」彼女は一呼吸して続けた「あたしには秘策がある!」
戦況を見守っていたミニデーモンが、上空からボストロールに告げる。
「王様、気を付けて。こいつ、微弱だけど魔力を感じるよ!」
「ふん、メラか?ヒャドか?そんなもの、わしには利かんぞ」
サブリナはボストロールをびしっと指して叫んだ。
「イメージしなさいッ!」
「ハァ?何をじゃ?」
「ひつじが1匹!ひつじが2匹!ひつじが3匹!ひつじが・・・」
「なんて原始的なラリホー!!!」思わずミニデーモンが叫んだ。
だけど7匹目くらいでボストロールは眠った。
「王様ァァァ!あんたアホか!アホなんですねッ!!」
王様の頭を槍で突っつき起こそうとする。しかしなかなか起きない。
その間に二人はモョモトを掘り起こし、逃走してしまっていた。

824 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/07(月) 16:52:45 ID:M26u/mbE
城を離れ、町の外れまで逃走する。
ソクラテスの筋力ではモョモトをかつげなかったのでサブリナがかついだ。
「ハァ、ハァ・・・重いッ!」ドサッ!
地面にモョモトを放り投げる。そして二人は叫んだ。
「モョモト!」
「もっさん!!」
「ZZZZ・・・」モョモトは爆睡していた。
「・・・ねぇ、これ、どういうこと?」
それを聞き、ソクラテスが両手をポンと叩き、言った。
「そういえば、イシスを出てから僕たち、眠ってませんでした」
「馬鹿野郎ォォォォーーー!!」サブリナの豪快な回し蹴りがソクラテスの延髄にヒットした。

以上です。スマソ、今回文量が多め。

>クンブタさん
まだ序章かよっwこれから本編ですか?がんばって!

>ニットさん
ついに3人の旅立ちですね。ぬわーにワロタw

825 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 19:49:53 ID:auU6WEGX
いちげん専用チラシの裏でいい希ガス

826 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 21:42:58 ID:+71tHjmA
みんな面白い!
続き楽しみにしてます!

827 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 23:18:14 ID:MKLH9LT/
>>788-789の続き
http://www.geocities.jp/game_trivia/dq3/

828 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 23:36:09 ID:qU+i8jUv
とりあえず遊び人3人連れて一夜はすごすだろ?

829 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/07(月) 23:53:15 ID:wfPDGb8a
ニット氏
未だに、ローレシアは名無しなんだwww

いちげん氏
原始的なラリホーに吹いたwww

>>825
つNGName


830 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 02:48:11 ID:4gzb67l1
>816の続き

アイ「ここは…」
?「風の塔だよ」
アイ「私は…はっ!」

アイの両手はロープできつく縛られていた
(そうだ。私はお城で後ろから男に殴られて気を失って…)
状況を整理して改めて見上げる
目の前にいるのはいやに背の高い女
ムーンブルクで襲ってきた男とは明らかに別人だ

アイ「(ということは敵は最低でも二人ね…)」
?「気分はどうだい?王女サマ」
アイ「(…カンに触るわねこいつ)」
?「アンタを王子達がきっと助けに来る…」
アイ「(あ、そういえば名無し君ひっぱたいたんだった)」
?「そのときが狙い目…一網打尽ね」
アイ「(怒ってないかなぁ…でも私悪くないし)」
?「あはっ考えただけでゾクゾクするね」
アイ「(…今日の晩御飯なんだろう)」
?「おや、とうとう王子サマ達が来たようだね」
アイ「(私肉系統は駄目なのよね…)」





831 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 02:50:14 ID:4gzb67l1



俺「チッ俺のせいだな」
スケ「まぁまぁ気に病むことはないですよ」
俺「しかし…リーザがいないのは痛いな」
スケ「…えぇ、手紙には僕達以外は連れてこないようにとありましたからね」
俺「今から罠にかかりに行ってるようなモンだ…覚悟しねぇと」
スケ「ですね。僕も気合い入れていきますよ」

気合い入れていけるなら普段からそうしてほしいなぁ
そう思ったがあえて口にはしなかった
きっとスケさんの弱さは天然だろうし自覚もしてないだろうし

スケ「…それにしても誰がアイさんをさらったのでしょうか」
俺「…」
スケ「心あたりが?」
俺「…いや」

ガコッ

スケ「なっ!?」

塔の中腹を越えたあたりだ
スケさんが落とし穴に落ちてしまった
しまった……!
罠にかかりに行くのを承知の上だったはず
なのになぜ注意を払わなかったのか
俺は自分の不注意を悔やんだ



