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俺がドラクエの主人公だったら4
1 :
vipから代行
:2005/11/18(金) 09:56:36 ID:fCuJIOCm0 BE:111600634-
俺がドラクエの主人公だったらこう行動する!という思いを書き込むスレ
前スレ
俺がドラクエ3の主人公だったら3
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1127735814/
ログ置き場。
http://drain.qp.land.to/bbs/log/ore/
(PC)
http://drain.qp.land.to/bbs/log/ore/i/
(携帯)
117 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/22(火) 12:41:35 ID:8F+CZQJ70
>>116
どこが面白いのだろうか?
118 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/22(火) 12:47:22 ID:1pnnHMhX0
【祝!】ドラゴンクエストYリメイク決定
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1132574160/l50
119 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/22(火) 19:06:08 ID:0BgxNfLNO
>85の続き
俺「おい!
*「なんだ!!!!俺に何か用か!!!!!!
…五月蝿い… しかもモヒカンでズボンの上にふんどしをしている… こいつのことを存在感ゼロという奴はまずいないだろう。
!!!やはりこいつはあの男だ!!!!
俺「貴様!ハッサンだな!?
ハッサン「うを!!!!?何故俺の名を!!!!!!!?
俺は夢での出来事を話し… たかったが、ハッサンが先に話してきた。
ハッサン「俺はこれから兵士の試験を受けに行くんだ!!!!!!!お前も兵士になりに来たのか!!!!!!!?
俺「 (ウルセェ…) いや俺は俗世間にとらわれた職に就きたくはないんでね。それに俺の職は既に遊者という……
ハッサン「そうか!!!!!!それじゃ次に会ったときは兵士になった俺が力になってやるよ!!!!!!!じゃあな!!!!!!!!!!!
ハッサンは教会を後にした。冒険の書に記録してもらおうと思ったが神父は超爆音で気絶していたので、また今度にすることにした。
ターニア「お兄ちゃん、これからどうするの?
俺「そうだな、せっかく通行書があるんだ関所でも通るか。
ランド「俺、薬草と毒消し草買ってきますので先に行ってて下さい。
俺達は関所に向かった。
120 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/22(火) 22:28:17 ID:0BgxNfLNO
ウハw通行書じゃなくて通行証だった。もう出番がないから今までのは脳内変換しといてくれ。
121 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/23(水) 00:50:50 ID:PsxCueSP0
>>117
このスレを皮肉ったのではなかろーか
122 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/23(水) 10:27:04 ID:lKaKzuYv0
>>116
=
>>121
なるほど
123 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/23(水) 10:30:24 ID:hdnSvV2k0
はは、こんなクソすれを見ているのは久々だな。
124 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/23(水) 19:57:21 ID:fCEAizPS0
>>122
俺は笑ったわけじゃないから同一人物じゃないよw
125 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/23(水) 23:37:56 ID:smdKoHYXO
>119の続き
俺達はまず南の関所に向かったがこっちは王の許しがないと通れないようだ。 仕方ないので北の関所に向かった。
兵士「待て!」
俺「これが見えぬか。」
俺は通行証を見せびらかす。
兵士「通ってよし!」
俺達は兵士達の休憩所でランドを待ったが30分しても来なかったので兵士に事情を話し先に進むことにした。
アロードック「やぁ」
俺「む、初めて見る顔だな。先手必勝!」
俺が剣を振り下ろすよりも速く奴は矢を放ってきた!
ドスッ!!
俺「痛ぇっ!死ねっ!!」
ミスッ!俺の剣は空を切った。その隙にまた矢を放たれる!ドズッ!
ターニア「お兄ちゃん今治すわ!ホイミ!」
俺は全回復!ついでに破邪の剣を振りかざす!灼熱地獄!!
アロードック「俺今ホットドック」
見苦しい断末魔だったがアロードックを倒した!
俺「ふむ、少々敵が強いな。ターニア!気を引き締めて行くぞ。」
それにしてもランドは遅い!いったい何をしているんだろうか?
126 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/24(木) 00:08:40 ID:+/RpPLpBO
>125の続き
所変わってレイドックの30分前…
ランド「こんだけ買い込めばいいかな。」
おばさん「ちょいとあんた!」
ランド「え… 何… もしかして俺…?」
おばさん「もしかして何もあんたしかいないだろう?井戸に大切な指輪を落としちまってさ。拾って来てくれんかね?」
ランド「悪ぃけど俺先急いでるんでね。」
するとかなり美人な娘が現れた!
娘「お願い!ママの指輪を取ってきて!(涙目)」
ランド「取ってこよう。君のために!」
ランドはかなりの女好きだった。 ランドは井戸に降りる
ランド「意外と広いな… お!早くも指輪発見!」
ランドが指輪を拾おうした時、謎の手に阻まれた。
ダークホビット「これは俺が先に見つけた宝だ。欲しかったら力ずくで奪いな!」
ランド「やれやれ…」
ランドはブーメランを構える。 ランドはブーメランを鋭く投げた! しかし!ダークホビットの大きな盾に防がれる!
ダークホビット「残念だったな!今度はこっちから行くぜ!!」
ズバッ! 凄い馬鹿力だ!こんなの後2回も食らえば死んでしまう!
ランド「チッ!せっかく買ったのにこんな所使う羽目になるとはな!」
ランドは薬草を使いながら距離をとる。
127 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/24(木) 00:21:27 ID:+/RpPLpBO
>126の続き
ダークホビット「ハッハッハー!さっさと諦めて帰るんだな!」
ランド「あいにくしつこい性格なんでね!」
ランドはブーメランを投げた!
ダークホビット「なんだ?そんな所に投げても全然当たらんぞ!?」
ランド「いや… これで良いんだよ。この井戸が広くて助かった。」
ダークホビット「何っ?グゲバハァアッ!」
戻ってきたブーメランがむき出しの後ろ首にクリーンヒット! ダークホビットを倒した!! ランドは指輪を手に入れた!
ランド「あー… しんどかった!」
井戸を上がると指輪はあっという間におばさんに盗られた。
おばさん「ありがとよ。本当に助かったよ!また困った事があったら、いつでも呼ぶよ!」
ランド「勘弁してくれ… 」
娘「あの… 本当にありがとうございます。」
ランド「いいって。いいって!それよりこれから一緒にお茶でも…… 」
娘「それじゃあ私これから彼とデートがあるからこれで。」
ランド「あぁ… そぅ… それじゃ… 」
ランドはトボトボとレイドックを後にした……
128 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/24(木) 00:25:11 ID:+/RpPLpBO
他の職人の更新期待age
129 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/25(金) 04:58:39 ID:SpGMgbKr0
こんな時間に
>>108
の続き投下しますよ
「ふぉふぉ、わしらを追い詰めたつもりかね?
じゃがそんな考えは甘い!こちらには切り札がいるッ!」
老人は背後を振り向いて叫んだ「出て来い、スカイドラゴンッッ!!」
階段から徐々に、その長く巨大な姿があらわとなってゆく。
スカイドラゴンは階段からその姿を出すと、一気に空へと舞い上がった。
「ロープデスマッチの意味ないじゃんッ!!」
「ロープ揺らした奴に言われたくねェーッ!それに飛ぶのが反則とは誰も言っておるまい」
「とにかくあたし、あんな化け物とは戦わないからね!」
「勝ち抜きとかそんなことは、もうどーでもええわい。
貴様らみんなまとめて皆殺しじゃ。行け!スカイドラゴン!!」
スカイドラゴンは上空で大きく咆哮し襲い掛かる。
上空からもえさかるかえんをモョモトたちに向け、吐き出した。
ゴオオオォォオオォッ!!
