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ぜろちゃんねるプラス
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もし目が覚めたら、そこがDQ世界の宿屋だったら
1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:05/03/15 05:33:29 ID:NA3D0HzS
どーするよ?
549 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/10(火) 00:32:59 ID:L9VXMpYE
ギャル文字解読サイトまで行ってしまったよ(w
£ヽレ)£ヽレ)£ヽレ)£ヽレ) → むりむりむりむり
550 :
冒険の書庫の書記
◆nUtX8ZK/82
:2005/05/10(火) 00:41:42 ID:zufUL+xb
ここまでセーブしました
http://www.geocities.jp/if_dq/
>>516
さん、ありがとです。
551 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/10(火) 19:18:24 ID:wUB1uo82
あげ
552 :
海鳴りの洞窟
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:39:55 ID:tGLVNMiz
「――お主の思考はどうも凝り固まっておる所がある。発想を転換させてみる事じゃ。
剣が炎を出す訳が無い。そうではなく、炎を出す、出せる剣がある。それは何故かと考えていく事が大事なのじゃよ。
そうでなくば、新たな発見はなくなってしまうからのぅ――ほれ、聞いておるか!?」
「ブライせんせ〜い。アリーナが寝てま〜す」
「人の事はよろしい!それに姫には最初から期待しておらん」
教育係りが匙を投げてる!?あんまりな物言いだが、彼女は講義中常に眠っているのだからそれも仕方が無いか。
俺がいなければ、無理矢理にでも起こすんだろうが…。
アリーナが寝る度に起こしてたんじゃまるで進まないから、妥協してるんだろう。
「もう少し詳しく説明したいのじゃが、やはり良い教材が手元に無いのが痛いのぅ。
破邪の剣や炎の爪などと言ったものは、少々勝手が違うからの――」
卓の上に置かれた破邪の剣をしげしげと見た後、ブライは小さく溜め息をついた。
特殊な効果のある武具を中心とした講義であったのだが、良い範例が無いようで難航している――。
どすん、と何かにぶつかる音がした気がした。
…まさか座礁したんじゃないだろうな?
俺は一度ブライと示し合わせて様子を見に行く事にする。
アリーナは全く起きる気配を見せないので放置だ。
甲板に上がるとマーニャを除く全員が既に集まっていた。
あいつもどうせ寝てるんだろう。
早速、何かあったのかとクリフトに訊ねてみる。
「それが…どうも、この先に洞窟があるようなんですよ。
小船でしか入れなさそうなのですが…」
「…この先には魔物の気配がします。
ですが、奥に何か…大切なものがあるようです」
553 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:42:55 ID:tGLVNMiz
なるほど。ミネアの占いか。
こうなってくると、やはり探索するしかないのだろうな。
流石に慣れてくるよね!
「アリーナ姫はもう、お休みで?なら、私が前衛を務めましょう」
「講義が途中ですからな。中で続けますぞ」
ライアンとブライがそれぞれ志願した。
…ん?中で講義するって、俺に向けてっすかね?俺も確定っすか?
当然ながらソフィアも赴くとして、後一人はクリフトかミネアと言った所だろうか。
「では、私が。ミネアさんとトルネコさんは、船をお願いします」
こうして、海側から入る比較的珍しい洞窟への探索が始まった。
慎重に小船を進ませる。櫂を操るのは俺とライアンだ。
前方に大きな――あれは、扉か?――が、見えてきた。
こういう場所にあるという事は、水門か何かなのかもしれないが。
クリフトが迷い無く、最後の鍵と呼ばれるガーデンブルグの女王から譲り受けた鍵を取り出す。
身を乗り出して鍵穴に差し込み、回すと、ずずず、という重い水音と共に扉が左右にスライドする。
…今、スライドしたぞ!?なんだ…此処は、人工的な洞窟なのか。
いやまあ、扉がある時点でそうかもしれないが、妙に凝った仕掛けだ…まあ、こういうのに遭遇するのも、少ない事ではないんだが…。
俺とライアンは再び、慎重に櫂を動かす。
小さな上陸地点に、降り階段を見つけたが、一応先に他の地点も探ってみる事にする。
何かお宝があるかもしれないしね。ああ、トルネコさんがいればそれもさくっと解るのに。
554 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:43:24 ID:tGLVNMiz
「――さて、今日の予定は座標融解現象についてじゃったな。
これを説明する前にこの空間について、学者たちの認識を説明しておかねばなりますまい。
この、我々の目の前にある空間。これには、極小の単位で『座標』と呼ばれる数値で表す事ができるという説があるのじゃ。
例えば、こう、手を翳す。この手が存在する空間――座標には、今、ワシの手が存在し、他には何も存在していない。
厳密には手の構成要素じゃがな」
――おいおい、爺さん、敵が出ないからってマジで講釈垂れ始めたぞ。
音が響いて寄ってきたらどうするんだよぅ。
俺は軽く慌ててクリフトに眼で助けを求めた。
(たーすけてーポッパーイ)
(何ですかポパイって。まあ…ブライ様も久しぶりに張り合いがあって嬉しいのでしょう。
どうかお付き合いしてあげてください)
あっさりと見放された。
老い先短い老人には優しくしても良いんだけどよー…それにしても、ちんぷんかんぷん過ぎるんだよ!
しかも脈絡がねえ!って、あー。そうか、これについては俺が訊いたんだっけ。
言葉自体はどっかで見たんだが、意味が解らなかったんだ。
「さて、手と手とこう合わせてみる。力を入れても、二つの手が重なる事は無いじゃろう?
これはつまり、一つの座標に別々のものが同時に存在する事は無いという一つの法則じゃ。強い力が込められれば手の方が先に壊れてしまう。
じゃが――時に、この法則は歪んでな」
ブライはいよいよ乗ってきたのか俺の方を放置して語り始めている。
座標。そういえば、MMOなんかでは自分の位置をXとYで表す機能がついていた気がする。
…とはいえ、あれは二次元――3Dのゲームでも大抵は空間を認識せずキャラの立っている位置を記録するのが精一杯だった筈だ。
ゲームじゃない、この広い世界で縦と横だけじゃなく高さまで細かく数値が振り分けられているという概念が理解できない。
ただ単に数字が小さいか大きいか、という問題でも無いと思うのだが…どうなのだろう。
いや、実際に数値が振られてる訳じゃないのか。学者たちの、考え方の一つという事かもしれない。
555 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:44:03 ID:tGLVNMiz
そんな事を考えながら相槌を打つ俺を見て、ブライはそこはかとなく満足そうに頷く。
なんだかんだ言って俺は真面目に考えてしまうから、それが気に入られてるのかもしれない。
「本来存在し得ないもの――全くの、同質の存在――そして、時にその強力な属性ゆえに――。
理由は様々あるものの、現実にはほぼ存在し得ぬレアケース。決して存在してはならぬ筈の同一存在」
ぴくっとソフィアの肩が震えた気がした。
「aという物と全く同じaが存在するとする。その二つが同座標に存在しようとしたらどうなるか。
まるで融け合ってしまうかのように、何の抵抗も無く重なってしまう。
aという物体の形を今まで三角形だと世界は認識しておったのに、急に角が4つできてしまう。それも、何の力も働いていないのに。
世界は歪みを嫌うと言われておる。故に、反発が起こるのじゃな。
簡単に言ってしまえば爆発じゃ。じゃが、この爆発は超新星のそれに匹敵するとすら言われる。――これは大袈裟じゃが。
兎に角、両者を離そうとする訳じゃ」
「なるほどねえ。…けど、お目にかかる機会って少ないんでしょ?」
「さて?それはどうかのぅ」
ブライがもったいぶるかのようにゆっくりと顎鬚を撫でる。
なんだそりゃ。さっき自分で言ってたのに。
「…これは比較的最近の話じゃ。
人の手で、真なるコピーを作り上げる術を編み出した者がおる、とな。事実なら、レアケースとも言えなくなるやもな。
そして、その術に深く関連するのが――錬金術という訳じゃ」
――錬金術。これも、か。