832 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 02:55:08 ID:4gzb67l1
しかし…

敵は想像以上に頭の切れるヤツのようだ
戦力を分断させて一人一人叩く作戦…理にかなっている
スケさんと合流しようか悩んだが先に進むことにした
薬草は沢山あるし『罠』の可能性が怖かった

俺「アイ!無事か!」
アイ「あ、名無し君!」
俺「誰にやられた?」
アイ「今日の晩御飯何!?」
俺「…は?」

?「久しぶりだね」
俺「!」
?「怨み…晴らしに来たよ」
俺「やっぱり貴様か…マギサ!」
マギサ「おや?判ってたのかい?」
俺「途中からな。貴様が幻覚呪文の使い手だと思い出したよ」
マギサ「判ってるじゃないか。そう、あの時アタシは身代わりを作った」
俺「へっ俺も抜かったな」
マギサ「アタシを素人呼ばわりしたツケ…払ってもらうよ」
俺「黙れ。どうせ今回の作戦も貴様のものじゃなかろう」
マギサ「…なんだと」
俺「この綿密さ、考えた奴はただものじゃあないな」
マギサ「はっ」
俺「でも貴様はただものだよ」
マギサ「やっぱアンタは気にさわるね…殺すよ?」
俺「断る」

833 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 03:03:52 ID:4gzb67l1
スケ「…貴方は」
「お初にお目をかかる。我が名はゴザ」
スケ「ゴザ…?」
ゴザ「以後、お見知りおきを…」
スケ「(名前がダサい…)」
ゴザ「会えて嬉しいんですが、貴方を殺さなければなりません」
スケ「いや、僕もそういうわけにはいきませんね」
ゴザ「利害関係が一致しないですね」
スケ「気はあいそうなんですけど」
ゴザ「まったくですね」
スケ「戦うしかないですか?」
ゴザ「ないでしょうね…」
スケ「では…」



一方その頃ムーンペタ…

リーザ「スケさん大丈夫ですかねぇ〜」
オズ「いや、大丈夫じゃないだろ」
リーザ「やっぱり死んじゃってますかねぇ」
オズ「いの一番にだろうな」
リーザ「あの人旅なんかしてていいんですかねぇ〜」
オズ「いやぁ駄目だろ」

果てしなく平和だった

834 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 03:07:35 ID:4gzb67l1
あぁ素晴らしきかなシリアスストーリー
むしろ面白い話のかきかたが判りません!

835 :ニット ◇KPjBfQTjwI:2005/11/08(火) 10:14:03 ID:tsctDXVr
それにしても…
いつの間にか城内の奥まで来たみたいだが
あらためて酷い惨状だ
ムーンブルク兵の無念が亡霊となっている
中には死にきれずに腐った死体となった者もいるようだ
アイ王女も無事ではないのだろうか…

836 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 10:19:54 ID:+GkviJDq
何がしたい?騙りか?

837 :クンブタ36 ◆DQ1kNbTA36 :2005/11/08(火) 12:39:03 ID:dE+qsicw
>>834
ご冗談を ニット氏は 面白いではないか!

838 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 13:35:18 ID:rJmdKQby
ニット氏続きが気になって死にそうだぉwwww

839 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 14:24:30 ID:rMe5kGdK
ニットおもしろいと思うよ。読みやすいしね。

840 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 17:51:54 ID:dMQVImNd
死にきれず腐った死体wここは狙ったのか?

841 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/08(火) 19:00:03 ID:4gzb67l1
あ゛… しまった
にっとは ひょうげんを あやまってしまった!

死ぬに死にきれず、的なニュアンスで受け取ってくださいな
キチンと文書確認してないツケが回ってきたな…

あとFC版2を久しぶりにやってみた
名前は『ななし』
気になったのでサマルトリアに行ってみたら
サマルトリア王子の名前もすけさんだった!運命を感じたw
…まぁムーンブルクは未確認だけど

842 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 23:56:20 ID:J+yutOuK
>>795いちげん氏
乙!
バーサク状態、イイネ!
バレバレのボストロールを想像して笑っちゃったよ。

>>802クンブタ氏
乙!
続きが出来たんですね!
これからも頑張れ!

>>805ニット氏
乙!
ネジが抜けてそうなのがイイネ!