逃げ惑うモョモトとサブリナ。
ドラゴンは続けてその巨大な尻尾を塔に打ち付ける。ズガアァッ!!
塔は大きく揺れ、足場に亀裂が入った。
「キャアアー!崩れる!崩れるッ!!」
「ふふぉふぉ、いいぞ。もっとじゃ、もっとやれ!
強欲な愚か者に恐怖と死を!尊師もきっとお喜びじゃ!!」
炎と足場の揺れにより、モョモトは思うような攻撃ができない。
その瞬間、ドラゴンの一撃が彼の足場を崩し、モョモトは塔から落下した。
130 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/25(金) 05:00:03 ID:SpGMgbKr0
みるみるうちに塔の最上階が遠ざかる。
ふと見ると、モョモトと一緒に落下する猫の姿があった。
落日によりサブリナが猫に変化したのだろう。
彼は猫を掴み、ふところに押し入れると、手に持った斧を塔の壁面に打ち付けた。
ズガガガガガガガッッ!!!
斧が壁を切り裂いてゆく。数十メートル落ちたところで落下が止まった。
もう下の足場が近い。モョモトはそこに飛び降りると、ふところの猫を放り投げた。
「ニ゙ャッ!」頭部を打ち付けたサブリナが頭を抱える。
やがて上から老人の声が響いてきた。
「むうう、しぶとい奴らじゃ。じゃがもう長くはあるまい。
スカイドラゴンよ、後は任せた。わしはダーマに戻る」
「グオオッ!」咆哮したドラゴンが降下してくる。
ゴオオオォォオオォッ!再びもえさかるかえん!!
モョモトは疾走してそれを回避。そのまま壁を蹴ってドラゴンへ跳躍した。
「うおおおおぉぉッ!!」
渾身の一撃をドラゴンに向け繰り出す。
だが、うまく体をくねらせドラゴンはそれを回避!
そのままモョモトの体に巻きつき、彼を締め上げた。
ギリギリギリギリ・・・
締め付けられたモョモトに苦悶の表情が浮かぶ。
まるでその表情を楽しむかのように、ドラゴンはその凶悪な顔でモョモトをのぞき込んだ。
「・・・まさか勝ったつもりではあるまいな」モョモトは言う。
「俺に巻きついた時点で、貴様の敗北は確定したッ!!」
言い終わらぬうちに、彼は素早く腕を伸ばしドラゴンの首を抱え込む。
そして今度は逆にその首を剛力で締め上げ始めた。
「グォオ・・・ッ!」苦悶の咆哮が上がる。
やがて”ゴキッ”という、何かが折れた音とともにドラゴンの力が抜け、彼らは地面へと落下していった。
131 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/25(金) 05:01:17 ID:SpGMgbKr0
「モョモトすごいよ!あんた最強だよ!!」
サブリナが駆け寄ると、モョモトはスカイドラゴンの体から抜け出しているところであった。
「うむ」と立ち上がり、服の汚れを払う。
「それより、ねえ。あれ見てよ」
サブリナが顔を向けた方向、そこには松明に囲まれたひとつの台座があり、その上には一冊の本が置かれていた。
「あれって、もしかしてさとりのしょ・・・じゃない!?」
「なるほど、その可能性もなきにしもあらず」
二人は台座に近付き、その本をのぞき込み確認する。
間違いなく”さとりのしょ”というタイトルが記されている。
ただ、その本には帯が付けられていた。
大賢者の描く衝撃のベストセラー!
全国で300万部突破!2006年映画化予定!
「さとりのしょ売れすぎッ!!」思わずサブリナは叫んだ。
投下終了ですよ
132 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/25(金) 07:37:01 ID:XPXzx0u5O
さとりのしょ売れすぎだろ。城のある町なら普通に売ってそうだな。
133 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/25(金) 11:24:34 ID:53BDWhmT0
売れすぎうけるwww
134 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/25(金) 20:44:20 ID:Kpnv42WQ0
気になったんだが、悟りの書ってどんなこと書いてんだろう
遊び人が悟り開くくらいだから、人智の及ばんことが書いてありそうだ
スレ違いスマソ
135 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/25(金) 21:06:45 ID:iepmhqw7O
悟りの書は読むものじゃない!
感じろ!感じるんだ!!
136 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/26(土) 12:27:50 ID:iRDbukXzO
ぬるぽ
137 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/26(土) 16:37:25 ID:f4+7xCP7O
>>136
sageでされてもな、ガッ
138 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/27(日) 01:48:03 ID:arPJesBF0
>>134
ドラクエ4コマの、LV20付近で悟り始める女遊び人思い出したw
139 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/27(日) 02:45:05 ID:6EaPjrEYO
さあ過疎ってきましたよ
140 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/27(日) 10:51:00 ID:0wljFudi0
このタイミングを狙ってこつこつと書き溜めて来た職人が
彗星の如く登場!!
・・したらいいな
141 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/11/27(日) 14:58:27 ID:QTzDTD+B0
>66の続き
ドラゴンの角・・・ルプガナへとつなぐ唯一の陸路、とは言っても最上階まで上らなければならない
魔物の巣窟となっている限り一筋縄ではいかないだろう
俺「みんな、気を引き締めていくぞ!」
全「おう!」
「ここがドラゴンの角だよ」
気が抜けた。誰だお前は、なぜこんなところにいる
てゆーか本当に誰だこのオッサン。誰かの知り合いかとも思ったがそうでもないらしい
俺「あんた何してんだ」
「ここがドラゴンの角だよ」
俺「いや知ってる」
「ここが(ry」
俺「・・・おいスケさん、木材探してきてくれ」
スケ「持ってますよ」
俺「さすがスケさん、仕事が速い!」
スケ「任せてください」
俺たちは小一時間ほどかけて立て札を作り上げた
『ここがドラゴンの角だよ』という、そいつを塔の前に突き刺す
俺「オッサン・・・もう無理しなくていいんだぜ」
「あんた・・・」
オズ「国に帰るんだな。お前にも家族はいるだろう」
「ありがとう!恩に着るよ!」
駆け出していったオッサンはマンドラゴラに殺された
142 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/11/27(日) 15:01:14 ID:QTzDTD+B0
俺「さぁ・・・いくぞ!」
全「おう!」
(中略)
俺「とうとう着いたな」
スケ「最上階となるとすごい高さですね」
オズ「普通に怖いなこれは」
俺「なあに、この風のマントがあれば大丈夫さ。いくぞ!」
オズ「おう!」
スケ「はい!」
俺「・・・」
俺「・・・アイとリーザはどこだ?」
スケ「そういえば・・・」
オズ「今回一度もみてないぞ」
俺「やっべぇえらいこっちゃ早く探しに行くぞ!」
メドゥーサボールが現れた!
143 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/11/27(日) 15:02:20 ID:QTzDTD+B0
メ「ファファファ、死ぬがよい」
俺「お前なぜ今くるんだ・・・」
オズ「相手してらんねーだろ!にげっぞ!」
俺「あぁ・・・ってスケさんやられてるー!」
スケ「ぐっ僕にかまわず先にいって下さい!」
俺「うん、そうするわ!」
スケ「いや助けろよ」
そのときドラゴンの角入り口では
アイ「私たちなんでこんなトコにいるのかしら・・・」
リーザ「何ででしょうねぇ〜」
アイ「・・・私あなたの事ちょっと苦手だわ」
リーザ「え〜?なんでですか?」
アイ「・・・まぁ色々とね」
リーザ「なんか今スケさんが死んだような気がします」
アイ「奇遇ね。私もよ」
144 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/11/27(日) 15:03:54 ID:QTzDTD+B0
一週間ぶりにこんにちわ、ニットでした
風邪で寝込んでてパソコンが出来なかったらだいぶ遅れました
145 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/27(日) 18:30:26 ID:trbQhHmNO
ニット氏もう平気?