556 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 01:44:59 ID:WMuqnQx+
晒しage
557 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:46:40 ID:tGLVNMiz
「まあ、この話の講義をしたのは――。
そうさな、お主に訊ねられたから、が八割。残りの二割は、その噂を思い出したからじゃよ」
満足したのか、語り終えた老人はまるで好々爺と言った風に笑った。
そうか、座標融解現象という言葉を見たのも確かエドガンの隠し部屋だった。
錬金術師の部屋に、錬金術に関する本があるというのも頷ける話である。
話の内容は全く頷けるものでは無かったがー。
それにしても、ブライの博学ぶりには恐れ入る。
伊達に長生きしていないと言った感じだ。智謀沸くが如しってか。
「――それにしても、キリが良い所で助かりましたな」
前方を見据えていたライアンが不意に声を発した。
俺はその時点で軽く嫌な予感がしていた。もう、ミネアの占い並に外れる気がしなくなっている。良い予感は外れるけど。
ドラゴンに乗った人影――水の上を走る巨大とかげ――まるで恐竜のような青い物体――。
「では、始めるとしましょうか」
ライアンの声と同時に、
すらりとソフィアが腰の剣を抜いた。
558 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:47:23 ID:tGLVNMiz
「……あの。今のって、敵一グループっちゅうか……数は全部で5匹だったよね」
「ええ、そうですね…っ!」
「なのに何で全滅しかかってるのよ!?」
俺は必死で覚えたての治療呪文をソフィアに施していた。
クリフトは俺の愚痴に返事をする余裕も無いようだ。彼は、一人でライアンとブライの傷を癒している。
ソフィアの身体がどんどん冷たくなっていく――俺は焦りながらも、治癒(ホイミ)から、上位治癒(ベホイミ)へと切り替える。
この洞窟の敵の強さは異常だと思った。
特に、あのドラゴンライダーがヤバイ。何で十把一絡げ的な魔物があんな速いんだ。しかも、一撃が重い。
はしりとかげは魔物全員の傷を、一瞬で治してしまうし。
俺はと言えば、竜が吐くブレスのせいで何もできずひたすら薬草を食って命を繋いでいた。
「ソフィア…ソフィア!しっかりしてくれよ!」
外傷は何とか消す事ができた。
ぺちぺちと少女の頬を軽く叩く。
腕の中で、僅かな身じろぎをした後、長い睫が震え、ゆっくりとまなこが開かれる。
安堵の余り思わず表情を崩した。
それを見たソフィアがくすっと笑う。よほどおかしな顔をしていたのだろう。
――少女が此処まで傷ついている間、俺は薬草を齧る事しかできなかった。
俺が死ねば、彼らにとって余計な負担になっただろう、というのは勿論ある。
だが――だからといって――。
自分の身だけは少なくとも守る。そういう、戦闘技術を手に入れる。それはつまり――こういう事を繰り返すだけじゃないか……!
559 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:48:01 ID:tGLVNMiz
「……これは、中々参りましたな」
ライアンがゆっくりと身体を起こした。
――もし前衛が彼でなく、アリーナだったなら恐らく持たなかったであろう。
誰一人斃れる事無く切り抜けられたのは、敵の真正面で踏ん張り続ける戦士の功績が多大だった。
治療を受けた老魔法使いが、腰をとんとんと叩きながら勇者に進言する。
「どうでしょうな。一度、引き返すというのも手かもしれませんぞ」
確かに、戦士の言うとおりだ。
慢心があったとは思いたくないが、それに近いものはあったかもしれない。
俺はソフィアの意志を確認する。
『ブライさん…遺跡脱出(リレミト)は大丈夫ですか?』
「…うむ。無論、可能じゃよ」
『では…先ほどの階段を降りましょう。その先の深さにもよりますが、いよいよとなった時は遺跡脱出で』
――そうだった。
この程度であっさりと引き返すような性格をしていないのだ、この娘は。
猪突猛進とまではいかぬものの、限りなくそれに近い――猛々しき魂を持っていると思う。
だからアリーナともあれだけ気が合う訳で。
あの姫君の場合全滅するまで退かない気がするがー。
560 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:49:05 ID:tGLVNMiz
「――御意。では、進むとしましょうか」
「仕方がないのぅ。ま、姫様よりは退き際を心得ておられるじゃろうからその点は安心じゃが。
クリフト。ワシ等も余力を惜しまず常に補助を展開して行くぞ」
「解りました、ブライ様」
導かれし者たちは、簡単に打ち合わせた後すぐに立ち上がる。
俺もまた、少し遅れる形にはなったが、それでも彼らの後に続いた。
階段を降りた先に、光苔が生えているのか薄ぼんやりとした広場が見える。
辺りに魔物の気配は無い。中央に静かに佇むのは――天空の盾に刻まれた文様と似た装飾の施された鎧だ。それに向かってソフィアが、一歩足を踏み出した――。
ギャオォォォォ!!
背後から響く雄叫びに縮み上がる俺。
うわわわわ、きたきたきたきたあああ!!
「勇者殿!ここは我らが食い止めます故、鎧を!」
ライアンが臆する事無く一行の殿に入り、怒鳴った。
俺は、戦士の背中を間近で目の当たりにする。――なんと、逞しく、雄々しくて、頼もしいのか。
同じ男である事に誇らしさを感じ、それと同時にこの境地にまで至れて居ない情けなさ、達したい憧れ。
様々な葛藤を胸に抱きながら、俺はライアンの隣に立った。
半歩下がった位置に居るのは、身の程というものだ。まだ――並び立つ事はできない。ライアンにも、アリーナにも、ソフィアにも。
だけど、やはり俺はあの時強くなりたいと思ったから。ホフマンは、きっと強くなれると言ってくれたから。
561 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:49:56 ID:tGLVNMiz
「ソフィア!行ってくれ!」
俺の声に意を決したか、少女の駆けて行く音が聞こえてきた。
クリフトが、ライアンを挟んで俺と対照の位置に立つ。
ブライとクリフトの呪文の詠唱を聞きながら、俺もまた物理障壁(スカラ)と攻勢力向上(バイキルト)の魔法を己に施す。
この二つをかけた状態でも、素のライアンに敵わないのだから泣けてくる話ではあるが。
少女を先に行かせ、魔物の群れに立ち塞がる。おおおなんか無駄に燃えてきたぁぁぁ!
「そうでしょうそうでしょう。これが、醍醐味というものでしてな」
にやりと笑うライアン。
ブライがくつくつと低く笑い、クリフトもまた緊張に強張っていた身体を解す。
この場を俺がただ、切り抜けようと思うなら、戦闘は彼らに任せて先ほどのように薬草を食んでいれば良い。
だけど、それは余りに悔しいから…!
「ライアンさん――俺、やっぱ、突きを教えて欲しい。
俺は――これから、どうなるか解らないけれど、皆と一緒に居る時は、誰に言われるでもなく戦わなきゃならないと思うし、戦いたいと思う。
あんたたちにばっか、苦労させたくないもんな!」
「――良いでしょう。厳しくいきますからな。此処を切り抜けたら覚悟しておくのですぞ!」
戦士が一歩踏み出す。
その圧倒的な圧力で地がへこみ、突き出された斧は巨大な原住民の面のような魔物を叩き割った。
勇者には、なれない。
あの大灯台からこれまでの道のりで、ソフィアとの力の差は埋まる所か開きっ放しだったから。
勇者と呼ばれる存在に、ある種の疑念を抱いてしまったから。
覚悟はしていた。俺みたいなのが、勇者と呼ばれる者と同じ位強くはなれないだろう、と。
それは諦めに近い感情。だが――今、再び俺は目的を掴み取った。
クリフトとの会話に、ミネアの慈愛に、ライアンの背中に、そして駆けて行くソフィアの気配に、あるべき俺の姿を視る。
562 :
海鳴りの祠
◆gYINaOL2aE
:2005/05/11(水) 01:50:59 ID:tGLVNMiz
「俺は――俺は、ソフィアの、剣になりたい。決めた。今、決めた!!」
破邪の剣を水平に振るう。
接敵した水竜の返り血が、俺の頬を染め上げた。
「全く…青いのぅ。じゃが、若いとは良い事じゃな」
ブライがやれやれと嘆息しながら、遺跡脱出(リレミト)の準備に入った。
HP:63/88
MP:21/42
Eはじゃの剣 Eみかわしの服 Eパンツ
戦闘:物理障壁,攻勢力向上,治癒,上位治癒
通常:治癒,上位治癒
563 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 02:11:51 ID:y1rsZ/VQ
>>562
新作乙!
