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俺がドラクエ3の主人公だったら3
771 :
クンブタ36
◆DQ1kNbTA36
:2005/11/05(土) 15:54:08 ID:LdX2dX6m
誰も居ない、投下するなら今の内( ´・ω・)
>>660
があまりに酷いので、書き直してみる
>>630
の続き
序章3 王の建前
モルメドの放った言葉は、この場にいる人々を驚かすには十分過ぎるものがあった。
特に連れて来られた男が一番驚いていた。
ラルス王は必死に気持ちを落ち着かせようとしながら、質問を発した。
「しっ、しかしじゃのうモルメド。お主は潜在能力しか測れないはずじゃないか?
なぜ、こやつがロトの子孫だと思ったのじゃ?」
王の質問にも、モルメドは顔色一つ変えないで答えた。
「王よ、その昔わしは勇者ロトをこの目で見ました。
その時にロトが発していたオーラとこの男のオーラは酷く似ています。」
この言葉で大半は納得したようだが、王は未だ食い下がってきた。
「うっ・・・うむ……しかし………。」
モルメドは少し溜息をした後、王に提案をした。
「ならば、王よ。この者をロトの洞窟へ向わせましょう。
わしの考えが正しければ、この者なら××××を持って帰れるでしょう。」
そこまで自信たっぷりに言われると、王としても頷かぬわけにはいかない。
王は頷くと、「ただし…」と、言葉を続けた。
「この男がロトの子孫でなければ、お主を牢獄に幽閉する。かまわぬな!?」
王はこう言ったが、最初から幽閉してもしばらくすると出すつもりだった。
ただ立場的な問題で、一応脅しもかけなければならないのだ。
モルメドは、笑いながら頷いた。
王はモルメドの目を見ていると、心を見透かされそうなので、慌てて乞食の男を見やり話し掛けた。
「そちは今の話を聞いておったな。とりあえずそちの名前を聞いておこう。
なんという名前じゃ?」
乞食の男は、口をパクパクとさせ必死に言葉を紡ごうとするが、
空腹などによる体力の低下のせいで全く声が出なかった。
王は困った顔をすると、給仕を呼び至急この男のために、風呂と食事を作るように言った。
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