146 :
◆t5TmTSl/Kc
:2005/11/27(日) 18:58:42 ID:lL2TCz0ZO
ニット氏、無理せずマターリといきましょう。
あと、自分Y書いてる者ですがコテ付けたほうが良いですかね?
147 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/28(月) 00:41:43 ID:iKAArXggO
前スレ見れないの?
148 :
◆Dr66666xT6
:2005/11/28(月) 01:00:01 ID:hpp7yLFJ0
>>147
スマソ、追加するのを忘れとりました。
俺がドラクエ3の主人公だったら3
http://drain.qp.land.to/bbs/log/test/read.php/ore/1127735814/
149 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 07:31:18 ID:/ADjfS/b0
>>131
続き
黒幕はダーマ神殿にいる!
モョモトたちはダーマ神殿へと引き返した。
途中、なつかしい人間に出会った。
「いやーさがしましたよぉ!」ソクラテスだった。
あからさまに顔をしかめたサブリナ(猫型)が言う。
「うわ、生きてた」
「ホント、死ぬかと思いましたよ」
「死ねばよかったのに」
「なんですか、このしゃべる猫は?」
「うむ、実はな・・・かくかくしかじか」
「な、何だってェーー!ドラクエ9のラスボスはポックンブリード!?」
「違ァァーーうッ!!」
だがその時、サブリナは見てしまった。
ソクラテスの背後に浮かぶ、数体の悶え苦しむ影を!!
「あ、あんた・・・憑いてる!背中に何か憑いてるよ!!」
「そんな馬鹿な。確かに最近肩が重くて、金縛りによくあいますが」
「ほぼ確定じゃん!う、うわーッ!あたしに近付くなッ!」
「そんなこと言わないでくださいよ。サブちゃん」
「誰がサブちゃんよ!!」
そんなこんなで合流した。
150 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 07:33:07 ID:/ADjfS/b0
夜半過ぎ、一行はダーマ神殿に到着した。
モョモトが神殿の扉を蹴破る。中には護衛の兵士がいた。
「何だ貴様らは!」「夜間の転職は受け付けておらぬぞ!」
「24時間営業希望!」バシッ!ドカッ!
護衛兵をなぎ倒すモョモト。
やがて彼らは教祖の寝室にたどり着いた。
中から話し声が聞こえてくる。
「ひえーおやめください!」
「ひっひっひ、よいではないか。減るものではなし」
「きゃーー!!」
それを聞きソクラテスが言う「もっさん、大変です!」
「うむ」
「僕たちも便乗して楽しみくぁwせdrftgyふじこlp;@!!」
バリバリバリッ!サブリナの爪がソクラテスの顔面をひっかいた。
扉を蹴破り、中へと踏み込むモョモト。
中には尊師と呼ばれる老人と、昼間の貧相な服の女性がいた。
「な、何じゃ!お前たちは!?」
「何となくお前を成敗する!」
「むッ!お前はガルナの塔の最上階まで行った奴じゃな!
まさかスカイドラゴンを倒して生きて帰ってきたのか!?」
「その通り!!」
「むうぅ、曲者じゃ!出て来いダーマファイブ!!」
説明しよう。ダーマファイブとは、
魔法使い→僧侶→戦士→武闘家の転職を果たした最強の5人組である!
151 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 07:33:42 ID:/ADjfS/b0
「ダーマレッどぼッ!!」ズゴッ!!
天井から飛び降りたレッドを蹴り上げる。レッドは天井に頭を突っ込み気絶した。
「ダーマブるうばッ!!」グシャッ!!
床がパカッと開き、頭を出したブルーを踏みつける。
「ダーばべらッ!!」ガシャァァン!!
通路の奥から走ってきた黄色っぽいのに、大理石の彫像を投げつける。
グリーンとピンクは恐れおののいて出現しなかった!
老人は怒った。
「や、役立たずどもめェェェッ!!」
「覚悟はいいか?」両手をバキバキ鳴らしながらモョモトが言う。
「こ、この罰当たりがッ!神より転職の力を授かったわしを成敗するというのかッ!!」
「無論!」
怒りのあまり老人の顔が真っ赤になる。
「ならば、わしの力でお前を役立たずに変えてやるわい!」
「ふむ、やってみろ」
尊師はモョモトを指差して叫んだ。
「お前は遊び人じゃ!これより遊び人として生きるがいいわッ!!」
「断る」
「何じゃとォォ!?」
「貴様の言葉など、俺の人生に一片の影響も与えぬ!」
「ううう、うぬうう、おのれェ・・・ぐふっ!!」血圧急上昇により尊師憤死!
こうしてダーマ教団は壊滅した。
152 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 07:34:15 ID:/ADjfS/b0
以上です。
>ニット氏
オッサンいいねワラタよwww
風邪お大事に。鳥に気を付けましょう
>◆t5TmTSl/Kc氏
つけるに越したことはないとオモ
>◆Dr66666xT6氏
乙です!助かります!!