564 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 02:23:06 ID:dgJdUeYz
はい
いいえ
>おつ
565 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 04:15:22 ID:8IB1XTQK
オシ!!
566 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 12:55:13 ID:tYoEz17R
批評スレが落ちたか。
いいことだ。
567 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 13:17:15 ID:lcfNid5m
…何で「いいこと」なんだ?
別に、ここの作品が批判されてた訳でもないのに
568 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 15:33:33 ID:Lktl+7sI
>>566
批判が怖い作者乙
569 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 17:53:21 ID:TtomK/PF
乙!
主人公が段々と格好よくなっていく気配がするよう。集中講義も役に立ったようで何よりだな。
役割とか、関係とか、透けて見えるのがいいね!
なんか強烈に伏線張られた気がする………(悶々)w
570 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 20:12:40 ID:bQOaGOE/
乙!
小説の更新、楽しみな自分がいてなんか毎回ドキドキさせられて良いなホント
キャラも偏りが無いし、皆魅力的に書かれてて、何より主人公が身近に感じるのがイイ(・∀・)!!
あー確かになんか伏線ぽいのがあった感じがしてまさかなー…って今思ってるw
なんにせよ続きが楽しみだ…!!
571 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 21:49:42 ID:KRGweQKo
とりあえず学校さぼります
572 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 22:20:57 ID:g7B8ivKb
何もかも捨てて俺も冒険の世界に旅立ちてぇなw
573 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 22:33:54 ID:EppR3QOG
>>572
旅立っちゃえよ、ホラ!
574 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 22:49:51 ID:f47+R9UA
>>572
まさに旅の扉はここにある!!
575 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/11(水) 23:18:41 ID:uTbiaG+G
)
(
,, ) )
゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
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/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
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゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
576 :
冒険の書庫の書記
◆nUtX8ZK/82
:2005/05/12(木) 00:26:05 ID:krEMqXMR
ここまでセーブしました
http://www.geocities.jp/if_dq/
577 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 00:48:25 ID:4QdWqNwl
晒しage
578 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:10:41 ID:YOl66ZLc
ガーデンブルクの南、アネイルの東。
大河を挟んだその先に、一つの大陸がある。
手強い魔物が住み着いていた。地理的に人の侵攻し難い難所でもあった。
様々な要素と諸々な理由が噛み合い、その大陸は人の殆ど住まない土地となっていた。
この大陸の川沿いに、ホビット達が作った一つの集落が存在した。
彼等は日々を穏やかに、まるで時が止まっているかのように過ごしていたが、
とある日に来訪した二人の男女が、彼らの生活に色と、華やかさを与える事となる。
それはホビット達が望んでいたもの、という訳でも無かったのだが、彼等は二人を歓迎した。
一人は、魔族の青年。
もう一人は、エルフの少女。
集落の近くの丘に、朽ちかけた塔が立っていた。
それは、遥かな古代の技術が用いられ、造りに仕掛けが施されていた。
青年はそれに目を付け、少女の為にその塔を蘇らせた。
魔族の青年は冷たい瞳をしていた為に最初はとても恐れられた。
だが、エルフの少女は村人に分け隔てなく接し、とても優しくて、綺麗な声で詩を歌ってくれたので、
ホビット達はやがて少女の住む丘の塔の周りに新たに家を造り住み始めた。
青年が、少女と話す時にとても穏やかな顔をするのも、次第に伝わっていった。
やがて、ふらりと訪れた魔物や動物、そして人まで住み着くものが現れた。
ホビット達は余所者に平和が脅かされるのを恐れ、困惑した。
だが、移り住んできた者達は一様に、誇り高き魔族の青年の前では秩序を乱す事など到底できず、
美しきエルフの少女の前ではどんな者もまるで毒気を抜かれたかのようになってしまう。
それは、青年と少女、どちらが欠けても維持できないであろう一つの理想郷であった。
ホビット達と他所から移り住んだ者達は、この素晴らしい集落に改めて名を付ける事にした。
少女の住まう丘――ロザリーヒル。
579 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:11:51 ID:YOl66ZLc
「…むむむ!これは、中々…」
トルネコが唸り声を上げる。
彼は一本の大剣をあらゆる角度から検分しようと大きな身体を左右に揺らしていた。
「これは、私にも解りますな。良い剣です」
ふむう。トルネコとライアンが言うからには、かなりの物なのだろう。
俺?いやいや、そう言われれば良い物のような気はするけど、はっきりは解らない。
「此処でしっかりと準備をすれば、きっとこれからの戦いの役に立ちますよ」
にこにこと笑いながらトルネコがそう言った。
願ったり叶ったりだ。実力不足を武器のせいにするつもりは毛頭無いが、
不足しているからこそ、武器で補う事もまた必要だろう。
「…ほう。それは、ひょっとするとドラゴンキラーでは無いか?」
珍しく、ブライが武器に興味を示した。
店主の老人(この店主は、他にも道具屋、防具屋、神父の真似事までするマルチな爺さんだ。一々口調まで変えるこだわりっぷりである)が、軽く頷く。
俺は、その大剣がどうしたのか訊ねてみる。
「うむ、これこそ特殊な武装として最も顕著な例と言える。
…見る限り、少し大きな普通の剣じゃろう?じゃが確かに、この剣を使えば竜族をより屠れる。
それは何故か?炎が出る訳でもなく、氷が出る訳でも無い。
もしかすると、別に竜に限らずその切れ味を発揮するやもしれぬ。唯、単純に強い剣かもしれぬじゃろう?」
580 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:12:30 ID:YOl66ZLc
ドラゴンキラー…竜にだけ特化した大剣。
だけどそれが本当に竜にのみ優れた剣なのか、それとも総合的に強い剣なのかを証明するのは難儀だ。
だが、それでも、この剣はやはり竜に特別な効果を発揮するとブライは言う。
それは使ってみれば『なんとなく』感じる事ができるかもしれない、らしいのだ。
眼に見えて強い、とまでなるかどうかは人に依る。
言い方を変えればその程度の武器でしかないのだが――これを侮るのは、少々考え物だなと思った。
「まあ、総合的に見てもこの店随一の物じゃなかろうかな?
のう、トルネコ殿?」
「ええ。仰るとおりだと思います。これを、ソフィアさんとライアンさんに…貴方は、どうします?」
「……けど、ちょっと、高いねえ」
俺はかりかりと頬を掻いた。
値札を見ると、他と桁が一つ違う。
次に高いまどろみの剣の、およそ二倍の値が張るのだ。恐ろしい話である。
「一端の剣士になるには、やはり武具も大事です。
選ばず済むのは、達人でなくば。…今までずっとお下がりを使っていたのですから、それで得られるモノは十二分に得たでしょう。
戦いへの意志も決まったようですし、此処は一つ扱って見てはどうですか?」
うーん…。
別に、ソフィアのお下がりが嫌だった訳では無いのだが、確かに…新品の剣、というものに、僅かながらも憧れが無いと言えば嘘になる。
ちらりとソフィアに視線を走らせた。
少女は何処と無く、寂しそうな眼をしている、気が、するうううう。
いやいやいやいや、それは俺の勝手な思い込みではないか。
ううーむ。別にソフィアから巣立つとかそういうんでも無いのだが。
――しかし、そう。俺が彼女の剣になるのだとしたら、財布の事情が苦しいとかならともかく、
俺の方から背中を向ける訳にはいかないと思う。
581 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:21:04 ID:YOl66ZLc
腰に新しい剣を帯びる。
なんだか異常なまでに気恥ずかしい。トルネコが、お似合いですよ、と言ってくれた。いい人だ。
ソフィアもまた、笑みを向けてくれる。俺はそれにほっと安堵の息を吐くのだった。
結局、ソフィアとライアンにもドラゴンキラーを。
後はクリフトとミネアにまほうの法衣、そしてライアンにドラゴンメイルが渡された。
魔法使いが扱うような武具は無かったのだが、マーニャが後でごねるかもしれない。
ちなみに、ソフィアの防具に関しては既に彼女は天空装備で身を固めている。
「あの…」
アリーナがトルネコに何かを手渡した。きらりと光る小さな物である。
「ふむ?これは…キラーピアスですか。
ですが、今のアリーナさんには炎の爪の方が恐らく良いですよ?」
「うん。私もそう思う。
…だけど、ね。ちょっと、色々戦い方について考えることがあって――これって、両手に装備する物でしょう?