>>816ニット氏
乙!
アイリン、ワロスwww

>>821いちげん氏
乙!
ボストロール、強いなぁ。

>>830ニット氏
乙!
アイは人の話を聞かない子なんだねwww

843 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/09(水) 15:06:48 ID:PVUNAOiU
>>824の続き

そのまま宿屋へ行く。
男女別々に部屋を取り、とりあえず今夜はここに宿泊することにした。
モョモトをベッドに寝かすと、ほどなく赤く染まり始める空。
そして廊下の窓際に立ち、ずっと外を眺めるソクラテス。
「ねえ、あんたは寝ないの?」サブリナが問う。
「ええ、僕はこのまま朝がくるのを待っています」ソクラテスは薄い笑みをたたえて答えた。
「ふーん、別にあんたがそうしたいんなら止めないけど・・・」
サブリナは自分の部屋に入る。彼女はドアから顔を半分のぞかせて言った。
「あたしの部屋に入ってきたら・・・殺す」
「ははは、僕はそんなことしませんよ」
「そう、ならいいけど・・・」ガチャリ、しっかり施錠。
だがその夜、猫に変化したサブリナは何だかすんごいうなされた。

ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃ♪

朝になり、ドアを開けたサブリナが見たものは、
異臭を放つ大量のティッシュと、そこに干からびて倒れるソクラテスだった。
なんかうめいてる「サ…サブリナタン…ハァハァ……」
「きもッ!!」とりあえず蹴飛ばした。

844 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/09(水) 15:07:40 ID:PVUNAOiU
モョモトの部屋に行く。
しかし、そこにモョモトの姿はすでになかった。
宿屋の親父によると、すでに城に向かったらしい。
二人は急いでモョモトの後を追う。
衛兵のいなくなった城門を通り抜け、そのまま王座の間へと向かった。
扉を開き、そこに入った彼らが見たものは、
鉄の斧を片手にたたずむモョモトと、床に倒れて気絶するボストロールの姿だった。
「モョモト・・・これ、あんたがやったの?」
ゆっくりと振り返るモョモト。よく見ると彼の姿はボロボロであった。
パチパチパチ・・・上空から拍手が起こる。ミニデーモンだ。
「いやー、いい戦いだったね」
それを聞いたモョモトがにらむ「貴様、俺を見下ろすな」
「フフッ」馬鹿にしたような笑い。
その瞬間、モョモトはジャンプし、さらに壁を蹴ってミニデーモンに迫った。
そのまま斧を繰り出すが、ミニデーモンは姿を消してそれを回避!
「ぬッ!?」
「ここだよ」背後に出現するミニデーモン。
「メラミッ!」放たれた巨大な火の玉が彼の背中に直撃した!
ドゴオオオオォォォッ!!!
勢いのまま壁に激突し、瓦礫に埋もれるモョモト。
「あはははは、ボストロールを倒したくらいで調子に乗らないでほしいな。
 僕がその気になれば、一瞬で君たちを殺すことだってできるんだよ」
サブリナとソクラテスが絶句する中、ミニデーモンは大きく叫んだ。
「メガンテ!!」
「うわァァーーーー!!」
思わず頭を抱えてうずくまる二人。
しかし、なにもおきなかった!
「あははは、冗談だよ。じょうだん!そんなつまらない殺しかたはしないさ。
 君たちにはね、とっておきの遊び場を用意してあるんだ。早くネクロゴンドへおいで!」
そう言うと、ミニデーモンはゆっくりとその姿を消し、どこかへ去っていった。

845 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/09(水) 15:09:05 ID:PVUNAOiU
とにもかくにも、偽の王様は倒したわけである。
サマンオサの住民は歓喜につつまれた。
地下の牢屋から捕まっていた者たちが解放され、
さらに秘密の地下牢からは本物の王様が発見されたらしい。
その日、モョモトたちは王座の間へと呼び出された。
「では王様を呼んでまいる。しばし待たれよ」
大臣が奥の部屋へと立ち去る。
ほどなくして立ち去った先から声が聞こえてきた。
「王様、さあ!彼らにねぎらいの言葉を!」
「ええ〜〜、いいよ、わし。お前かわりにやっといてよ」
「サマンオサを救った英雄たちですぞ!どうか王様が直々に!」
「あ、わし、何かお腹痛くなってきた・・・」
「王様ッ!」
大臣に引きずられながら出てきたのは、
金髪のカツラ(王冠つき)をかぶったドルイドだった!
「・・・・・・」
王様はビクビクしながら、モョモトたちと目を合わさないように王座へと向かう。
「さあ、王様!彼らにお言葉を!」
王座にすわった王様は、おどおどしながら言った。
「あ、あの・・・、君たち・・・ごめんなさい」
「王様!何故あやまるのですか!?」
「い、いや・・・だから、褒美をあげるから、あんまり深く詮索しないでね」
もう、何か面倒くさくなってきたので、モョモトたちは褒美をもらってサマンオサを立ち去った。