153 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/28(月) 11:04:37 ID:Tot8UYzV0
いちげん、ジャンプ好きなんだなあって思うわw
154 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 11:47:27 ID:0gxp/vyK0
>>151
続き書けたので投下しちゃいます。
一連の光景を呆然と見守る女性。
やがて彼女はモョモトを見て顔色を真っ青に変える。
そして思わず叫んだ「あ、あなたは・・・ポカパマズ様!」
「・・・俺はそのような名前ではない」
「えっ、違うのですか?でもよく似てますわね・・・」
「えーと、彼はモョモト。勇者・・・だと思う。多分」
「勇者様なのですか!?」
しゃべる猫よりも”勇者”という言葉に驚いた彼女は即座にひれ伏した。
「勇者様お願いです!どうか、私の村をお救いください!」
「・・・理由を聞こう」
「私の名前はフレアといいます。さいはての村ムオルの者なのですが・・・
彼女は事情を語り始めた。
ある日、ムオルの村にポカパマズという者が現れた。
ポカパマズは村を支配し、やりたい放題を始める。
彼を追い出すべく神父を中心に有志が集まるも、あえなく撃退。
それ以来神父は寝込んでしまい、現在村の教会は機能していない。
新しい神父を迎えようにも、最果ての村に来てくれる神父はなく、
仕方ないので村一番の魔法使いフレアに白羽の矢が立った。
155 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 11:48:21 ID:0gxp/vyK0
そんな感じらしい。
「勇者様、お願いです。ポカパマズを村から追い出してください!」
「・・・・・・」モョモトは腕を組み、沈黙した。
数秒後、しびれを切らしたフレアは立ち上がり、いきなりガバッと胸をさらけ出した。
「必要とあらば体も売ります!」
ブーッと鼻血を吹き出し、卒倒するソクラテス。
サブリナは慌ててモョモトに背後から飛びつくと、その目をふさぎ叫んだ。
「馬鹿ですかあんたはッ!しまいなさいよ!!」
「ご不満ですか・・・」がっかりした様子で胸をしまうフレア。
モョモトはサブリナを振りほどくと、一呼吸おいて言った。
「ポカパマズという男・・・強いのか?」
「えッ・・・?」
「強いか?」
「は、はい。それはもう。ごうけつぐまを一撃で倒すほどの方ですから」
モョモトの口元にわずかな笑みがこぼれた。
「よし、行こう。ムオルへ」
「モ、モョモトぉぉぉ!本気なの、本気で行くつもり!?」
モョモトはひとつうなずく。
「ああぁ、ポルトガが遠ざかる・・・」サブリナはがっくりと肩を落としてため息をついた。
156 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 11:49:23 ID:0gxp/vyK0
その夜、一行はダーマ神殿の外にある宿屋に泊まった。
机の上にはガルナの塔で入手したさとりのしょ。
サブリナ(猫型)は机に飛び乗って言う。
「さて、ここに一冊のさとりのしょがあります。
これはいったい誰が使うのがふさわしいでしょう?」
モョモトが言う「俺はちゃらついた魔法に興味はない」
フレアも言った「私が目指すのはあくまでも僧侶ですから」
サブリナとソクラテスは互いに目で牽制し合った。
そして唐突に叫ぶ「欲しい人は挙手っ!」
サブリナと同時にソクラテスの手が挙がった。お互いににらみ合う。
「君はもう魔法が使えるんだからいいだろう?」
「あんたこそ、遊び人なんだからレベル上げればいいじゃん」
「失礼な。僕は哲学者だ!」
「毎日が日曜日なんだから同じようなもんじゃん!」
「賢者という響きは僕にこそふさわしい!」
「あんたはどんなに頑張っても賢者になれないような気がする!」
言い合う二人の間にフレアが「まあまあ」と割って入った。
「今日はもう遅いですし、明日出発前に話し合ってはいかがでしょう」
「・・・そうね。モョモト、これはあんたに預けるわ」モョモトにさとりのしょを手渡す。
そしてフレアとともに部屋を立ち去ろうとした。だがソクラテスが後に続いている。
「じゃあ、僕は廊下で朝が来るのを待ちますね・・・」
「お前は廊下に出るなァァーーッ!!」
ソクラテスを蹴倒し、布団でぐるぐる巻きにする。
フレアは戸惑った「え、え、いったい何を・・・」
「こいつにはね、前科があるのよ!」
「・・・?」
そして平穏のうちに夜が明けた。
157 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/11/28(月) 11:52:07 ID:0gxp/vyK0
早朝、サブリナ(人型)はそっと起き出し、男性部屋をノックした。
あわよくばソクラテスの睡眠中に、さとりのしょを使ってしまおうと考えていた。
室内から返事はない。もう一度ノックし「入るよー」と小声でささやいてみる。
「入れ」というモョモトの声が聞こえてきた。
ゆっくりとドアを開ける。
ソクラテスはすまき状態のまま眠っている。
彼の周囲には亡霊が飛び交い、すごくうなされていた。
(しめしめ・・・)サブリナの顔に笑みがこぼれる。
モョモトはこちらに背を向け、せんべいを食べながら何か本を読んでいた。
本を読んで・・・、・・・本!?
「モョモト、あんた!」慌ててサブリナが駆け寄る。
それを聞き、モョモトはこちらを振り向きつつ言った。
「すまん、なんか悟った」
その瞬間、さとりのしょは金色の光を放ち、消滅する。
モョモトは賢者になった!
サブリナはその場に崩れ落ちた。
以上っす。
>>153
ジャンプは5年くらい読んでないです
好きな漫画は単行本で買ってますが
158 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/29(火) 07:14:11 ID:FOCZRbjbO
俺もなんか悟った。
159 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/29(火) 15:37:53 ID:ENT68IWxO
今日夢にモョモト達がでてきた。
160 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/11/29(火) 18:47:08 ID:cU45/s7h0
>>157
超GJ、いつも笑わせてもらってますw
161 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/01(木) 07:36:08 ID:c1vrVNV6O
保守
162 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/01(木) 22:35:16 ID:c1vrVNV6O
>127
俺「うをっ?!!」
ターニア「よかった!お兄ちゃんやっと生き返ったのね。」
俺「そうか、そういえばバブルスライムに毒食らって俺死んだんだったな。ここは何処なんだ?」
ターニア「ちょっと進んだ所の教会よ。白馬に乗ったハンサムな方がここまで、ついてきてくれたの。」
俺「(白馬に乗ったハンサム?オリジナルキャラか?)そうか、そいつは何処に行ったんだ?」
ターニア「なんでも東のダーマに行くって言ってた。」
その時!扉がいきよいよく開く!
ランド「兄貴!毒食らったんだって!?今この毒消し草で…」
俺「さっき死んで今生き返った所だ。」
ターニア「タイミング悪すぎね。」
俺「だが俺は琵琶湖より広い心でお前を許そう。」
ランド「さすが兄貴。」
視線を感じる… 近くの兵士からとんでもなく視線を感じる…
163 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/01(木) 22:52:09 ID:c1vrVNV6O
>162
俺「貴様!じろじろ見やがって何の用だ!」
兵士「お前達ラーの鏡を知らんか?いま王が探しているんだ。見つけた者にはたんまりと報酬があるぞ!」
俺「知らん!」
俺達は兵士にならずに城の情報を知った!兵士にならなくて良かった!
ランド「これからどうします?」
俺「白馬に乗ったハンサムが東のダーマに行ったらしい。俺達もダーマに行くぞ!」
二人「O・K!」
俺達が歩いていると魔物達はハンサムの話しで夢中になっていた。とびひざげりが半端じゃなく強いらしい。
また、一軒家に住むホビットは立派な小屋を建ててもらった様だ。
ハンサムはそのお礼にダーマへの抜け道を教えてもらった様だが、俺達には教えてくれなかった。
腹が立ったから小屋をぶっ壊してイカダを作り、向こう岸に渡った!
ダーマは目と鼻の先だ待ってろよハンサム!
164 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/01(木) 22:57:46 ID:c1vrVNV6O
どうも、コテ付けさせてもらいました。滝屋です。
ニット氏の心配をしてたら自分が風邪食らっちゃいました。orz
いちげん氏アドバイスdクスです。
相変わらずテンポ悪いですが、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
165 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/02(金) 00:14:48 ID:NsyyC6+m0
腹が立ったから小屋をぶっ壊して ワロスwww
166 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/02(金) 01:56:30 ID:Lo5s5ayk0
>141の続き
前回のあらすじ・・・女を忘れてた
そして再びドラゴンの角を上ることになるのだが
先ほどの繰り返しなので以下略!最上階に着いた!よかった
俺「壮観だな・・・みんな準備はいいか?」
スケ「ココから飛び降りるとは・・・」
俺「何、風のマントがあれば大丈夫さ」
リーザ「そうですね。勇気を持ちましょう!」
・・・よく考えたら飛べるわけねぇじゃないか
風のマントって明らかに一人用じゃん
俺飛べたとしてもあとの4人海にダイブだろこれじゃ
どうしよう・・・止めたほうがいいのかな?
アイ「虎穴にいらずんば虎子を得ず、ね!」
オズ「今更こんなのこわくもねぇな!」
何このリトルブレイバーたち
単純に気高き夢のため あぁ 愛する人の為
できないことなんてひとつもないだろう
あるあるwww
あ、いかん!軽くトリップしてた!