もしかしたら――なんだけど」
余り歯切れが良くないアリーナというのも中々お目にかかれない。
確信は無いが、自信はある。そういった雰囲気だ。
しかし、どうしてこそこそしてるんだろう?
「だって、ブライにピアスが欲しいなんて聴こえたら何言われるか解らないじゃない」
…あの爺さんは喜ぶんじゃないかな?
お洒落に目覚めたとか、勘違いして。それとも、耳に穴開けるなんて持っての外!って感じなんだろうか?
お姫様ならその位ありなんじゃないかなあとも思うが。
「…解りました。では、これも購入しましょう」
582 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:22:28 ID:YOl66ZLc
トルネコが、まるで娘に相対するような表情を浮かべる。
アリーナがトルネコの出っ張ったお腹に抱きついた。全く。微笑ましい光景である。
…けどこれって、俺の世界じゃ下手したら援助交際とかそんな風に見られる可能性もあるよな。
なんだろうねえ。大人と子供ってのは、俺は目の前にある光景のような感じであるべきだと思うのだが。
大人が悪いのか、子供が悪いのか。それとも、何かが悪いと言うような問題でもないのか。
まあ、いいか。今は目の前の事を考えねばならないし。
「むううううううぅぅぅぅぅぅ……」
夕食の席にて。
マーニャさん、ご立腹である。
こういう場合、触らぬ神に祟りなしを決め込むのが常道なのだが、この時は新しい剣のせいで気が大きくなっていたか、つい触ってしまった。
「あの…マーニャさん…じゃなくて師匠(マスター)…一体どうしたん?」
途中、石化してしまいそうな凶悪なメンチを切られたので慌てて敬称にするヘタレ。
それが俺だ!
「…さっき、あんたたちと分かれてミネアと宿取ってた時。この村じゃ珍しく人がいたもんだから話しかけてみたのよ。
そうしたらそいつ、何て言ったと思う?
『オレはルビーの涙を流すというエルフを探してこの村にやってきた。
もし、そのエルフを見つけて捕まえる事ができたなら、きっと大金持ちになれるぞ!』
って、こうよ!?ほんと、あさましいにも程があるわ。同じ人間であることがイヤになってくるわよ…」
583 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:23:35 ID:YOl66ZLc
一気に捲くし立てられ、俺は飛んでくるご飯粒を避け、防ぐので手一杯である。
そんな事自慢げに話すヤツって頭大丈夫なんだろうか?――エルフを攫うって事に罪悪感なんて微塵も無いのかもしれない。
マーニャは特にその手のタイプの人間を嫌う傾向がある。
俺にしてみればカジノで豪遊するマーニャさんも軽く危ないのでは無いのかと思うのだが、
彼女の中では明確に線引きがされているらしく、エルフを捕まえると言うのは完全にアウトらしい。
まあ、俺も考えるまでも無くマーニャに同意だ。
「全く。けしからん輩がいるものですな」
ライアンが憤慨したように呟いた。
しかし――具体的にどうにかしよう、というのも中々難しい話である。
その男を見つけてボコにするのは可能なのだろうが…。
そいつをボコにした所で根本的な解決にはならないし、それにまだ何もしていない人間を痛めつけるってのも…。
とはいえ、放っておいたらエルフはどうなる?今の所お目にかかっていないが、本当にいるのだとしたら…。
…ん?エルフ?
「うむ?エルフとは、か?お主の言うとおり、白い肌に尖った耳が特徴の種族じゃな」
「ここは、ホビット族の村のようですからエルフは居ないでしょうね。
ホビット族は、言い方を変えると小人さんたちです。服が可愛いですよね」
ブライとミネアが説明してくれた。
ふむ、やはり、そうか――。
584 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:30:04 ID:YOl66ZLc
夜の帳が降りた後、俺は宿を出た。
どうもこの辺りは見覚えがある――ゆっくりと、丘を登っていく。
そこには、塔が立っていた。
――既視感(デジャヴュ)
そう、この場所は見た事がある気がする。あの塔から顔を覗かせるエルフの娘――。
訪れたのは間違いなく初めてだ。それなのに、どうして――。
……いつか見た、夢か?
あの時は確か、銀髪の男が何か笛のようなものを吹いていた筈だ。
常に背負っている荷物の山を降ろす。
笛なら何でも良いという訳でも無いだろうが、とりあえず試しに吹いてみようかと思ったのだ。
「なにしてるのー?」
ホワッツ!?
だから急に声をかけるなっつーの!この姫さんは俺を驚かして楽しんでるな!?
俺にだってそんな沢山引き出しないんだからさあ…。
「なんかね。皆、眼が冴えちゃってるみたいで。すぐに来るわよ。
私はクリフトと一緒に先に来てみたんだけど――まさか、貴方が先に居るとはね」
585 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:31:04 ID:YOl66ZLc
何故か悔しそうな姫君を放って置いて、
俺はクリフトに捜索を手伝ってもらうことにした。
「何を探せば良いのですか?笛、ですか。――ああ、これなんてどうでしょう?」
おお、凄い。ごちゃごちゃした荷物の中からクリフトが一発で取り出した笛は、少々奇妙な笛だった。
何が奇妙なのかと言われると答え難いのだが、管の部分が曲がってる時点でまともに音が出るものなんだろうか。
いつ手に入れたんだったかな?俺が拾ったもんじゃないから、ちょっと解らない。
やがて、ぞろぞろと導かれし者達が集う。
いい感じに挙動不審だ。夜だし。職質されたら一発でアウトだな。
「誰が吹きますか?」
クリフトが何気なく訊ねると、それはやはり奇妙な程に――自然な動作で、ソフィアが笛を手にした。
それは元から少女が吹く事を定められていたかのように。
「…あやかしの笛ですか」
トルネコの小さな声は、すぐに響きだした音に掻き消された。
物悲しい――落ち着かない、余り心地良い旋律とは言えない、音色。
何処と無く、不気味さすら感じさせる――。
586 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:33:54 ID:YOl66ZLc
ガコン。
足元の地面がへこんだ。
こ、今度はなによ!?――あ!そういえば、夢でもなんか地面に沈んでってた!
――そうか、しまった、ボッシュートか…!
⌒ ⌒ ⌒
_⌒ ⌒ ⌒__
/:::::Λ_Λ:::::::::::::::/
/::::::(∩;´Д`)∩ :::::/
/:::::::( >>俺 /::::/ チャラッチャラッチャーン
俺のスーパーヒトシ君がぁぁぁぁぁぁ!!!
と、一人緊張感の無い事を考えている間に、柵の無いエレベーターみたいなものが終点についたようだ。
「…とりあえず、進んでみる?」
「うん!行こう!」
587 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 02:35:45 ID:WimkDXLD
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ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
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588 :
ロザリーヒル
◆gYINaOL2aE
:2005/05/12(木) 02:36:27 ID:YOl66ZLc
マーニャに対しアリーナが元気に答え、歩み始める。
うちの女たちは非常に積極的なので、男たちはそれに唯々諾々と従うのみだ。いや、そんな事も無いけど。
通路を進むと、やがて登り階段が見えてきた。なるほど、塔だからな。登っていくわけね。
…ここにもエレベーターつけてくれよ…。
空気の読めない建築家を非難してから一歩ずつ階段を登る。
登りきった先に、また出現する階段。どれだけ登れって言うんだ…。
もう帰りたくなってきていたのだが、泣き言を言う訳にも行かず必死で喰らいついていく。
…おお、目の前に大きな扉が現れた。やった、なんとかてっぺんにこれたようだ。
アリーナとマーニャが一度視線を合わせた後、ゆっくりと扉を押し開く。
通路が伸びていた。
その先には、もう一枚の扉。構造から推測するに何かしらの部屋があるのだろうか。
そして――。
「――まさか、此処に入り込める者がいるとはな。……しかも、よりにもよって人間か」
煩わしそうに、不愉快そうに。
苛立だしげに響く男の声。
邪悪な鎧兜に身を包んだ黒い騎士が、最後の扉を守護するかのように立ちはだかっていた。
HP:88/88
MP:42/42
Eドラゴンキラー Eみかわしの服 Eパンツ
戦闘:物理障壁,攻勢力向上,治癒,上位治癒
通常:治癒,上位治癒
589 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 03:04:04 ID:btdtSjeh
>>◆gYINaOL2aE 言うまでもないけどGJ!