以上です。

846 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/09(水) 16:28:35 ID:okj76cZd
ソクラテスはそんなやつだったのかwww

847 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/09(水) 19:45:47 ID:nK7otx3Q
乙!!最近趣味がこのスレを読むことになってるよ。

848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/11/10(木) 00:40:41 ID:ll1sYb+n
VIPから来ますたwwwこのスレ最高www

849 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 01:52:09 ID:7Mvoor6p
ニットマダー?

850 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 07:22:13 ID:nPqewMtn
みんな最高!!!!
特にニットがいい!!

851 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 08:29:47 ID:U0jncSua
テンション高いの好きなんでいちげん楽しみw

852 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/10(木) 16:06:03 ID:OT8Pf8iH
マギサ「今回は油断しないよ」

マヌーサ…やはりこの呪文か

俺「馬鹿の一つ覚えが…」
マギサ「あはっこの広〜い部屋でよくそんな台詞が吐けるね」
俺「どうせ仲間の入れ知恵だろう?威張るな」
マギサ「ホンット腹が立つね、ギラ!」
俺「つぅっ…」
マギサ「ホラ…アタシを殺してみなよ…ギラ!」
俺「ぐぁっ…!」
マギサ「あっははははっ!ふがいないねぇ」
俺「…黙れ」

強がってはいるものの…危険だ
確かにこの広い部屋は逃げ道もない
俺との対戦を想定したうえで最高の形だろう
そしてあっさりマヌーサにかかる俺も俺だ

マギサ「ギラ!」
俺「あああぁぁっ!!」
マギサ「あはっあははははっ!いいねぇその声」
俺「ハァッハァッ…」
マギサ「もっと聞かせとくれよ…」
俺「がはぁっ!」

…やべぇな。マジで体と頭の意識がズレてきやがった
恐らく俺のHPは10もないだろう
あと一発食らえば…死ぬ

853 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/10(木) 16:07:42 ID:OT8Pf8iH


マギサ「為す術もない…かい?」
俺「ゴホッ」
マギサ「もっと楽しめると思ったのに…残念だよ」
俺「…」
マギサ「玩具は壊れたら捨てなきゃね…」
「バギ!」
マギサ「キャア!」

真空の刃がマギサに襲いかかる!
さっきまでロープで繋がれてたはずのアイが呪文を唱えたのだ

マギサ「あ、アンタ…いつの間に!」
アイ「気付かれないようにバギを使うのは苦労したわよ」
マギサ「バギで…!ロープを破ったというの?」
アイ「ま、ね。まだまだ為す術(呪文)ならあるわよ、ベホイミ!」

俺の体中の火傷が癒されていく…※HP8/63→48/63

俺「…わり、助かった」
マギサ「チイッ」
アイ「それじゃあそろそろ…反撃開始?」
俺「…だな」

854 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/10(木) 16:08:37 ID:OT8Pf8iH


マギサ「…」

∇マギサはにげだした!

俺「あっ待て!」
マギサ(『いいか…もしも二対一になりそうになったらすぐ逃げなさい』)
アイ「待ちなさ〜い!」
マギサ(『そしてすぐに僕のところに来てください』)



マギサ『何でよ!アタシは負けない!油断もしない!』
ゴザ『黙りなさいマギサ、貴方に口出しする権利はありません』
マギサ『でも…!』
ゴザ『それとも今、死にたいのですか?』
マギサ『…!…わかったよ』
ゴザ『いい子ですね。それでは風の塔で待っていて下さい』
マギサ『あぁ…兄さん』
ゴザ『それでこそ僕の妹です』

855 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/10(木) 16:10:26 ID:OT8Pf8iH
待たせたな!いやごめん冗談
>830の続きですた

あとFC版ドラクエの続き
ムーンブルクの王女の名前もアイリンだったw

856 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 16:29:39 ID:6CBnjXLl
【ドラクエ5】 1992年9月27日発売(日曜日)

ようやく予約できたデパートに、バスで1時間かけて買いに行き
開店と同時に店内へダッシュ、玩具売場へ
帰りのバスの中で待ちきれずに封を開け、説明書を読みふけっていたことを
昨日のことのように覚えている