なんで怖がらないんだよこいつらはよぉ、いいのかなぁ俺だけ助かって
ん〜まぁいっか。あとで助けたらいいんだし
167 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/02(金) 01:57:01 ID:Lo5s5ayk0
こうして俺たちは空に飛び立った。なぜか俺が飛距離足りなかった
水面と陸地の間の角のところにどてっぱらうちつけて「はうっ」ってなった
オズ「・・・八分の出来だな」
俺「嘘つけ」
それ以降は特に魔物が襲ってくることもなく無事」ルプガナの町に着いた
これからは海路という手段をとらなくてはならない
その為にこの街でどうあっても船を貸してもらわないと・・・
俺たちは船の持ち主の翁爺に話をとりつけた
爺「だめじゃ」
スケ「諦めましょう」
アイ「そうね。仕方ないわ」
俺「・・・」
ドラゴンクエスト2〜悪霊の神々〜 完
168 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/02(金) 01:58:58 ID:Lo5s5ayk0
ごめんなさい嘘ですまだ終わってません
ちょっといつもとノリが違いますが気になさらずに
この季節の変わり目は風邪に気をつけましょう
実は俺はまだ喉がイガイガしてしにたいです
169 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/02(金) 04:08:38 ID:35baM0peO
リーザテラモエス
170 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/02(金) 21:14:36 ID:rM3ie4SJ0
>>168
ギャグのすぐ後にそんな説明しちゃいかんよ^^;
171 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/03(土) 00:15:18 ID:QSXcF9G10
だね・・・
書き手の日記は正直いらない・・・寸評はともかく・・・
前スレでもあったけど「○○が忙しくて」とか、どうでもいい
172 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/03(土) 06:12:00 ID:XWBxPjIYO
はげどう。
初期いちげんくらいで丁度いい。
ニットは最初と比べ150度くらい方向性が変わってるから今更20度くらい変わったからって気にすることはないかと。
173 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/03(土) 11:27:17 ID:DVoCSJCY0
妄想の世界から、一気に現実に戻された感じがして、
急に冷めちゃうんだよね。
174 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/04(日) 08:25:53 ID:P2NNeogCO
>163
俺「こ、これは!」
おそらくダーマがあったであろう場所に大きな大穴があいていた。
ターニア「何これ!?穴の下に大地が広がっているわ!」
ランド「こいつは冠職人を助けに行ったときに落ちたやつと全く同じだぜ!」
俺「冠職人?そんな奴いたか?」
ランド「兄貴… 」
ピシピシ…
嫌な音がする…
俺「おい、ターニア!」
ターニア「えっ?」
ターニアが振り返った瞬間ターニアの足元のが崩れ落ちた!
ターニア「キャァァァアア!!!」
俺「ターニアァァァァア!!!!!」
大穴に落ちるターニア!助けに行った俺も間に合わず大穴に落ちる!
ランド「兄貴!大丈夫ですよ!この手の大穴なら… 」
俺「お前はアホかぁあ!お前まで落ちて死んだら全滅じゃねぇかぁあ!!」
昔聞いたことがある… 全滅すると最後に冒険の書記録した場所まで戻されてしまうらしい!
俺が最後に記録した場所は… 無い! つまり最初からになるのか!!
それは嫌だ!!!
無情にも俺の意識は途切れていく…
俺「たの む… 誰 か…助け ……」
俺の意識は完全に途切れた。
175 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/04(日) 08:46:12 ID:P2NNeogCO
>173
……起きなさいゆうてい ………ゆうてい、起きなさい……
マジで最初からかよ… あ、そういえば俺ゆうていって名前だったな…
俺は抵抗するのは無駄だと分かっていたのでさっさと起きることにした。
ターニア「よかった!やっと目を覚ましたのね!」
俺は粗末なベットから起きあがった。
俺「……? 何処だここは?」
ミレーユ「ここは私のマーズ様の館よ。」
俺「!!お前はもしかてミレーユか!?」
ミレーユ「あなた記憶を取り戻してるの!?」
俺は夢での出来事を説明した。
ミレーユ「そう… そうでしたか… あなたはこの世界は初めてですか?」
俺「??? 何の事かよく分からんが初めてだろうな。」
ミレーユ「ではここから北にサンマリーノという町があります。そこに行けばこの世界のことがよく分かるでしょう。」
俺「解らんが分かった!」
俺達はサンマリーノへ向かった!
176 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/04(日) 14:17:53 ID:2+XnoZC9O
過疎ってきたので保守
177 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/04(日) 14:34:16 ID:Cm9rSjn1O
アルス「お前は死んだはずの!」
アイラ「そう…魔空間の神殿で死んだはずの…」
みんな「オルゴデミーラッ!」
オルデミ「YES.I am!」
メルビン「バカな!」
オルデミ「チッチッチッ」
178 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/04(日) 21:24:24 ID:zOp6X80y0
>>俺「解らんが分かった!」
にワロタ
179 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/04(日) 22:15:46 ID:mc/xRmQF0
>>157
の続き
太陽が南の空に昇り、一行はムオルの村へ出発した。
するとさっそくモンスター出現!
「どうもォ〜腐ってまーす!」
「身も心も腐りまくってま〜す!」
「それどころか根性まで腐ってまーっす!」
「4人そろって腐った四体(したい)!!」
4体のくさったしたいがビシッとポーズを取る。
「殺してくる」モョモトは棍棒を片手に歩き出した。
しかし背後からフレアの声「お待ちください。私がやりますわ」
「女の力など不要。お前はそこにいろ」
そう告げるとモョモトはくさったしたい目掛けて走り出す。
しかし、「ピオリム!」フレアの姿が一瞬輝く。
すると彼女は凄まじいスピードでモョモトを追い抜き、そして大きく跳躍した。
くさったしたい達は叫ぶ。
「おうおう姉ちゃん。俺たちに挑もうってのかぁ?」
「今は腐っていても、俺たちゃ生きてる頃は屈強の戦し・・・」
「ベギラマッ!」上空でフレアが叫ぶと同時に、くさったしたい達は渦巻く火炎に包まれた。
「ふッ、ふぐおおォオ!!」
「何、何?この感じ!」
「これって、これってもしかして火葬される喜びってヤツ!?」
「あああああああ!イクゥゥーーー!!!」
恍惚の表情を浮かべて4体は逝った。
180 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/04(日) 22:16:53 ID:mc/xRmQF0
そして夜。
焚き火を挟むソクラテスとサブリナ。
奥ではフレアが石造りのかまどにナベをかけ、料理をしている。
モョモトはいなかった。森にモンスターを狩りに行ったのだ。狩りというか虐殺なのだが。
やがて炎に顔を赤く染めつつ、ソクラテスが言う。
「でもすごいですね、彼女」
「んー強かったよね」
「強いだけじゃなくて料理もできるんですよ。
パーフェクトです。どこぞの猫娘とは大違いですよね」
サブリナの額にピキッと青筋が浮かんだ。彼女はそっぽを向き、震える声で返す。
「あたしは猫だから手伝わないんだもーん。あーあ、人間の姿だったらなぁー・・・」
「結婚するならああいう女性がいいですよね。守ってあげたいと思える」
「つーかあんたは守られる側だろ。それ以前にあんたは生涯結婚できないような気がする」
「ふふん、知らないんですね。僕は毎晩ソフィちゃんと熱い夜を共にしているッ!」
「ソフィって誰だよ!」とサブリナがつっこもうとした瞬間、
ソクラテスの背後に女性の顔が浮かび、ケケケッと笑うのが見えた。
サブリナは真っ青になり、顔をそむけながら忠告した。
「えーと、その人とは関係を絶った方がいいと思う・・・。
多分、生命的なものを吸われてると思うよ・・・」
「ふふっ、妬いてるんですか?」得意げにソクラテスが返す。
すると奥のほうからフレアの声がかかった。
「できましたぁ〜!」
181 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/04(日) 22:17:47 ID:mc/xRmQF0
フレアがナベを運び、それを焚き火にくべる。
瞬間、凄まじい臭気が周囲を襲った。
顔をしかめながら、恐る恐る中をのぞき込む。
そこにはぐつぐつに煮えたぎった紫色の液体。
「勇者様はいませんのね。でもいいですわ、冷めないうちにお召し上がりください」
しばし沈黙し、ソクラテスの方に視線を送る。彼は匂いだけですでに気絶していた。
「・・・え、えーと、これはどこの毒の沼からくんできたんですか?」
「あははは、サブリナさんはご冗談がお好きですのね。そんなワケありませんわ」
この女、本気だ。本気の目をしている。この料理を本気で食わせようとしているッ!!
