【堀合】ﾘﾃﾞｨｱです｡　ｶｲﾝの肉槍　２本目【発展】(キャラサロン)

395 ：名無しさん＠ピンキー：2006/05/14(日) 14:04:32 ID:???

「そうだ。･･･世の中を見渡してみろ。どれだけの臣民が自分だけの判断でまぐわいを成し遂げるというのだ？
　自らの穴を掘られ、リスクを背負い、そして自分の肉槍だけで歩いていく･･･。
　そんな奴がどれだけこの世の中にいるというのだ？
「･･･ハードゲイ帝国の革命を思い出してみよ。貴公らが血を流し、命を懸けて守った臣民はどうだ？
　自分の身を安全な場所におきながら勝手なことばかり言っていたのではないのか？

「彼らは自分のハッテン場を維持するだけで精一杯だったのだ･･･。

「いや、違う。ネコでいるほうが楽なのだ。ネコだから不平を言うのではない。
　不満をこぼしたいからこそネコの立場に身を置くのだ。臣民は望んで『ネコ』になるのだよ。

「ばかな･･･。臣民には自分の役割を決定する権利がある。自由があるのだ！

「わからぬか！本当のハッテンとは誰かに与えてもらうものではない。
　自分で勝ち取るものだ。しかし臣民は自分以外にそれを求める。
　自分では何もしないくせにタチだけは主張する。
　皇帝の登場を今か、今かと待っているくせに、自分がその皇帝になろうとはしない。
　それが臣民だっ！

「臣民はそこまで怠惰な動物じゃない。ただ、我々ほど強くないだけだ。

「･･･隆起士よ、貴公は純粋すぎる。臣民に自分の夢を求めてはならない。支配者は与えるだけでよい。