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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら13泊目

562 :Stage.? ご挨拶 ◆IFDQ/RcGKI :2009/01/06(火) 04:08:56 ID:7CHDLACm0
 ※今日の雑談は主人公sに、新年のご挨拶も含めてお願いします。


アルス「ということで」
タツミ「少々遅くなりましたが――」


アルス「あけましておめでとうございます!」
タツミ「本年もよろしくお願いいたします!」


タツミ「そういえば、アルスは日本の正月の習慣とか、ちゃんとわかってる?」
アルス「正直あんまり。俺は『夢』の中で、お前の意識を通して現実世界の知識を得ていたんだが、
   なぜか季節のイベントについての記憶はほとんどねえんだよ。
   お正月もクリスマスも、名前しか知らねぇって感じなんだよな」
タツミ「でもその『夢』って断片的なものなんだろ。たまたまじゃない」
アルス「そうかもな。見事になんにも無いのも妙だと思うが……」
タツミ(イベントって誰かと一緒にはしゃぐってのが多いからねー。
   虚しくなるから無意識に妄想しないようにしてたんだろうな、僕)

アルス「んでさっそく聞きたいんだが、コレはなんだ?」
タツミ「ああ、『鏡もち』か。見ればわかるだろ、頭に乗せるんだよ」
アルス「食い物をか?」
タツミ「神様にお供えする意味を込めて、もっとも高いところに掲げるんだよ。
   黄色いミカンを乗せることで、上から目立つようにしてるんだ」
アルス「首が凝りそうだな……。じゃあこの薄っぺらいのはなんだ?」
タツミ「それは『たこ』だね」
アルス「ほぉ。なんかヤワな作りだが、どう使うんだ」
タツミ「素っ裸になって『前』に貼り付けるんだよ。お正月の挨拶まわりの正装だね。
   その長いたこ糸で、外れないようにしっかり身体に縛りつけるのがちょっと難しいんだ」
アルス「か、変わった風習だな」
タツミ「身体ひとつで出向いて、『今年も敵対せず仲良くしましょう』という意思表示をするんだ」
アルス「なるほど。もの凄く寒そうだが、現実の日本には露天で混浴なんておおらかな習慣もあるしな。
   じゃあこっちのコレはなんだ?」
タツミ「それは『門松』という武器で、嫌な人間が来たら抱えて全力突進するんだよ」
アルス「さっきと大きく矛盾してないか!?」
タツミ「新年早々外敵の侵入を許すわけにいかないもの。『今年も気を引き締めていこう』という決意表明なんだ」
アルス「な、なるほど。しかしさっきの『たこ』と合わせると、あまりに防御力が低すぎる気が……」
タツミ「なに言ってんだ、守りに入ったらダメだろ。常に特攻の精神で行くんだよ!
   アルスも現実で生きていく気なら、日本の武士の魂を理解しなきゃ」
アルス「おいおい、騙された相手にそんな熱心に教えていいのかよ」
タツミ「それも日本の和の心ってやつさ。それに一応さ、友達だろ、僕たち?」
アルス「……ったく、どこまでお人好しなんだよお前は」









アルス「……ところで俺とお前は見分けがつかないほどソックリだという設定なわけだが、
   いいんだな? モチかぶって素っ裸にたこ一枚で門松抱えて突進して来るぞ、エージあたりに」
タツミ「すみませんごめんなさいちゃんと本当のこと教えるのでやめてください」
アルス「わかればよろしい」


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