857 :ニット ◇KPjBfQTjwI:2005/11/10(木) 16:30:16 ID:6CBnjXLl
ドラクエ1 竜王
ドラクエ2 シドー
ドラクエ3 ゾーマ(ベホマをかけると100以上のダメージを与えられる)
ドラクエ4 デスピサロ
ドラクエ5 ミルドラース
ドラクエ6 デスタムーア
ドラクエ7 オルゴデミーラ
ドラクエ8 ラブソーン
ドラクエ9 ポックンブリード

858 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 16:40:56 ID:ywiduKdN
女遊び人3人連れてセックスして堕落してる毎日を送るな

859 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 17:05:20 ID:bJYr/URJ
>>857
この人はSS書いてる本物さんとは無関係だよね?
スルーしていいかしらん>ニット氏

860 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/10(木) 17:09:34 ID:OT8Pf8iH
いいよん>859
つーか何だその女言葉はww

861 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 17:40:33 ID:bJYr/URJ
わかった!!わよww

862 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 21:00:07 ID:1OMuFMMW
アイ王女のベホイミ回復力がテラヒクスwwww

863 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 00:41:25 ID:RK2Eioj7
http://www.geocities.jp/wkyph558/

864 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 01:11:25 ID:XZr4l2Dv
なんかvipが来てるな・・・

865 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 04:40:26 ID:Byt4mpVd
>>862ワロタ

866 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/11(金) 17:00:14 ID:+jN1qBJ5
スケはしんだんだな…

867 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 08:04:29 ID:Ou+qSu6u
ふぁいぶの続きマダー?

868 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 08:34:51 ID:YErEkONM
グフなんとかなんで書いてんの?
糞つまらんよ
いちげんとニットは神やけど
お前よりおもしろかったふぁなんとかもロムに戻ってんだからお前も半年ロムってろよ

869 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 09:43:49 ID:3QdJZCPP
グフなんてコテのつく奴イネーよ馬鹿

870 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 09:46:43 ID:U87NQBbY
ザクグフゲルググ(((((゚д゚;)))))

871 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 10:36:53 ID:7hrBw8z6
なんかスレ名と掛け離れてきた感あるよな。
オレがドラクエの主人公だったら なのに
今じゃ、ドラクエの小説を書くスレ になっちまってる。

872 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 11:33:50 ID:QpJuZwyn
同意。

873 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 12:30:04 ID:U87NQBbY
そんなゆうなや
一時期の乱発から一息ついて
今は実質ニットといちげんしか動いてないしスレが止まるよりはいい
ニットはちゃんと一人称だしな
いちげんは俺ではないものの初代の空気を感じる(最近は薄いけど)

874 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:05:10 ID:6g0UbfYe
マギサ「兄さん!」
俺「しまった!新手か!」
ゴザ「…マギサかい?」
俺「お前…!スケさん…」
ゴザ「正直…弱かったですね」

たどり着いたそこに見たのは信じられない光景だった
兄さんと呼ばれた男の前でスケさんが横たわっている
とてもさっきまで元気だったとは思えない。ピクリともしない
動くことを忘れたそれは、人形のようにダラリと肢体を投げ出している

ゴザ「ロトの子孫とは…こんなものですか?」
アイ「スケさん…」
俺「すまないスケさん…俺のミスだ」

どれだけ口を開いても出てくるのは悔恨の言葉だけだった
スケさんの顔についた血や泥を払い、専用の棺桶に入れた
使い倒してるからさぞかし心地もいいだろう

ゴザ「気はあいそうだったんですけどね…」
俺「貴様、馬鹿にしてるのか?」
ゴザ「とんでもない。ただ本当にそう思っただけです」
俺「じゃあ、何故殺した」
ゴザ「理想と現実は違います。彼は敵です」
俺「…そうか」

俺は静かに剣を構える
余計なことはなにも考えず、なにも見ず

875 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:06:30 ID:6g0UbfYe
俺がコイツを倒せばいいんだ。そうすればスケさんも助かる
マギサの兄らしき男は何やらブツブツ呟いている
このチャンスを逃さない手はない
先手必勝とばかりに剣を片手に飛込んだ

俺「念仏なんか唱えてんじゃねぇぞ!」
マギサ「あはっ分かってないね!兄さんはアタシ以上の呪文の使い手!」
ゴザ「地獄の業火よ…雷(いかづち)となり全てを焼き尽せ」
アイ「まさか!ベキラマ!?」
俺「え?」

