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ハ・・・ハッサンが!!ハッサンがー!! ハッサソLv4

201 :うちのテリー(LV23、バトルマスター☆1):04/01/17 02:07 ID:qZsoS77X
姉さんに会えた。顔を見てもすぐには思い出せないくらい、離れていた姉さんと。
デュランを倒した男が笑いかけてきた。気安い野郎だ。再開の邪魔すんな。
オレンジ色の髪の女が何やら色めき立っている。まあ当然だな。
「とりあえず酒場で待っててくれないかしら」俺はキメラの翼で、酒場に飛んでいった。

酒場に着いた俺は先客の様子を見た。
近くのテーブルで、戦士風のおっさんがモンスターに一方的に話しかけていた。
向こうのカウンターでは、ダイコンみたいな頭の男が、ひたすら酒をあおっていた。
二人とも負のオーラが全身から溢れ出していた。みっともない奴らだ(´,_ゝ`)プッ

少しして姉さんがルーラで戻ってきた。俺に用があるらしい。
フッ、早速この俺に活躍してもらいたいのか?仕方ないな・・・・・・
再び酒場の様子を見る。あいつらは相変わらずだった。
フン、これが俺とお前らの違いさ。運命だと思ってあきらめるんだな。

アークボルトの城に連れていかれた俺は、前に俺が倒したモンスターを手下にした。
用が済んで、城門から出ようとする俺に、あの野郎が装備を全部貸してくれと頼んできた。
ふざけるなと思ったが、姉さんからの頼みもあって、俺はしぶしぶ従った。
装備を全部よこした後、俺は酒場に置いていかれた。世界最強の、この俺が・・・・・・

202 :うちのテリー(LV23、バトルマスター☆1):04/01/17 02:11 ID:qZsoS77X
酒場に取り残された俺は、ダイコンの様子を見た。相変わらずうつむいていた。
おっさんと目が合った。目をそらして、うつむいた。ムカつく野郎だ。
へらへら笑っていたあの野郎と、俺の剣を取りやがったハゲの顔を思い浮かべた。
畜生、調子に乗りやがって。一人じゃ何もできないザコ共が・・・・・・

ハゲがダイコンと話していた。俺は聞き耳を立ててみた。
どうやら悩み事を聞いていたようだった。全く無意味なことをするもんだ。
恵まれているお前なんかにそいつの気持ちが分かるわけないだろ?
しまいには逆にダイコンに気を遣われているハゲ。お前、消えろよ。俺の剣返せ。死ね。

姉さんが酒場にやってきた。一週間ぐらいあと、ドランゴもやってきた。
二人は俺と毎日を過ごすようになった。
あいつらの様子を見る。今日もひとりぼっちだ。
みじめな奴らだ。俺と違ってな。

あの野郎が馬車に来るように言ってきた。
ムカついたので突っぱねてやろうと思ったが姉さんの手前だ、仕方ないな。
俺はダイコンとおっさんに目をやった。奴らはいつものように陰気に手元を見つめている。
どうだ、見たか。お前らとは、違うんだよ・・・・・・

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