590 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 03:08:39 ID:udB8FPbv
乙かれ!!
更新早くて感動する!
そして何回も言っているがやはり描写が素晴らしい…!!
いよいよピサロナイトが出て来てドキドキだ…どうなるのか分からなくてちと怖いが楽しみだ!
591 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 03:46:39 ID:iXDHi1H5
乙
予想ではソ…が複線か?
それにしても他書いてないな…3書いてた人面白くなりそうで期待してたんだが…退院したのか?
592 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 09:45:23 ID:32DHy3rR
◆gYINaOL2aEさん、グッジョブっす。
毎日楽しく読ませてもらってます。
DQ4はファミコン版しかやってないからPS版がめっさ欲しくなってきたですよ。
593 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 11:03:31 ID:ymxUsmnG
乙!
>>591
確かに他いなくなっちゃったね
594 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 13:56:29 ID:faJmla/4
おれも3好きだったんだが…
このままだと4の人が終わったら一気に過疎るな
595 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 14:12:58 ID:wcoZQ8IH
今のも面白いけど最初の頃のノリで書く奴いないかな。
いかにもゲームの世界にリアル人間を無理矢理ねじ込んだような
ちぐはぐ感が妙に生々しくて、何となくSFっぽい感じが好きだった。
596 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 14:55:03 ID:KURzZnE0
とりあえず今おかれた状況を確認しようと頭を抱える。
最後にした行動は……あぁ、そうだ。授業中に居眠りをした。
ならば居眠りをする前は?
制服は暑いとか、男子の学ランは大変だよなとか、そんな事を考えていた気がする。
今となってはどうでもいい。問題は何故自分が今こんなおかしな所にいるか、だ。
―――せめて財布をもっときゃよかった。帰りに定期買うから1万以上入ってるのに…。
どうでもいい考えが頭を廻る。こんな時でまでお金の心配をする自分の貧乏性が腹立たしい。
いや、そんな場合じゃない。とにかく今をどうするか。
私は辺りを見渡した。先程と変わらない光景が目に映る。
カウンターに立ち身動きしない親父。
動物園の熊のごとく同じ場所を行ききしてるおばさん。
どちらも気味の悪いほど笑顔を浮かべている。何がそんなに可笑しいのだ。
窓から外を見れば、元々人通りの少ない通りなのか、それとも人口が少ないのか、あまり人影は見えない。
ただ、入り込む日差しからは今が朝なのだということは分かる。
重い口を開き、恐る恐る親父に話しかける。
「あの…」
「お泊りですか?それとも夜まで休まれま…」
「失礼しました」
私だって馬鹿じゃない。このやり取りは既に16回も行われたのだ。
親父の言葉はそれ以後も続いたようだったが私は構わず宿を出た。
開放的な青空。澄んだ空気。やたらと派手な色使いな気もするが、すぐに慣れるだろう。
―ーとりあえずの目標は、生きる。どんな状況に陥ろうとも。
固く心に誓い、私は新しい世界の新しい一歩を踏み出した。
私の長所は、どんなに絶望的な状況に置かれても、決して諦めない事だ、と思う。
597 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 15:41:46 ID:L7h/Lp/B
◆gYINaOL2aEさん
導かれし者達が米食だったことが今回一番の衝撃ですたw
598 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 18:37:12 ID:UgKr12+o
作者いるんなら挙手汁
599 :
冒険の書庫の書記
◆nUtX8ZK/82
:2005/05/12(木) 19:26:26 ID:TmzcSUD/
ここまでセーブしました
http://www.geocities.jp/if_dq/
600 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 19:31:24 ID:3u6Ri1qe
>>◆gYINaOL2aE氏
乙です!さあ、一つの山場、期待の伏線、楽しみにしてますよ!
きっとアレも伏線なんだろうなと予想を膨らませているのが一番楽しいw
他の作者の人も気兼ねなく上がって欲しいよね………。
結構楽しみにしてたのもあるし、遠慮なく上げてくれて構わないのに。
>>598
書きたい。ネタはある。時間はないw
601 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 19:53:00 ID:pPn04KI7
だいぶ前に書いて放置してたのを
この前消したところだ……
602 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 20:03:52 ID:KURzZnE0
>>598
ノシ
どれかは言わないけど。
603 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 20:44:19 ID:9PJUacdW
誰か目が覚めたらエスタークだった、っての書いて
604 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 20:51:36 ID:yP1xMQjl
>>598
ノシ
605 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/12(木) 21:26:29 ID:A228ERho
結構作者たち居るね
居るんならうp汁!
ノシ
606 :
◆Wj/kq68872
:2005/05/13(金) 04:05:35 ID:O/6/pyzS
ある朝目覚めると、僕はエスタークになっていた。
幸いにも自分の家ではなく暗い洞窟の玉座のような場所だったので、
家族に説明する手間は省けた。
いや、それ以前にこの体では僕の部屋に収まりきらないような気がする。
色々考えた結果、物事というものは実に上手く出来ていて、
一番面倒のない状況を勝手に作ってくれるのだと気付いた。
きっとこの4本しか指の無い巨大な手では、剣は持てても箸は使えまい。
はてさて、それにしても何故こんな面妖な事になってしまったのだろう。
僕が考えるに、原因は寝る前にエミュレーターでドラゴンクエスト4をプレイしたからだと思う。
エミュレーターだったのが不味かったのだ。
大人しく中古のプレステ版を買うべきだった、と悔やんでも後の祭りである。
しかしそれにしても静かだ。
物音は何もしない。
玉座のような場所にいるが、側近らしき物は存在しない。
せっかく強大な魔王になったのだから楽しまなければ損だ。
とりあえず僕は、
・手近な町を襲撃
・天空の城の神と戦う
・勇者側に寝返る
・エンドールのカジノで遊ぶ
という四つのプランを立ててそれぞれを検証してみる事にした。
607 :
◆Wj/kq68872
:2005/05/13(金) 04:06:12 ID:O/6/pyzS
まずここから一番近い町といえばアッテムトだが、ここはもう既に廃墟となってしまっている。残念だ。
そうすると、キングレオ城、ハバリア、コーミズ、モンバーバラが次の選択肢となるが、
キングレオ城はもう既に悪行の限りが尽くされている場所なので却下する。
要するに魔王の威厳をこれでもかと見せ付けて、人々を蹂躙しなければならないのだ。
ここまで考えて、このプランを実行するには勇者一行の動きが掴めないと危険だという事に気付いた。
たまたま行った先の街に勇者が居て、倒されてしまったらおもしろくない。
勇者側のレベルが低ければいいが、今まさにエスタークを滅ぼさんという気勢の時に出会って、
まさに飛んで火に入る夏の虫、などという状況は御免被りたいのである。
では魔物を集結させて天空に住んでいる竜神と一大戦争を始めてみようか。
しかし残念な事にここからどうやって天空まで行ったものかとんと検討が付かない。
勇者達と同じ道程を辿るのはいささか面倒だし、そもそも僕は天空装備を何も持っていない。
いや、持っていたら行けるのか、という疑問は捨て置く事にする。
この案の中では勇者側に寝返るという案が一番実現的な気がしてきた。
だが勇者といえば正義の味方である。
魔王になってまで「アリーナたん萌え萌え」と言って亜麻色の髪が揺れるのを眺め、
「マーニャたんエロすぎ」と言って躍動する胸を眺めて指を咥えていだけというのは余りにも空しい。
百歩譲ってメンバーが女勇者、アリーナ、マーニャ、ミネアの四人だけならいいが、
爺とむさ苦しい戦士、始終食事をしないと生きていけない商人、即死魔法を多用する神官のオプションが邪魔すぎる。
これで勇者が男だったら僕は悶絶してしまうだろう。
ではエンドールでカジノでもと思った所で、ずたぼろになったアンクルホーンがやってきた。
「エスターク様、勇者が、勇者が・・・」
冗談じゃない。
まだ僕は何もやってないではないか。
こんな陰気臭い洞窟の中一人妄想に耽っていただけで殺されてたまるか。
608 :
◆Wj/kq68872
:2005/05/13(金) 04:07:02 ID:O/6/pyzS
「後は任せた」
「は?」
「いやだから後は任せた」
「いえ・・・ここの守護隊はもう壊滅寸前であります・・・」
「ならなおさら逃げないと」
「お言葉ですがエスターク様ならば勇者など一捻りに」
「無理無理。奴等いざとなったら会心の一撃しか出なくなるとか出来るし」
「はあ・・・」
「デスピサロとか八回なのに何でエスタークだと四回なのかなあ・・・。不公平だよね・・・」
「何の事かサッパリわかりませんが・・・」
「まあいいや。それじゃがんばって」
そう言い残して僕は転位魔法を試みて見る事にした。
エスタークはゲームでは魔法を使っていなかったが、そこは魔王である。
きっと魔法を使わなかっただけで使えないのではないと自分に言い聞かせる。
精神を集中させ、僕は瞬間移動する姿を想像する。
イメージが重なった所で僕の体が宙に浮き、猛スピードで飛び上がった。
「エスタークさまあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」というアンクルホーンの絶望的な悲鳴が聞こえたが、
そこはそれ、さっくりと無視を決め込む。
嗚呼こんにちは自由の日々。さようなら魔王であった自分。
気が付くと僕は洞窟の床で目を覚ました。
あれ、バニーガールは?