サブリナは流れ出る冷や汗をぬぐいながら聞いてみた。
「えーと、これは・・・何ていう、料理・・・なの?」
「どくいもむしの煮込みスープです」
「フレアさん!あんた間違ってるよ!
食材に”毒”ってついてる時点で間違ってるよ!!」
「えェー、この味がけっこうクセになるんですよ。
それに・・・ほら。ちゃんとどくけしそうのサラダもありますし」
皿に盛られたどくけしそうをサブリナに見せる。サブリナは思わず叫んだ。
「なにその服毒と解毒の無限ループ!!」
「じゃあ私が食べてみせますね・・・」
「あ、あ、やめといた方が・・・」
182 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/04(日) 22:18:42 ID:mc/xRmQF0
フレアは紫の液体をスプーンですくい、ためらいなく口に運ぶ。
数秒後、「ぐ、ぐおおぉぉ・・・」フレアは悶え苦しみ始めた。
「言ったじゃん!だから言ったじゃん!」
サブリナが叫ぶ横で、フレアはサラダに手を伸ばし、それをむさぼり食う。
さらに数秒後、おもむろにフレアは顔を上げ、笑顔で親指をグッと突き出し言った。
「デリシャス!」
「嘘つけェェーー!!」
「本当ですよ。このスリルがたまらないんですってば!」
「そんなの食事じゃないじゃん!生死を賭けたフードファイトだよ!」
「料理は戦いです。つべこべ言わず食べてみてくださいコノヤロー」
「なにこの殺人シェフ!?嫌あああああ!!お母さぁぁーん!!!」
30分後、狩りから戻ったモョモトが見たものは、ナベを囲んで倒れこむ3人の姿だった。
「・・・・・・?」
何となくナベの中の液体をスプーンですくい、食べてみる。
「・・・ふむ、まずくはない」モョモトはぼそりとつぶやいた。
以上、ここまで
183 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/06(火) 02:18:06 ID:507Dn8cZO
DQ1のほうとさん好きだったのに最近忙しいのかな(´・ω・`)
184 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/06(火) 20:06:29 ID:/IDJ9A3R0
職人がSS投下した直後に感想も言わず
他の職人の話題出すのはわざと無視してるみたいでイクナイ
>いちげん氏
乙です
ソクラテスがどんどん可哀想なキャラになって来ているw
185 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/07(水) 07:27:44 ID:ZScrG+yXO
保守
186 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 11:31:50 ID:Zx5e32QPO
保守
187 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 16:00:36 ID:l/pH1s4EO
ここで読む小説面白いです!これからも頑張って下さい!
188 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/08(木) 21:32:34 ID:fOQs+jw8O
過疎り杉なので投下ついでにage
>175
サンマリーノへ向かう俺達に容赦なく魔物は襲って来た!
だが、大したこと無かった! 無事サンマリーノについた!
俺「おい!そこの貴様!ここはサンマリーノだな!?」
*「おやっ?空耳かな?」
男は何事も無かったかのように歩いていった。
俺「シカトかよ…」
ターニア「今のは悪質ね…」
ランド「 。」
俺「まぁいい!あいつの事は脳内NGして情報収集だ!」
ランドが何か言ってたようだが無視して情報を集める。
だが!出会う奴全て俺達を無視してきた! 腹が立ったから4人目あたりからドロップキックを最後に食らわせてやった!
俺「おかしいな… 何故全員無視してくるんだ!?」
ランド「だから兄貴! この世界では俺達の姿は見えないのです!」
俺「何っ!!何故それを早く言わないっ!?」
ターニア「お兄ちゃん… ずっと言ってたわよ。」
俺「俺の耳に入らなければ言わないのと同じだ! しかし、これはかなり不便だな。」
俺は少しこの世界ついて解った。
189 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/08(木) 21:54:11 ID:fOQs+jw8O
>188
ランド「これからどうします?」
俺「そうだな… せっかく姿が見えないのだから、普段出来ない事をしまくろう!」
俺達は一旦別れてやりたいことをしまくった!
俺は民家から堂々と金目の物を借りた!
ターニアは武具をありったけ借りた!
ランドは女湯を覗いた!ついでに毒入りドッグフードを食べた!
ランド「ハハハwww俺死にそうwwwww」
俺「ガツガツしてるからだぞwwww」
ターニア「もう!馬鹿ねぇwwwww」
ランドは死んだ。
教会で神のふりしてタダで生き返らせた!
ランド「助かった!」
やることやったから俺達はグランマーズの館に帰る事にした。
俺「ただいま。」
マーズ「お帰り。この世界について少しは解ったかい?」
俺「むちゃくちゃ不便で便利だ!」
ミレーユ「姿が見えるようになりたい?」
俺「名残惜しいが見えるようにならなければ話が進まん!」
マーズ「んじゃ、家の前の井戸の中に夢見の雫ってのがあるから取って来な。」
俺「ちょろいな。」
俺達は井戸に向かった!
ターニア「この井戸かしら?」
ランド「気をつけろターニアちゃん。」
俺達は井戸を調べた! 井戸招きが現れた!!
糞ダリィ…
190 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 22:33:31 ID:l/pH1s4EO
むちゃくちゃ自分勝手なこと言ってるのわかってますが誰かまとめサイト作ってくれたら嬉しいです。
スレのままだと読みにくいしどこに続きや前のぶんがあるのかわからないもので…
携帯でも見られるようにしてくれたらなお嬉しいです…
191 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 22:44:03 ID:lfSX3Wma0
>>190
You作っChinaよ
192 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 23:01:05 ID:l/pH1s4EO
いや、自分は携帯しか持ってないからコピペもままないものですので…
本当に自分勝手なことはわかってます!本当にすみませんι_(_^_)_
193 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 23:07:17 ID:kSXgc3V9O
まとめサイト、あるにはあるんだけどねぇ
管理人さんが消えちゃったんだよ
194 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 23:12:07 ID:lfSX3Wma0
>>192
HPを造るのに必要なのは根性。
頑張ろうと言うハングリー精神だけだよ。
でも、まとめサイト必要?
