【この穴を】俺の名はカインvol.12【掘るため…】

120 ：名前が無い＠ただの名無しのようだ：04/06/22 00:32 ID:eT6QvCKx

『去年今年貫く棒の如きもの
日常ありふれた棒という言葉だが、ここで不思議なことが起こる。「貫く」という押しとどめがたい動感、
「棒」の持つ直接的で飾り気のないイメージ、そして「ボー」という野太く突き抜けるような
音感が重なりあったのち、とどめは「如きもの」という捻りわざ。

このうっちゃりめいた技によって、棒が、棒という実体でありながら棒を超えたものとなり、
「貫く」動きそのものと化して、ニュウッと姿を現してくるのである。
あらゆる形容もなく、素っ裸で去年と今年を貫いて通るもの−これにもし名前を与えるとするなら、』

…この後は『「時そのもの」を措いてはほかにはない。』とくるワケだが、
このスレ長いこと見てたせいでどうしても…

『押しとどめたい動感』の時点でもう想像できるものは一つしかありませんでした。