と目を白黒させていると、バニーガールの代わりに四人の男が突っ立っていた。
「エスターク、覚悟しろ」
緑髪の少年が叫ぶ。男勇者だった。
何とか起き上がって勇者一行に目をやると、勇者を囲むようにライアン・ブライ・クリフトが戦闘態勢に入っていた。
つい先程、僕が想像した最悪のパーティだった。
そう、洞窟内でルーラを使っても頭をぶつけてしまうだけだったのだ。
609 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 04:09:40 ID:9pggMFyq
今日はじめてこのスレに来て全レス一気に読んでしまった
こんな良スレを今まで知らなかったのが悔しいのと同時に
出会えたのがまだスレが生きてる今で本当によかった
特にWの人の、たぶんとんでもない山場に間に合ったことに感謝
職人の皆さんこれからも頑張ってください
610 :
◆Wj/kq68872
:2005/05/13(金) 04:20:24 ID:O/6/pyzS
僕はルーラではなくリレミトを使うべきだったのだ。
二回目の失敗だった。
しかもかなり致命的な失敗だった。
しかしそれにしてもこの勇者はセンスの欠片もない。
勇者・アリーナ・マーニャ・ミネアでも戦力的には同じではないか。
よりにもよって男四人で攻めてきやがって。
せめてマーニャたんのメラゾーマで消し炭になりたかった。
でもドラゴラムだけは勘弁な!
ふと見ると「うおおおおおお」と雄叫びを上げて勇者が剣を振るう。
切れ味の鋭いその剣先が僕の腹部を鎧ごと切り裂いた。
血液というよりは体液と言った感じの液体が飛沫を上げて飛び散った。
痛い。物凄く痛い。
畜生、奴等僕が気絶してる間に四回ほど逃げる振りしやがったんだな。
ライアンが巨大な斧を振りかざして飛び上がったのを見て、僕は思わず左腕でブロックする。
ガシン、と鈍い音を立てたが、今度は多少痺れた感じはする物の、痛くは無い。
流石に防御さえすれば凌げるか、と思って左腕を見る。
僕の腕は肘から先が切り落とされ、地面に転がっていた。
痛くなかったのではなく、痛覚を司る神経が麻痺しただけだった。
考える暇もなく、無数の鋭利な氷が頭上から降り注ぐ。
ブライのマヒャドだ。
体液が目に入ったのか、右目が見えなくなったので肩口で拭うと、脳に鈍痛が走った。
一片の氷が僕の眼球を貫いていた。
会心の一撃を連発する勇者パーティに勝てる気がしなかった。
僕は堀井雄二を呪った。
いや、別に彼がこの裏技を作ったのかどうかは知らないが。
611 :
◆Wj/kq68872
:2005/05/13(金) 04:23:40 ID:O/6/pyzS
自分が勇者になりきっていた時は憎かった敵にも、色々複雑な事情があったのだなあ。
と、僕はもう既に諦めモードに入ってしまった。
そんな中で一人ザラキを唱える神官の姿が非常に微笑ましかった。
ごめんよクリフト、もしもう一度このゲームをプレイする事が出来るのなら何があろうとクリフトをレギュラーにするよ。
メガザルも使わずにタロットで即死するアホなんか使わないから。
クリフトが今度はザキの詠唱を始めた時、
勇者の剣が僕の心臓を貫いた。
噴水のように噴き出した体液を見ながら、何でこんな事になってしまったのだろうかと考えた。
そりゃあ最初は悪行三昧で脳汁垂れ流そうかとも思ったさ。
でも結局の所僕は魔王の姿でカジノへ行こうとしただけなんだ。
魔王の姿でさり気なくスロットマシーンに興じてみたかっただけなんだ。
生でバニーガールのコスチュームを堪能したかっただけなんだ。
838861枚のコインを4Gで買いたかっただk
612 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 07:49:15 ID:OLhq+N0/
ワロス
613 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 08:02:23 ID:lrUTR8Bd
エスターク乙w
リクあった後の仕事の速さに感動。いや、リクした本人作か?どっちにしろGJ
そして言うまでもなくWの人GJ!続き気になってしょうがない。いつのまに治癒使える程成長したんだろ。いつか現実へ帰るのか、もしかしたら骨を埋めるのか…ラストまで楽しみだ
614 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 11:54:36 ID:ANACF9x5
書く気ないなら書庫から消そうぜ
615 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 13:20:41 ID:+FnsxtuF
>>614
書庫の説明書読んで来い
616 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 19:34:49 ID:jneDHPLp
エスタークせつねぇw
使えればリレミト→モシャスで遊びたい放題だったのに………。
>>613
多分牢の中の集中講義の成果。多分。
617 :
603
:2005/05/13(金) 19:41:45 ID:ED7JpX9d
◆Wj/kq68872氏GJ!!
まさか本当に書いてくれるとは、アンタいい人だ
618 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 21:17:16 ID:VtKamdu8
続き物もいいけど
数レスで完結する短編のほうが面白いなあ
619 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 21:46:43 ID:8Twu7FP3
俺は続き物が好きだ
続き物書いてる職人様には最後まで頑張って欲しい
620 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/13(金) 23:05:44 ID:9B2gVNyt
エスタークよかったよ!早いのに芸が細かいな。
どことなく後ろ向きな感じが好き
621 :
1
:2005/05/13(金) 23:37:46 ID:9OeFSj5u
>>618
俺もそっち派…というかこんな壮大なストーリーで続いていくとは思ってなかった。
単発レスで終わると思ってたから・・・
2スレ目行くようなら
>>990
の人が立ててください。いやまぁ誰でもいいんだけど…
622 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 01:43:15 ID:ZXe4RoCQ
あんま壮大すぎると作者のオナニー度が高くなるんだよね。
623 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 01:48:29 ID:KGeTAfA8
オナーニでもショーとして完成されてればそういう作品として金が取れるよ
そんな完成度の高いオナーニショーなら見たい人は少なくない
624 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 09:19:32 ID:bMvJj1Z+
世の中には見たくないオナニーと見て楽しいオナニーがあるからなあ。
どんなのが見たいかは人それぞれだよね。
普段は隠れてこっそりやるもんだが、皆がおおっぴらにやってると
自分の恥ずかしいところも誰かに見せたくなってくることであるなあ。
625 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 14:02:26 ID:2S/A7OJZ
見て楽しいオナニーとはこれいかに
626 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 14:28:32 ID:ZrGOEcLz
つまり男のオナニーか女のオナニーか、ってことだな
627 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 14:45:04 ID:cSoCNRrV
ここはオナテク板ですか?