一瞬

炎に包まれる俺自身をみた
同じようにして炎に巻き込まれるアイの姿も目の端に写った
途切れ途切れになる回路…僅かに、考えた
ごめんな。俺、コイツに勝てねぇわ
仇とか全然討てる気がしねぇ…むしろ誰か討ってくれよ
誰か…よ…

ゴザ「あれ?もう終りですか?」
マギサ「…兄さんやっぱり凄いよ」

876 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:07:34 ID:6g0UbfYe
ゴザ「…それにしてもマギサ、貴方はまだ『詰め』が甘いようですね」
マギサ「…あれはあの女が…!」
ゴザ「黙りなさいマギサ、戦闘とは常にあらゆる可能性を考えるものです」
マギサ「?」
ゴザ「それが完全に判らないうちにはハーゴン様の直属部隊にはなれません」
マギサ「…」
ゴザ「また軍事書物をはじめから読み直しです」
マギサ「えぇ!?本当にかい!?」
ゴザ「そりゃそうですよ。ルーラ」

マギサ「うへー。またあの本をかぁ…」
ゴザ「マギサ?貴方はもうひとつミスをしています」
マギサ「え?」
ゴザ「彼らの内の蒼い男はまだ生きています」
マギサ「え!何で止め刺さないのさ!」
ゴザ「貴方に気付いてほしかったんですよ…あらゆる可能性があると言ったでしょう?」
マギサ「う…」
ゴザ「それに…スケ…彼は僕に似ている」
マギサ「は?」
ゴザ「もう一度なら…とも思いましたしね」

ゴザ「ロトの子孫とやらよ…また逢いましょう」

877 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:09:41 ID:6g0UbfYe



…俺はまだ生きていた
何故生きているか判らない…が、とにかく脱出しなければ
塔内で回収した風のマント…これがあれば高い所から飛び下りても平気だと聞く
キメラの翼も持っている…助かるんだ

ポタ

突然眼から、涙がでてきた
泣きたいなんて思ってもいないのに勝手に流れてくる
そうか、悔しいんだ
俺の『力』で守ることが出来なかったことが悔しいんだ
嗚咽が止まらない。止まらないんだ
止めたいと思う気持ちとは裏腹に涙はとめどなく溢れ続けていた

878 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:12:30 ID:6g0UbfYe
STOP!

このまま行けばもうすぐ次スレがたつわけだけど
その時の題をいじるってことになりそうだすよね…
あとその時のために登場人物紹介を作ろうかと思ってる俺ガイル

879 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/12(土) 14:13:42 ID:6g0UbfYe
またミスった…携帯って不便
>852からの続き

880 :ふぁいぶ ◆jTw89wOGIk :2005/11/12(土) 16:29:07 ID:Tb1azFwy
見守ってるよー。がんばれー。

881 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 16:29:31 ID:QpJuZwyn
>>878
ご冗談を…あなたはニット氏ではありませんか

882 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/12(土) 16:54:38 ID:MJwEVPEX
>>880
今書き溜めてるかい?

883 :ふぁいぶ ◆jTw89wOGIk :2005/11/12(土) 22:06:01 ID:Tb1azFwy
>>882
ロムに撤してますです・・

884 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/13(日) 01:15:41 ID:wF2iNRnu
※このドラゴンクエスト2はFC版仕様です
ホイミやベホイミの効果は従来のものより低いです
しかしシリアス戦闘シーンとなると効果が著しく変わることもあります

【名無し(ローレシアの王子)】
会話時の表記は俺、すべては彼目線だから
勇者の子孫でありながら呪法の才には恵まれなかったようでその代わりに人間離れした頑強さを持つ
ムーンブルク落城の知らせを聞いた親父により半ば強制的に旅に出されたのが始まり
その中で数々の人物に出会い彼は成長していく
しかし思考回路は常識人そのものなので個性の強すぎる仲間達に挟まれ苦労しているようだ

【リーザ(リリザの町人)】
毎日スライムを踏むことにより常人とは思えない強さを手にした一般人代表
リリザの町で平和に過ごしていたのだが名無しに護衛を頼まれ、それ以降成り行きでついていく
そのことを当の本人は忘れてはいるが何か幸せそうなのでそれはそれで構わないのだろう
他人に回復呪文をかけるという発想がないらしく何度か名無しを瀕死にまで叩き落としている
しかしその都度何もなかったかのような顔で心配するあたり
ツンデレの気があるのは確かか

