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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら九泊目
26 :
ただの屍
◆fOZritkFNE
:2007/04/02(月) 18:40:19 ID:cXVCPijoO
『いっぱいいっぱいだな、ちったー痩せろよ。』
親父は台帳に何かを書き込み、俺の顔を見て咳払いを一つ。
店主「ゴホン、おはようございます旅の人、昨夜は良く眠れましたか?」
俺「目覚めは最悪だったがな」
店主「そんな事は聞いてません。では、マタイラシテクダサイ」
唸るほどの棒読みだ、清々しくもある・・・。
しかし一体どういう事なのだろうか?夢でも見てんのか?それともアヘンでも吸っちまったか?
『昨日はあのくそ女にボコボコにされて、気絶して・・・。』
沸々と怒りがこみあげてきた。
『クソッ!まあいい、で、恐らくは兄弟子が部屋まで運んでくれたはずだ』
そう、俺は自分の部屋で寝ていたはずだ!だが目が覚めて現れたのは真ん丸親父・・・。
『あのくそ女の新しい亭主か?奴はデブ専だからな。だがあのおっさんは自分の宿と言っていたな・・・。』
やはり考えれば考えるほど事態が飲み込めない。『とにかくここから出よう、まずはそこからだ!』
なんとなく振り返ると真ん丸親父が満面の作り笑いでこちらに向かって手を振っていた。
叩き斬ってやろうかと思ったが、いきなり人を斬るなんて俺の武士道に反する。こみあげる怒りを抑え、眼前の薄汚い扉を開けた。
「・・・、参ったなこりゃ・・・。」
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