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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら10泊目

558 :>>551のブータまんっ♪:2007/10/05(金) 20:04:16 ID:/gueIhfS0
「ガーデンブルクに漢が!?」驚愕し、そして怯えるアリーナ。
今だけは身の頼りであるはずの牢番は、うつむいていた。
屈強な男性どもに「あの、この人はやめてください」などとボソボソ、請願しているが
男が右足で少し踏み込み、鋼の盾で槍の穂先をカコンカコン叩き始めると、牢番は槍を壁に立て掛けて
隅の方に行ってしまった。黒装束の数人が、サントハイムの王家の紋章を染めた布を持ってくる。
「あの、どうぞおかまいなく・・・(怯)」。不穏な一団が、ただの女ではなく自分の身元を知った上で
何かしているのだと察して、怯えるアリーナ。それから、アリーナは頑張った。

559 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 20:06:39 ID:/gueIhfS0
雑魚モンスターなら絶命するような回数、棘の鞭で素肌を打擲する!
頑丈なカラダは瑕疵ばっかり増えてゆく。苦痛に身をくねらせるアリーナ。
そこを荒塩と臭いブランデーで消毒し、薬草と毒消し草を煎じもせずに食わせる。
逆エビに緊縛して、腕脚が×字に交叉する背中に座る。
腕脚の一部に4人が腕を絡ませて、4方向に進む。
筋骨総動員で体の内側が複雑に重層的に深刻に裂けそうになるのを止める、アリーナの体。
肌は玉の汗。
肉と酒と黒パン・麦飯やオートミールを飲食した荒くれの汚物を食わせる。
毒消し草があるのを良い事に、鞭の痕に汚物を塗る。
アリーナを後ろ手にして立たせ、足の甲を鋼の鎧のクツの部分で踏む。
彼女の動物的な啼き声にビクッとなっているのは、
隅の方でレオタードから見えるケツを向けて立っている牢番のみ。
嘶くアリーナ、5秒ぐらいで声が途切れる。
そして、屈強が「いざ!」と宣言して12ダースのパンチをめり込ませる。
酢を口に注いで起こす。体力がやばくなっても、ただ休ませはしない。
土下座や誓言などの強要で心を完全に挫く。

560 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 20:08:20 ID:/gueIhfS0
シンバルや怒声。地下の方から賑やかそうな音が洩れ聴こえる。
半裸でぐったり休むアリーナを、大きな騒音で地味に追い込む。
体中が虚ろに脱力している。アリーナの体に憩い無し。
泥饅頭を捏ねるライノソルジャーを見て、暗澹状態のアリーナ。
「どうして人間が嫌いなの?」「ヒト型の誰かのメイレイで、女の子をいぢめるの?」
騒音が、アリーナのか細い足掻きを掻き消す。
牢番に、準備運動の手伝いを強請する鬼畜怪物。アリーナ自身を、バーベル代わりにしたケダモノも居た。
赤毛や爪先が、床にだらしなく垂れてアーチ状の体勢になるアリーナ。後ろ手。足首は揃えて、括ってある。
足首が×字型に交叉したりしていないのは、魔物の微かな善意か。
「うわッ 臭ェッ」。腹筋等の出力が弱っていて、昨日と違って髪が魔物の腕の高さに広がる。
「シラミじゃねぇかバカ女〜〜(怒)」。背中のストレッチ効果で、ケツからも玉門からもボソボソとガス洩れする。
次にバーベル体操をした怪物に対しては、無理して上体と、それから自動的に脚を持ち上げた。もうガスも洩れなかった。
そして、笑い者が1匹現れた。「シラミ女・・・・・・そうか、俺をなめているのか」。「ち・・・・が・・・・・う・・・・」。
アリーナが数日の絶対安静に陥っても、責任を取るのは牢番の元ガーデンブルク兵(虜囚)である。

561 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 20:10:24 ID:/gueIhfS0
唐突に一掴みの糞便をバッと食わせる!
三日酔いのゲボを口移し!
上から下へ!
パイン入り酢豚の匂いが残存する濃厚なゲボ!

