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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら九泊目

366 :特攻の俺 ◆yeTK1cdmjo :2007/05/27(日) 01:27:05 ID:/bh2DbrV0
「俺に何か用か?」
「うぉう! 脅かすな!!」
 どう声をかけるべきか俺が迷っていたら剣士から声をかけてくれました。

367 :特攻の俺 ◆yeTK1cdmjo :2007/05/27(日) 01:27:51 ID:/bh2DbrV0
「ええと……人違いだったら申し訳ない、みやおうさん?」
「いかにも。俺はみやおうだが――」
 ファミコン神拳110番創成期の一人、ミヤ王。
 平成生まれのお子様達にはわからないだろう。詳しくはググれ。

「ワケあってあんたを探してた」
「俺を? 何のためにだ?」
「竜王を斃すために、あんたら――ゆうてい、みやおう、キムこうの力を貸して欲しい」
「なにい?」
「俺の仲間になってくれ」
 ファミコン神拳110番のメンバーである堀井雄二、宮岡寛はドラクエの製作に関わっていた。
 彼らがドラクエに自己を投影させたのかはわからない。
 十中八九お遊びだろうが。
 ともあれ、ドラクエ製作陣が仲間に加えておいて損はない。たとえ別物であってもだ。

「冗談ではないようだな。……話を聞かせてもらおうか」

 ・俺が異世界から来たこと。
 ・竜王を斃すことしか俺が元の世界に戻る可能性がないこと。
 ・俺の世界ではこの世界は創作物であること。

 ミヤ王に語ったことを今北産業用にまとめておく。
 創作物と表現したのはこの世界ではゲーム云々で説明するよりも手っ取り早いと判断してのことだ。
 ゲームとはなんだと聞かれても困るしな。

「嘘ではないようだな」
 黙って俺の話を聞き終えたミヤ王は、じっくりと考え込んでから口を開いた。
『私は異世界から来た人間です、元の世界に帰るには金正日を斃すしか方法はありません。一緒に北朝鮮を攻めましょう』
 なんて言われたら正気を疑うだろ?
 誰だってそーなる。俺もそーなる。
 しかし、ミヤ王は信じてくれたようだ。
 流石はファミコン神拳110番。

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