885 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/13(日) 01:16:20 ID:wF2iNRnu
【スケ(サマルトリアの王子)】
いつどんな時でも敬語を忘れない好青年
その笑顔の裏には信じられない冷徹さを隠している
またドSというのもあるのだがそれの斜め上をいく虚弱さが災いし目立たない
決して彼が一般人より弱いわけではない
要はリーザ>>>>>名無し>>>>スケ>一般人
というだけである

【オズ(おおねずみの息子)】
世には勇者の父親という凄いのか凄くないのか判らない肩書きがあったが
彼の場合は間違いなく辱めだろう
本人は何ら気にしていないどころか誇りにさえ思っていそうだが
その純真さ故に父親を殺した名無し達に復讐にきてしまった
結果はリーザに倒され、しかも偉そうに説教された後どういうわけか改心して旅に同行
その後は名無しに次ぐ常識人振りで彼がいるといないとでは話の進行速度が違う

【アイ(ムーンブルクの王女)】
つい最近まで犬だった天然少女
ムーンブルク王には溺愛されていたようでアイりんと呼ばれていた
極上のマイペースな性格は過去にも相当の人達を困らせたことだろう
外見はFC版とSFC版の中間ぐらいの年頃の美少女
ロリ好きにもお姉さん好きにも対応できる物件でございます

886 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/13(日) 01:24:07 ID:wF2iNRnu
登場人物紹介前編
次回は敵の紹介

っつーか敵はそんなにいないことに気付く俺ニット

887 :ニット ◇KPjBfQTjwI:2005/11/13(日) 12:56:15 ID:dGWQM/J6
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね
元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね元木氏ね





888 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/13(日) 14:02:47 ID:91XNZ3QC
>>845の続き

ネクロゴンドの洞窟。
凶悪なモンスターがはびこる、その深く険しいその洞窟は、
人間にとって地上最悪の場所であり、同時に魔王軍にとって最強の城塞であった。
その最下層・・・
漆黒の闇がわずかに揺れる。
「・・・ミニモンか?」ライオンヘッドがつぶやく。
やがて闇から、にじみ出るようにしてミニデーモンが姿を現した。
「しばらく姿を見せぬと思っていたが、どこへ行っていた?」
「ふふふ、ちょっとサマンオサにね。面白いものを見てきたよ」
「ナニナニ?おしエテヨ!」物陰から物陰へ素早く疾走する影。はぐれメタルだ。
「ハゲ丸(ボストロール)が勇者にやられたよ」
「何、四天王の中でも屈強な力を持つハゲ丸が!?」
「勇者はもうすぐここにやって来るだろうね。
 僕が誘っておいた。ふふ、歓迎の準備をしなくちゃ」
二人の間をはぐれメタルが横切る。そして物陰に隠れながら言った。
「デモ、あいつラ船取ってナイよ」
「・・・え?」ミニモンの顔色が青くなった。
「確かくろこしょうも取ってナイ」
「・・・マジで?めちゃめちゃ序盤じゃん!
 あいつら来るのまだずっと先じゃん!!」
ミニモンは、サマンオサで言った自分のクサイ発言を後悔した!

889 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/13(日) 14:03:53 ID:91XNZ3QC
その頃、モョモトたちは旅の扉を前にしていた。
「右か、左か、どっちだ?」モョモトが言う。
「右だよ、右!そっちに行けばロマリアに戻るから!」サブリナが叫んだ。
「ならば左だ!」
「何故に!?」
「裏をかく!」
「誰の!いったい誰の裏をかくの!?」
そんなこんなで一行はオリビアの岬についた。
旅の扉を出るとそこは宿屋だった。あいのおもいでまんじゅうを3つ買って外に出た。
外は大嵐だった。びゅうびゅうと風が吹き荒れ、海は複雑な海流がうねっている。
さすがは自殺の名所だ。ソクラテスが何かに引き寄せられて海にダイブ!
だけど放置。こんな場所に用はないので先に進んだ。
しかしサマンオサでボストロールを倒したことが噂になっているらしい。
モンスターは彼らを恐れて全く出現しなくなっていた。
「つまらん!平和だ!!」
「そうね・・・」
そんな彼らを木陰からのぞく影があった。
「兄貴、やばいっすよ!逃げましょうよ!!」ハンターフライが言う。
「ばっけろう!貴重な出現のチャンスをみすみす逃す気か!?」とデスジャッカル。
「でも、あいつらボストロール倒したんすよ!俺らじゃ相手になりませんよ!」
「だがここで出現しないと、俺たちこの先ずっと出番がないような気がする!!」
(※デスジャッカルとハンターフライはVにしか出現しません)
「おのれ、ほりいゆうじ!!!」
「行くぞ!うおおおおおおお!!!」
デスジャッカルとハンターフライは二人に向け突進する!!
だがその時、モョモトは喉が渇いたので聖水を飲んだ!
二匹の姿は一瞬にして消滅した!!