便所臭の濃い手で少し空洞を作り、鼻と口をふさぐ!
鞭痕が発熱する全身を、よこたえることも赦さない!
後ろ手や高手小手だけじゃなく、鉄砲縛りでまで腕の間に鎖を通してアリーナの頭上のどこかに
鍵で接続する。
しかも、常に空気イス系の姿勢じゃなかったら胴から上が捻じられる位置に固定!
末期的な期間になると、その状態でサンドバック化、完全脱力して徐々に脱臼に向かって痛みが蓄積されていく。
激化する痛みと、アリーナの鼻から注ぐ酢が極限まで昏睡を赦さない。
ボロくて頑丈な麻の服の胸倉を掴むと、振動が加わるし姿勢が更に変になるしでグギャッと短く叫ぶ!!
「足払い50本」。こんな、以前のアリーナなら準備体操にもならない事柄が、○刑宣告に等しい力を持つ。
もちろん足技は50匹のモンスターが1回ずつやりにくるのだ。

562 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 20:12:10 ID:/gueIhfS0
膝に8フィートぐらいのヒノキの棒を挟ませて、女の子正座をさせる。
その両脚に、1人ずつ座る。姫だっこをしておいて、胸の高さから落とす。
後ろ手縛りになっている腕に、屈強な腕を絡ませて早足で歩く。
その勢いで、アリーナを牢の床に投げ出す。
次の朝は、後ろ手のアリーナが肩が痛いと泣くのも無視して、五人掛けに挑ませる。

効力の無いワラ人形を、光の戦士特効の攻撃アイテムだと偽り、アリーナに力の注入を強要。
彼女の心が折れて、クリフト・ブライ・勇者を除く仲間たちの分から一つずつ、魂が裂ける想いで
言われたとおりの注入をする。拘禁初期にはまだ元気なアリーナ。
こういう、アリーナの心を玩ぶのもピサロらは堪能する。
不自由に拘束した手足で、土下座して最下級の女として忠誠をデスピに誓うアリーナ。
むき出しの肌には、無数の外傷が・・・・・・。

563 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 20:14:32 ID:/gueIhfS0
ドラクエファンなら、「O嬢の物語」が気に入ると思うんだ。読んでみようよ、面白いから。
マンガ版も出てるよ。アマゾンで注文したらすぐ届くよ。安いよ。
宿屋SSだけど、病弱女とか腕がカタワの女とかの話もきぼり。
ゲームのマップには無い懲治館で呻吟する現代人女性とかも良いぞ。
罹患した女囚として不潔な獄で過酷な肉体的尋問に耐える現代人女性も良いぞ。
濃厚な氏の濃密な影と萌えキャラクターのコントラストも大歓迎だぞ。
監禁で氏に到る妙なんか、創作物ならではの妙なんだから。往生の物語。
ゼシカも、実家の庭に棺収容の際に化粧落し等に使う綿を作るための綿花畑があったりしたら萌える。
ドラクエで棺といえば担架みたいなもんだし、面白いのではないだろうか。
イベントも何もかもを、綿花畑を展望できるところとか同じ敷地内とか言う範囲で進めるわけだ。
儚げ属性や抗う姿は万能属性だぞ。
牢シーンで活きのいい蚯蚓をバラバラッと撒きつける責め手とかも居たら良いな。

564 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 22:16:29 ID:USAPq/uF0
何を求めてこのスレに来てるか知らんが、ここはそういうスレじゃないと思うんだ

565 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 22:17:42 ID:u2PXk4yD0
NGワード ID:/gueIhfS0
専ブラ入れてない奴はスルーでよろ

566 :Stage.9 hjmn ◆IFDQ/RcGKI :2007/10/05(金) 23:24:05 ID:QuQvl7z70

アルス「ちーっす」
タツミ「ちーっす、じゃないよ、なんで携帯にユリコが出るんだ! 君なにやってんの!?」
アルス「俺のせいじゃねーって! いきなり殺されかけて、こっちだって大変だったんだ」
タツミ「あーもー、勇者はプレイヤーの生活を引っかき回すのが仕事なのかと小一時間(ry」
アルス「それよりほら! まずは読者様が第一だろ! な?」
タツミ「あっと、失礼いたしました。それでは今回のサンクスコールですっ」

アルス「>>486様、勇者になるのけっこう難しいんだよな。
   俺こう見えても、家でも毎日6〜7時間は勉強してたんだぜ」
タツミ「ふぇぇ、実は努力してたんだねぇ」
アルス「実技は得意なんだが、暗記物がなぁ……。
   タツミは見ただけで頭に入るんだろ? ちょっと羨ましいぞ」
タツミ「アルスだってできるんだろ?」
アルス「俺の『おもいだす』って、お前のとはちょっと覚え方が違うんだよ」
タツミ「そうなんだ。どう違うの……って、もう行数ないね」
アルス「だな。その辺はまたいずれ本編で!」(ふぅ、話そらせたか)