628 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 19:35:58 ID:WKkFsESN
起きたらドラクエの宿屋だった
しかもジャハンナ
暗い。恐い。寒い
外に出た
キラーマシンに斬首された
その瞬間教会に居た
早く勇者達が来ないかな
聖水持って外に出た
バズズに食われた
その瞬間教会に居た
そういえばカンダタ子分は人間じゃないか
話が分かるだろう
町を大回りしてみる
ゴールはもう少しだ
急に暗転した
どうやら間違って外に出たらしい
ああ、今度はグレイトドラゴンだ
629 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 19:50:14 ID:uqhAW26Q
オナニーもののAVはある
エロゲーにもオナニーシーンがある
可愛い子のオナニーは見たい
見るだけじゃなくて突っ込みたい
630 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 23:27:55 ID:391IvqxN
>>629
つまりシリアスなだけじゃなく
適度なボケも絡ませろ、って事か。
631 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/14(土) 23:58:57 ID:eYobwj2D
朝起きたらどこかの洞窟にいた。なんだか体がおかしい。
よく見ると何か動物のような体になっていた。2足歩行が出来ない。
多分夢だろう。俺は周りを見まわした。
後には剣があった。「パパスのもの」と書いてある。
ヒマだから散歩をすることにした。適当に歩いていると洞窟の外に出た。
さらに歩くと小さな村があった。村に近づくと突然夜になった。変な村だ。
村には畑があった。朝飯がまだだったので少し頂くことにした。
…まずい。そういえば俺は野菜は嫌いだった。
しかし他に食べれそうな物は無かったので我慢することにした。
しばらく食べていると、人がやってきた。俺は本能的に逃げ出した。
行く場所は無かったのでさっきの洞窟に戻った。
夢なのになんだか疲れたのでそろそろ目を覚まそうと思った。
しかしどうやっても起きれない。何でだ?
考えるのがめんどくさいし、何故か眠くなってきたので寝ることにした。
夢の中で寝るってのも変な話しだな。
だけどきっと次に目が覚めた時はあったかいベッドの中だろう。
そんなことを考えながら俺は眠りについた。
632 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 02:33:41 ID:sCNEGi7V
自分の物にきちんと名前書いてるパパス萌え
633 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 11:33:33 ID:GqP9DYYQ
連載作の続編マダー?
634 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 12:15:17 ID:LJiUj0/6
FFDQのMIDIやってます。是非聞きにきてください。
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~ishi4142/
635 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 12:50:42 ID:L0SyCGlk
最初の人とエスタークの人は一緒だと思う!
すげー独特の世界観があって好き、7、8以外やったことないけどそのシーンがありありと想像できる!
また読みたいと思った。
636 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 14:59:49 ID:uLzp0Pw9
ついさっき目が覚めた俺が最初にしたことは、自分の目を疑うことだった。
昨夜はいつもどおり自分のベッドで寝たはずだったのだが、目が覚めたときには見たことのないベッドの上にいたからだ。
ワンルームマンションで2階などないはずなのになぜか存在する階段を下りると、今度は自分の正気を疑った。
俺はどこかの旅館に泊まっていたらしい。
そして、店の客らしき人を見て、ここがどこなのかわかった。
ここはDQの世界だ。
上半身裸でツノが生えてる変なマスクを被ってるマッチョなんてどう考えてもDQの荒くれだ。
しかも俺の予想が正しければここはDQ8の世界。
宿屋の主人らしい男、バニー、荒くれ、商人らしき男……今現在俺が目に付く人間はDQ8の人間と同じ。
ある程度の予想が付いたところで俺は、再度2階に上がりベッドにもぐりこんだ。
一体どうして……とか、夢を見てるのかとか、ベッドの中で考えたのはもし戻れなかったらどうしようとかではなかった。
2ちゃんにスレを立てよう。
ただそれだけだった。
――こんな荒唐無稽な話、誰も信じてくれるはずはないだろうな。
――自分では厨房じゃないと思ってる真正の厨房が煽ってきたり、『晒しage』とかうんこのAA貼るかもしれない。
スレを立ててもいないのに不安になる俺がいた。
スレタイはもう決めていた。というか、これしか考えられなかった。
『もし目が覚めたら、そこがDQ世界の宿屋だったら』
END
637 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 16:05:16 ID:8bVz8hhT
二度寝する
638 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/15(日) 16:20:35 ID:sJK3yAgJ
とりあえずタンスをあさる
639 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/16(月) 00:23:28 ID:FlOQat2U
ここは何処だ?船?体が動かない。なんだろうこの感じ。とても気持いい。何かに包まれているような感じがする。
気がつくと、目の前に人が現れた。いや、人じゃない。精霊…と行ったほうが良いかもしれない。
そいつは、俺に近付いてきた。それだけじゃない。俺の中に入ってきた。やめろ。入ってくるな…。やめろ…。やめてくれ!
640 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/16(月) 00:40:10 ID:FlOQat2U
うわっ!
俺は目を覚ました。どうやら夢だったらしい。体はビッショリ濡れていた。俺は服を着替えようと、ベットを抜け出した。
ここで俺は異変に気付いた。ここは俺の部屋じゃない。俺の部屋は、もっと狭い。なにより汚い。
この部屋は綺麗すぎた。しかも何もない。あるのは、このベットと箪笥だけだ。そしてハシゴのような階段がひとつ。
一体ここは何処だ?少なくとも俺の家じゃない。じゃあ誰の家だ?
俺は考えるよりも行動が先に出るタイプだ。とりあえず階段を降りてみた。そしたら何か分かるかもしれない。
641 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:41:10 ID:wmp4+zn7
「そうか。そういえば、また薄汚い人間がルビーの涙を求めてやって来たと聞いたな。
お前たちの事か?」
騎士の視線が一人一人を見定めていく。
ソフィア――そして、アリーナ。彼女ら二人で、僅かに止まりかけた気がした。
「私たちはそんな事しないわ!」
「……」
アリーナの叫びに反応し、騎士は暫く動きを止めた。
だが――。
鞘走りの音を立て、剣を抜いたのは…ソフィアだった。
「……いずれにしても戦いになるんだ。なら、君の言い分を信じた所で不都合は生じないな」
肩が揺れる。…笑ったのか。
どうもソフィアとアリーナの様子がおかしい。
ソフィアはまるで魔物に相対しているかのように好戦的だ。
いや、事実そうなのか?確かにあの鎧兜は…どうも嫌な感じだ。グロテスクというか、悪趣味というか。
雰囲気だけでなく、装飾も酷い。
しかし、彼をさまよう鎧等と同列に語るには、中身が入り過ぎている気がする。
アリーナはソフィアとは対照的に、交戦に迷いを見せている。
あの、アリーナが、だ。相手が魔物だろうが人間だろうが強さ比べをしたがる彼女らしくない。
…力比べなら、喜んでするのだろう。だが、その先で生死が分かれるなら、少女とて考える。
仲間達や俺などと言った相手と命の遣り取りをしたいとは思わない筈だ。
642 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:41:45 ID:wmp4+zn7
…つまり、どういう事なんだ?ちょっと空気を読み切れない。
だが、一行の意志を最も顕著に纏めるのはソフィアの無言の行程だ。
ソフィアは自己主張が強い訳では無い。だから、仲間たちが意見を言った後で、纏めるように指針を示す。
彼女の行動は、皆の行動。そうでなければ集団はバラバラになってしまう。
ソフィアが積極的に動くのは比較的珍しい事であったが、それは疑念と言う程のものではない。
騎士に向かってソフィアが突っ込む。
同じ前衛であるアリーナとライアンは静観だ。此処の通路は狭すぎる。同時に立ち回るのは難しい。
「――ふん」
血飛沫が中空に舞う。
あれは、ソフィアのか…?見れば、少女の頬と手の甲に紅い筋が走っている。
全く見えなかった…一度剣閃が走ったのは解ったが軌跡も追えず、しかも二度も走っていたなどまるで想定外である。
それでも、ソフィアには見えていたのか。傷自体は浅そうではあった。
「…あれは、隼の剣。
それに…そんな…なんと恐ろしい…」
トルネコの呟きが俺の耳朶を打った。
俺は時が時、場が場なら知っているのか雷電!と問い詰めたかった所だが、ここは自重しておく。
「…あの鎧は、魔神の鎧と呼ばれる呪われた鎧でしょう。使用者に、強力な防御力と魔法やブレスへの耐性を与えます。
とてつもなく重い為避けるという選択肢は無くなるそうですが…一説には避けられないのではなく、避ける必要が無いのだとも」
トルネコの顔面は蒼白だった。
武器商人だからこそ、あの騎士の纏う武具が恐ろしい物であると誰より理解してしまうのか。
643 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:42:37 ID:wmp4+zn7
「それ以上に…それ以上に、あの兜がいけない。いえ、兜ではなく本体は顔を覆う面にあります。
――邪神の面。最強最悪の呪怨武具。魔神の鎧と同じく一度装備したなら自分の力では外せない。
あの面を被っている限り物理的な攻撃で致命傷を与えるのは不可能に近いでしょう。
そして――あの面は……使用者の正気を奪うと言われています」
…なんだって?正気を、奪う?