195 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/08(木) 23:38:49 ID:l/pH1s4EO
>>194
根性ですか…本当そうなんですがやっぱり自分には無理なので…
シリーズごとにまとまっていたりしたらとても読みやすいと思います。
ここの話は本当に面白いので自分が見れなかった部分も見れたら嬉しいし…
196 :
◆Dr66666xT6
:2005/12/08(木) 23:45:04 ID:tY6ybGJm0
作者のレスを抽出しただけのものが
「まとめ」といえるのなら出来ない事もないです。
1 ◆JBLoDy39cs
http://drain.qp.land.to/bbs/log/test/read.cgi/ore/1111111111/
http://drain.qp.land.to/bbs/log/test/r.php/ore/1111111111/1-10n
が、これをやる利点が殆どありません…。
197 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/09(金) 01:57:02 ID:yAiItNCu0
>>192
携帯でそれだけの長文作ろうと思うとさぞ面倒だろうに…
乙w
198 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/09(金) 22:17:40 ID:Slk2HVTlO
>189
まぁ、なんて事無かったから省略
井戸招き「ゲバハッ!ヒドス!」
俺「夢見の雫なんて無いじゃないか!」
グランマーズ「これで井戸が使える。 ありがとよ。」
ターニア「殺すぞババァ!」
グランマーズ「そう怒るな。 そろそろ白馬に乗った男が雫を持って帰ってくるよ。」
なんと!ハンサムは先にこの世界についてたようだ! 俺達は館でくつろぎながらハンサムの帰りを待った。
パカラン パカラン パカラン…!
馬の足音がした!ハンサムが帰って来たようだ!!
ハンサム「よう!!!!今帰ったぜ!!!!!!なんだ!!!!!ゆうてい来てたのか!!!!!!!!!!!!!!!!」
どう見てもハッサンです。本当にありがとうございます。
199 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 02:39:41 ID:Qy4zyptCO
http://www.geocities.jp/yusyaryokukaiin/index.htm
いちおはっとく
200 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 02:48:17 ID:htq4ElkK0
>>199
で、どうしろと?
201 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/10(土) 07:31:33 ID:zXH4A4HIO
週末なのでいちげん、ニット、ふぁいぶが来ることを祈り期待age
202 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 10:27:23 ID:Qy4zyptCO
>>200
いやいちおそのスレの名前も俺がドラクエ3の主人公だったら
なんで張ったほうがいいかなと思ったんだけど
203 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/10(土) 11:07:31 ID:zsavtcgy0
>166の続き
さて、ルプガナについてからはや2週間
一向に船を貸してくれる気配もない
色仕掛けとか色々やったんだがまったく通じない
我々に15回目の失敗は許されない
俺「スケさん・・・ところでそのスコップは何だ?」
スケ「これで お爺さん 埋める」
我々に16回目の失敗は許されない
俺「てゆーか何でもいいからホントに貸してくれ」
爺「ダメなものはダメ!」
俺「愛嬌のある断り方すんなボケ」
我々に(ry
204 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/10(土) 11:08:02 ID:zsavtcgy0
俺「参ったな・・・一旦かいさ〜ん」
皆「ラジャ〜!」
とぼとぼと途方にくれた気分で歩く
ちっ、本当にあの爺埋めちまいたいな・・・
でもな、仮にも王族が船欲しさに人体埋葬はないか・・・
まぁそれはあとでいいや。今は自由時間。フリーダム
もうぱふぱふも飽きたし、なにしようかな?
ぬわーっ!!
!今の声は!悲鳴!?
俺は悲鳴の聞こえたほうに走っていった
205 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/10(土) 11:08:33 ID:zsavtcgy0
女「いや〜助けて〜」
なんと女性が魔物、グレムリンに襲われている!
グ「へへへ、悪いことしちゃうぞ〜」
女「いや〜助けて〜」
・・・何となく、助けなくてもこの女は大丈夫な気がした
いや、何故だろう。決して彼女の貞操も奪われる気もしない
スケ「名無しさん!来たんですか!」
俺「あ、あぁスケさん・・・(いたのか・・・)」
※言うまでもないがスケさんはグレムリンに殺されていた
グ「へへへ、悪いことしちゃうぞ〜」
女「いや〜助けて〜」
魔物と女性の距離は一向に縮まらない
俺「・・・」
スケ「・・・」
俺「なぁスケさん、こういうの、無駄死にって言うんじゃないかな」
スケ「そうですね初めてですよ。自分で自分が悔しいのは」
ずっと見てたら日が暮れたのでいい加減魔物はリーザに殺させた
206 :
ニット
◆KPjBfQTjwI
:2005/12/10(土) 11:09:08 ID:zsavtcgy0
女「本当にありがとうございます。お礼がしたいので」
俺「じゃあな」
女「まぁ、名前も名乗らず去るなんて、なんていい人なの・・・ところでお爺ちゃんはどこ行ったのかしら」
スケさんの作戦、大成功☆船を手に入れた!
207 :
滝屋
◆t5TmTSl/Kc
:2005/12/10(土) 12:21:50 ID:zXH4A4HIO
ニット氏乙!
俺は仕事があるので夜に投下します。
つーか、結構スランプぎみなので皆さんの小ネタくれないか?気に入ったやつは採用する。
208 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:35:37 ID:H8uN26is0
恥ずかしながら便乗して出現します
>>182
続き
夜半過ぎ、一行はムオルの村に迫った。
暗闇の中、前方に煌々と光る村がある。村とは思えないすごい光量だ。
「す、すごい光ね・・・ロマリア以上じゃない。あれがイムルの村?」
「はい、そうです。あれは・・・ポカパマズ様が発明した機械です・・・」
そしてイムルに到着。
村の広場では村人が一生懸命、自転車をこいで発電をしていた。
ハードロックな装備をつけたモヒカンが叫ぶ。
「ウエーァハッハッハ!そらそら〜こげこげ!ポポタ様は暗いのがお嫌いだァァ〜〜!!」
「ひ、ひぃぃ〜〜!」
「ハァハァハァハァ・・・!」
やがてモヒカンは一人の老人に目をつけた。
「貴様ァァ〜、遅い遅いィィー!遅い奴にはお仕置きだァァーーッ!!」
ぴゅぴゅーっと老人に水鉄砲を発射する。
「う、うひゃひゃッ!ちめたいィィ〜〜!!」ちょっと老人の速度が上がった。
呆然とその光景を見ていたサブリナは、やがてボソリとつぶやいた。
「なんですかこの壮大なコントは?」
とりあえずモョモトがモヒカンを殴り倒す。
発電作業をしていた村人を解放し、一行は事情を聞いてみた。
「おおっ、フレア。帰ってきてくれたのか!?」
「はい、残念ながら僧侶にはなれませんでしたが、勇者様をお連れしました!
勇者様ならきっと、ポカパマズ様を倒してくれるはずです!!」
「い、いや・・・ポカパマズ様はもう、いない・・・」
「えッ!?」
「ポカパマズ様は少し前”あwやべww魔王倒すの忘れてたwww”みたいなことを言って立ち去った」
「し、しかし、ではこの状況は・・・?」
「今は・・・ポポタがポカパマズ様の意思を継ぎ・・・この村を支配しているッ!」
「ええッ、そんな・・・ポポタが!?」
209 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:37:14 ID:H8uN26is0
その瞬間、男の叫び声が広場に響き渡った。
「貴様らァァー!何こぐのやめてんだァァーー!?