タツミ「ところで、今回のは1回貸しだからね。忘れないでよ」
アルス「……ぐ」



アルス・タツミ『それでは本編スタートです!』


【Stage.9 仮免勇者と彷徨勇者】
 [7]〜[13] リアルサイド

567 :Stage.9 [7] ◆IFDQ/RcGKI :2007/10/05(金) 23:25:05 ID:QuQvl7z70
  Prev >>478-484 (Rial Side Prev >>400-407)
 ----------------- Memories of Ars -----------------

「聞いてください、アルス様! 私、とうとう『魔法使い』になりました!」
「あ、そう。……で?」
 嬉々として報告に来たエリスを、俺はいつものように冷たくあしらって、読みかけの呪
文書に目を落とした。
 街から少し離れた草原の木陰で、誰にも邪魔されないよう独りで勉強するのが俺の日課
だったが、この女はしょっちゅう訪ねてくる。うるさくて仕方ない。
「今、ルイーダさんのところにも予約してきたんです。アルス様の旅立ちの時までには、
もっともっとレベルを上げますから、絶対に指名してくださいね!」
「まだ先の話だろうが……。まあ、気が向いたらな」
 確かに、12歳で正式な冒険職ライセンスを取得するやつなど、年に何人もいないが。
 俺から言わせれば、その前に3回も試験に落ちてる時点でアウトだ。ちゃんと計画を立
てて一発で受かる方がよっぽど賢い。
 そこらの冒険者と勇者は違う。多くの人命がかかる旅で「失敗」は許されないのだから。

 俺が黙っていると、エリスは肩を落とした。見るからに落胆している。
 ったく、面倒くさいやつだ。
「今晩、お前の部屋の窓を開けておけ」
「え?」
「いいな。邪魔だからもう行ってくれ」
「あ、はい」
 シッシッと追い払う。エリスは何度も振り返りながら街へと戻っていった。


 その夜、俺はエリスの生家である宿屋に向かった。2階の彼女の部屋を見上げる。言い
つけ通り開けてあった窓に、その場で小石を拾って放り込んだ。
 エリスは待機していたようで、すぐに顔を出した。
「アルス様♪」
「静かにしろ。こっそり降りてこい」
 彼女をつれて、城に向かう。

568 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/05(金) 23:25:42 ID:+CbdOfoh0
偶然支援

569 :Stage.9 [8] ◆IFDQ/RcGKI :2007/10/05(金) 23:26:46 ID:QuQvl7z70

「あのどちらに……?」
 不安そうなエリスを、口に人差し指を立てて黙らせる。城の裏門に回ると、夜番のサミ
エルが俺の顔を見てニカッと笑った。こいつは親父の信者で、他の奴らと違って俺にも悪
い態度は取らない。事情を話し、中庭に通してもらう。

 庭の中心に、ジパングから運ばれてきた「桜」という大きな木があった。
 天頂から照らす月明かりに、満開の桜は薄桃色にぼんやりと輝いている。はらはらと散
る花びらは妖精が戯れているようで、幻想的な情景に、エリスは言葉も出ない様子だ。
「合格祝いだ。きれいだろ」

 が、ふと見るとエリスは両手で顔を覆ってしまっている。
「おい、どうした?」
「アルス様……。私、アルス様みたいに頭も良くないし、剣技も武術も全然ダメです」
 肩を小刻みに震わせて、絞り出すように言う。
「お役に立ちたくて……でも本当は……ヒック……ちっとも自信なくて……ヒック……」
「な、泣くことないだろ。そんなの最初からわかってる。ってか、俺と比べようってのが
おこがましいぞ。そうだろ?」
 困っている俺に、彼女は必死に嗚咽を飲み込んで、そして泣き笑いを浮かべた。
「その通りですね。ごめんなさい、やっぱり私バカですね」
「エリス……」
 彼女の部屋はいつも遅くまで明かりがついている。試験の前にはほとんど寝てなくて、
根を詰めすぎて倒れたのも1回や2回じゃないらしい。暇があれば城の書庫や宮廷魔術師
のもとに通い詰め、呪文学の成績はダントツでトップだ。
 それがすべて俺のためだと、彼女は真っ直ぐに答える。どんなに俺が邪険にしても。

 たまらなくなって、抱きしめた。
 本当はずっと前から、俺も彼女のことが好きだった。なにせひねくれたガキだったから、
この時まで認めようとしなかったけれど。「もしエリスまで他の連中みたいに裏切ったら」
と、怖かったのかもしれない。

 大好きだ。あの時から――そして今でも。

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