890 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/13(日) 14:05:01 ID:91XNZ3QC
バハラタという町に着いた。
入った瞬間「バクシーシ!」と叫びながらたくさんの人々が彼らに寄ってくる。
群がられた時点でモョモトは無双乱舞を発動!50人くらい倒したら誰も近付かなくなった!
やがて川のほとりに出る。たくさんの人が水浴をしていた。
「聖なる川の流れで身を清めてんだよ!」
「このためにはるばる旅をして来たんだよ!!」
なぜかみんな半ギレだった。
ふと目をやると、上流からソクラテスっぽいのが流れてきたが、見なかったことにした。
立ち去ろうとすると老人が彼らに駆け寄る。
「おい、おまえら!」
「なんだ!」
「孫娘のタニアがさらわれた!助けろ!!」
「わかった!」
しかしその瞬間、凄まじい勢いで青年が割り込んだ!
「まて!俺はグプタだ!俺が行く!!」走り出すグプタ。
さらに別の青年たちが次々に割り込んできた。
「俺はグプタBだ。俺も行く!」
「拙者、グプタCでござる。拙者も・・・」
「僕はグプタDなんだけど、僕も行っていいかな?」
「おいらグプタEだけど、おいらは行きたくないぞ!」
「ぷるぷる。ぼくはいいグプタFだよ・・・
グプタJが立ち去ったあたりで、サブリナが老人に聞いてみた。
「ねえ、グプタって何?」
「知らね」
殴り飛ばした。

悪党のアジトが北東にあるらしいので、そっちに向かった。
途中にたくさんのグプタが倒れていた。
どうやら互いに殺し合ったらしい。
アジトに到着。入り口に「(有)カンダタ企画」という看板があった。
何かものすごく嫌な予感がした。

891 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/13(日) 14:05:25 ID:91XNZ3QC
投下終了。

>>871
すまん。スレの趣旨に反してるようなら千一夜にでも移籍するよ。

>>873
それを言われてものすごく衝撃を受けた。
俺、なんか地の文が出てきてるなぁ・・・

892 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 15:25:55 ID:5f0ikw56
いちげん氏
ダメと言うか三人称視点で描いちゃってるのが個人的にマイナスだなと思ってる。
ニット氏のように自分目線で書いてみてはどうかな?
一人称の方が視聴者としても感情移入しやすいしね

「彼等」ではなく「俺等」
「モョモトは思った」ではなく「俺は思った」とするだけでも大分違うと思うぞ

893 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 16:31:51 ID:WchMO4oI
私も書いてみたいなー。♀視点になるけど。

894 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 20:47:05 ID:dOCg5KOI
>>893 禿しくキボンヌ
頑張ってください

895 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/11/13(日) 21:03:39 ID:PZdaGDRT
>>892
うああ、そこで根本的に間違ってたですか。
でも一人称はちょっと俺には無理ぽ・・・
正直モョモトの心情は俺にも理解できん・・・

ところで、寒くなってきたねぇ。
うちには冷暖房設備がないのでこれからつらいなぁ。
アイロンの電源入れて立ててみたらちょっと暖かい。

896 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 21:24:09 ID:C+OTdSPb
>>895
ガスコンロがあるじゃないか。


火事と火傷に気をつけねばならんが。

897 :ニット ◆KPjBfQTjwI :2005/11/13(日) 22:57:50 ID:wF2iNRnu
>893
おぉ、初の女性書き手登場…か?
ムーンブルク3もしくは4の女勇者ビアンカフローラetc…
女キャラでもかなり面白くなりそうな面子がいるなぁ

しかし俺は一部の人に嫌われてるなぁ、とちょっこすオモタ

898 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 23:23:13 ID:ZWwoI6IM
>>897
誰に嫌われているかkwskと書こうと思ったが…
なんとなくわかったw
スルースルー

899 :使いますよイオナズン:2005/11/14(月) 02:04:15 ID:IRLEpkl3O
メダル集められん

900 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/14(月) 02:49:46 ID:VwzXC9HwO
いちげんは今のままで充分おもしろいよ

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