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もし目が覚めたらそこがDQ世界の宿屋だったら六泊目

293 :暇潰し ◆ODmtHj3GLQ :2006/04/03(月) 00:22:25 ID:yovtBz+s0
「え〜っと、【そんな訳で私は船に乗っていたのです】・・・と」
説明してる間にトコロ変わって灼熱の砂漠を進む王子様一行。
見てるだけで暑苦しい装備のロマリア王子は先頭を切っている。
「この暑さ!君の僕に対する思いが熱気として伝わってきてるんだね!」
よくもまぁそんなに元気でいられるもんだ・・・
そんな王子の後ろをジュードと真理奈は歩く。
「【でも今は砂漠にいるんだよね〜こんなんで世界を救えるのか不安だよ・・・】」
「何1人でブツブツ言ってるんだ?」
「ん〜?いや、メール打ってただけだよん」
「また機械ってヤツか?」
「そ。でもこっちの世界じゃ使い物にならないみたい・・・」
事実、アンテナは今も圏外を示している。ルビスと話す時だけは反応するのだが・・・
(みんな元気にしてるのかなぁ。メールもできないなんて・・・
 ったく、電波届くように出来るならやれっての!まじルビス使えね〜)
「この世界とは違う世界、ね。お前の世界に1回行ってみたい気もするよ」
「じゃあ私と一緒に帰る?」
「そうすっかなー」
「そしたらジュードが私の世界を救うんだよ?」
「あ〜それだけは勘弁だな」
「ピーピー!!」
「自分が一緒に帰るって?確かにジュードよりブルーの方が世界を救ってくれるかもね」
「俺はスライム以下かよ・・・」
「ピー!」
ブルーは当然とばかりにジュードに向かって胸を張った。
・・・どうでもいいけど、スライムって暑さで溶けそうだよね。


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