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俺がドラクエ3の主人公だったら3

657 :いちげん ◆CJAIpNmKdw :2005/10/29(土) 23:08:20 ID:0n0Wt6TP
外に出ると、先日のぐんたいガニと巨大なカニ(じごくのハサミ)が戦闘を繰り広げていた。
「それー突撃ー!こやつにやられた一族の恨み忘れるなー!!」
「うははは、無駄だぁー!!」
数で攻めるぐんたいガニ。しかしスクルトを連発したじごくのハサミには無力だった。
じごくのハサミが、次々とぐんたいガニたちをなぎ倒してゆく。
「ふはははは、はるばるロマリアから遠征とはご苦労!しかし無駄足だったな!」
それを見たソクラテスは突然走り出し、じごくのハサミの前に立ちふさがった!
「僕はこうして攻撃されるのを待っています!」
「どけ!」バシッ!「げふッ!」ソクラテスが吹っ飛ぶ!
ぐんたいガニは一斉に叫んだ「意味ねえええええええ!!」
「小隊長殿、もう駄目です!このままでは全滅してしまいます!」
「うぬうう・・・」小隊長は右往左往し始めた。
その時、モョモトが進み出る。彼はじごくのハサミに向けて言った。
「おい、そこのカニ」
「何だ?貴様も吹っ飛ばされたいのか?」
「入れ」
モョモトは親指で背後を指した。そこにはぐつぐつに煮えたぎった巨大ナベ。
「ハァ?」
「とりあえず入っとけ」
「おちょくっとんのか!わりゃああぁぁ!!」
巨大なハサミがモョモトに迫る!
しかし彼はそれを左手一本で受け止め、すかさず右で正拳突きを放った。
泡を吹き、ひっくり返るじごくのハサミ。モョモトはそれをナベの中に放り投げた。
歓喜のあまり、モョモトに駆け寄る小隊長。
「あ、ありがとうございます!我々は・・・あなたを誤解していたようだ!」
「貴様らも入れ」
「・・・え?」
「例外はない。貴様らも入れ」
「ひ、ひいいいいいぃぃぃぃ!」
その日はカニづくしだった。

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