いきなり暗くなったから、小便がズボンのすそにひっかかったじゃねーかァァーー!!」
「うわァァーー!!」
「ポポタ様だァァーーーッ!!」
慌てた村人は再び自転車をこぎ出す。たちまち明かりが灯った。
光に照らし出される少年。銀髪に精悍な顔立ちをした少年だった。でもズボンのすそに染みがついている。
少年はモョモトを見て、驚きの表情を浮かべた。
「えッ?ポカパマズさん!?」
「俺はそのような名ではない。俺はモョモトだ」
「・・・フッ、そうだよな。ポカパマズさんにしちゃーあんたは若すぎる。
そうか、あんたがポカパマズさんが言っていた”やがて来る男”か!」
「ポポタ、もう馬鹿な真似はやめて!この人は勇者様よ!」とっさにフレアが叫んだ。
「なんだフレアねーちゃんか。うるせーよ、俺はもういじめられっ子のポポタじゃねーんだ!」
ポポタは跳躍し、一行の前に着地する。そしてモョモトを指して言った。
「ポカパマズさんは言った。お前を倒した時、初めて俺は俺を超えられるとな。
意味はよくわかんねーが、とりあえず俺はお前を倒す。勝負しろッ!!」
「よかろう。来い!」
戦いの火蓋が切って落とされた。
ポポタは銀髪をなびかせ、モョモトに襲い来る。速い!
そして細身の剣でモョモトに斬り付けた。棍棒でそれを受けるモョモト。
するとポポタはとっさにしゃがみ込み、今度は下から剣を突き上げる。
間一髪、モョモトは背後に跳び退きそれを回避した。
しかし避けきれなかったらしい。喉ぶえから顎にかけ、一本のかすり傷がついている。
「フン、やるじゃねーかよ」
余裕の表情でポポタは告げる。
モョモトは喉を数回さすり、再び棍棒を構えた。
210 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:38:36 ID:H8uN26is0
「行くぜッ!」
またもや疾風の如きポポタの突進!
繰り出される連続攻撃を防ぐモョモト。
だが次第に、モョモトの対応が遅くなり始めた。
いや、モョモトが遅くなったのではない。ポポタの速度が上がっていたのだ。
「ひゃひゃひゃ!まだまだ上がるぜッ!」
ザッ!ザッ!ザッ!ザッ・・・!
腕、腿、頬、肩・・・致命傷まで至らないものの、モョモトの体に傷ができてゆく。
やがて嵐のような攻撃が止まり、二人は互いに停止した。共に呼吸を荒げている。
「フフッ・・・どうだ。速さこそ最強!速さの前には力など意味がねえッ!」
「・・・・・・」無表情のまま答えないモョモト。
「・・・言い返すこともできねえのか?次で終わりだッ!!」
言うと同時に突っ込むポポタ。
しかし、モョモトはその剛力で棍棒をポポタに向け投げつけた。
「・・・!?」ポポタは異変を感じ、とっさに防御しようとしたが、すでに遅かった。
ガゴッ!「うばッ!!」
棍棒は額に直撃。ポポタはのけぞり返って大地に倒れた。
頭の中が真っ白になる。数秒後、意識を回復するポポタ。
剣を片手に立ち上がろうとしたが、すでに剣を握る手はモョモトの足で制されていた。
「・・・ちっ、ちくしょう!!」
「速さにおごれたな。自分の速さを過信しすぎたのが貴様の敗因だ」
「汚ねえぞ、武器を投げるなんて!」
「武器は振るうだけのものにあらず!」
「ぐっ・・・剣技だけなら、俺は、お前に負けやしねぇ!」
「そうか、ならば来い!」その手から足を離す。
ポポタはクルリと一回転し起き上がると、凄まじい速さでモョモトに迫った。
怒涛の連続攻撃!だがモョモトは難なくそれらを受ける。
やがてポポタの剣が叩き落された。
211 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:39:32 ID:H8uN26is0
「えッ・・・?」呆然とするポポタの顔を棍棒が殴打する。
「ぶべッ!!!」ポポタは数メートル吹っ飛んだ。
「なるほど、貴様は隙を殺したつもりだろうが、今度は剣に迷いがあったな」
「ぐ・・・ぐううう・・・ッ!!」
もはや半泣きの状態でポポタは立ち上がる。
しかし、モョモトは彼に背を向け、立ち去ろうとしていた。
「待て!まだだ、まだ終わってねぇ!!」
「もはや何度やっても同じだ。貴様は俺に勝てぬ」
「・・・!!」それを聞き、ポポタは崩れ落ちた。
「あ、ありがとうございますッ!勇者様ァァ!!」
ポポタの敗北と同時に、村人は自転車を飛び降りモョモトに駆け寄った。ライトが消える。
そして村長とおぼしき老人がモョモトの手を握った。
「さすがは勇者様じゃ。村人を代表して感謝いたしますじゃ!」
「うむ、そうか。ならば続けろ」
「・・・はぁ? な、何を?」
モョモトは自転車を指差す。
村長は信じられないといった顔つきでモョモトを見た。
フレアも口をぽかんと開け、言葉を出せずにいる。
やがてモョモトは表情を変えずに言った。
「こげ。暗いのは不便だ」
「・・・ひ、ひィィ〜〜〜!!!」
結局、モョモトが眠る深夜2時まで村人は自転車をこぎ続ける羽目となった。
ポポタの就寝時間である8時よりも、6時間も長かった。
212 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:41:00 ID:H8uN26is0
翌朝、モョモトはすっきりした顔で村の広場に出た。
村人はこぎ疲れてみんな寝ていた。青い顔でサブリナが言う。
「・・・さっさと村を出よ。やばいよ、絶対に恨まれてるよ」
「そうですね、村人は我々に敵意を持っています」血まみれのソクラテスが言った。
「おわ! あんたどうしたの!?」
「ゆうべ外を散歩してたら突然村人に襲われたんです。
さっきまで枝に吊るされて気絶してたんですよ。死ぬかと思いました」
「・・・いっそ死ねばよかったのに」
「はは、は・・・私はどうすればいいんでしょう?」苦笑いでフレア。
やがて一行は村の出口でポポタに遭遇した。
顔を腫らし湿布を貼り付けた彼は言う。
「おい、てめえ!」
「モョモトだ」
「モョモト、あんたは強ぇ。さすがはポカパマズさんの息子だけのことはある!」
「・・・?」神妙な顔をするモョモト。
「おっと、ポカパマズさんって言ってもわかんねぇよな。
ポカパマズ・・・それは仮の名前。アリアハンでの名前はオルテガだッ!!」
「??」モョモトの表情は変わらない。
「・・・おい、オルテガだよ。オルテガ!!」
「???」
「・・・まじで? わかんない? あんたオルテガの息子なんだろッ!?」
モョモトは両手をポンと叩き”そういえば”みたいな顔をした。
「と・・・とにかくだ。俺はあんたに付いてくことに決めた!
あんたに付いてって、いつかあんたを超えてみせる! 俺を仲間にしろッ!!」
モョモトは無言のまま背後を見渡した。
サブリナ、ソクラテス、フレア、仲間がいっぱいだ。
コマンド?
1、ポポタを仲間にしない
2、フレアを外してポポタを入れる
3、ポポタとフレア、両方外す
213 :
いちげん
◆CJAIpNmKdw
:2005/12/10(土) 12:42:13 ID:H8uN26is0
以上。
なんとなく選択肢つけました。
適当に選んでください。
214 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 18:19:22 ID:YsqsMUMj0
ファイブ ◎
いちげん ○
ニット ×
215 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 18:45:09 ID:p2i6yuIH0
4、ソクラテスをはずす
216 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 18:54:26 ID:GPd5t+rgO
ニット ◎
ふぁいぶ○
滝屋 △
いちげん×
217 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/12/10(土) 23:03:35 ID:M1bwtkYZ0
いつのまにやらギャラリーがひどいことになってんなw
とりあえず3
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