では、あの男は……。
「恐らく、混乱してしまっているでしょう。私たちが見ているものとは全く別のものが見えている可能性もあります」
そう語るトルネコの表情に傷ましさのようなものが混じった。
騎士に実際何が起きているのかは推測の域を出ないが、物に操られるというのは余り良い気分はしない。
「…なんだかよく解んないけど、魔法はそこそこ効くんでしょ?援護するわ!」
「全く。なんでもかんでも相手を攻撃すれば良いというものでは無いわ…」
マーニャの火焔球(メラミ)が騎士に着弾する。
横合いからの乱入により呻いて後退する騎士に、ソフィアが追撃の一撃を放った。
そのインパクトの瞬間、ブライの攻勢力向上(バイキルト)が少女の背中を押した。
金属と金属の衝突する大きな不協和音が響く。これなら――少しは効いたと思いたい。
「…なるほど。良い魔術師が居るようだ。息も合っている」
炎の中から姿を現した黒騎士。
その手には――小さな、珠があった。
それを見たミネアが一瞬、呆けたような顔をし、すぐに悲鳴に近い声を上げる。
「…え?――そんな!?どうして貴方がそれを!?」
「さて、な?――静寂の珠よ!!」
644 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:2005/05/16(月) 02:44:23 ID:wXWaozQE
支援
645 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:49:36 ID:wmp4+zn7
天に翳される珠玉。橙色を帯びた光が辺りを照らし出す――すると突然、まるで空気が停止したような感覚に陥った。
いや、違う。そうではない。普通に喋る事はできる。
では何故そう感じたのか。この感覚は魔法を扱う者達のみ共有したものだろう。
呪文が――封じられた。
「…!ちょっと、あんた、卑怯じゃない!!」
「この防具は、呪文に対しては完全な防御力を発揮できるとは言えないからな。
――当然、手は打たせてもらうさ」
どちらかといえばマーニャの方が理不尽事を言っているのだろうが、俺も全く同感だった。
呪文が無ければ足手まといになりかねないのだから必死にもなる。
…それにしても、あいつ、かなり強いぞ…。
っつっか、戦い慣れしてる…。
冷静にこちらの行動を潰してくる騎士に対し、ソフィアは余りに感情的過ぎた。
圧倒的な手数の前に、身体中から血を噴き出させる。
俺は堪らず少女に駆け寄った。だが、それより速く騎士とソフィアの間に割って入った者がいる。
「勇者殿は少しご休憩なさってください――私がお相手いたそう」
竜を冠する剣と鎧に身を包んだ戦士が、一歩前に出る。
騎士は一目で戦士の実力を看破したのか、慎重な様子を見せた。
「では…こちらからいきますぞ!」
地響きをさせるかのような踏み込みで戦士が距離を詰め、
一挙動でドラゴンキラーを下から上へと跳ね上げた。
騎士はそれを隼の剣で受けようとしたが、細身の剣は易々と弾き飛ばされた。
続く二の太刀をモロに喰らい、数歩後退する。
646 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:51:00 ID:wmp4+zn7
「ひゅーひゅー!ライアンちゃん頑張って〜!」
マーニャの、戦士の実力を信頼しているが故の、ふざけた声援が飛ぶがそれには両者共に無反応だ。
恐ろしい程に集中している。
ライアンは、今の攻防は技量の差というよりかは相手の剣の軽さが幸いしたと考えた。
事実、隼の剣とドラゴンキラーでは重量にかなりの差があると見られる。
でなくば――この手の痺れを説明できない。
それでも勝てなくは無い。剣の実力は、こちらに僅かながらも分がある。それが戦士の分析だった。
「…なるほど。認識を改めなければならないな。魔術師だけでなく、戦士も強い。
だが――」
騎士が、隼の剣を腰に差していた鞘ごと投げ捨てた。
――なんだ?よく見てみれば。――二本、いや、三本差し!?
「俺は負けられない。ヤツ以外には負けられない!ヤツを滅ぼせるのなら――この身がどれだけ呪われようと、構う――ものかぁ!!」
抜き放たれる魔剣。間合いの遥か外の行動だったが、ライアンは油断無く身構える。だが、此処ではそれが裏目に出た。
魔剣から赤みを帯びた光が一直線に伸び、辺りを眩く照らし出す!
「――これは、劣化装甲(ルカナン)の光!?」
「いけない、皆殺しの剣です!あんなものまで…!」
ブライとトルネコが驚愕する。
この光をまともに浴びているのは誰あろう――ライアンだ。
騎士は即座に剣を腰に戻し、流れるような動作で右手を首の後ろに回す。
そこには、柄があった。騎士が背負う巨大なもろはの剣が長き眠りから目覚める。
――魔剣が袈裟に振り下ろされた。
剣の強度と、劣化した鎧が相まって、死を誘う斬撃は易々と戦士の皮膚と肉を斬り下げた。
647 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:51:52 ID:wmp4+zn7
「む、ぐ……」
「ライアンさん!」
たまらず一歩、二歩と後退した戦士にクリフトが薬草を持って駆け寄り、処方する。
だが薬草では何処まで効果があるものか。
「――大爆裂(イオラ)」
騎士の左手からバチバチと音を立てて炸裂する光球が放たれる。
それは、戦士を通り過ぎ――後方の俺達の方へと飛んできた、って、うお!?
光の球体は空中で幾つにも分散し辺りに衝撃と炸裂音を響かせた。
「――あ、う」
呻き声がそこここから聴こえてくる。
広範囲に撒き散らされた爆発は、見事に全員を巻き込みダメージを与えていた。
俺は何とか身を起こし、ソフィアへ薬草を飲ませた。
ぐったりとしたマーニャとブライに、ミネアと戻って来たクリフトが薬草で治療を始める。
だが――それが、彼の騎士の狙いだったのだ。
紫電が辺りを走る。
静電気が背中から駆け上がって行くかのような感覚に、俺は薄ら寒さを覚えた。
騎士の左手に集う、裁きの光。
向けられるのは、傷の治りきらなかった戦士に、だ。
それでも、薬草はそれなりに効いたのか、ライアンは立ち上がり騎士に剣を向けていた。
「ライアンさん、すみません!…一度だけ、耐えてくださ――」
648 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:55:41 ID:wmp4+zn7
「ライアンさん、すみません!…一度だけ、耐えてくださ――」
ミネアの願いは途中で止まる。
見てしまったのだ。戦士の右腕が、既にぼろ雑巾のように爛れてしまっているのを。
大爆裂が、ライアンにも及んでいた。
誰が見ても戦士は満身創痍であり、立っているのがやっとなのだ。
「――ええ、勿論ですとも。このライアン、一度と言わず二度でも三度でも耐え、剣を振るってみせましょう」
なのに。
戦士は、こちらを振り向く事無くそのような事を言う。
「…良く言った、戦士よ。この絶望的な状況で尚、仲間を鼓舞するとはな…」
「私は、本気ですからな」
「…では、耐えてみせろ!雷(いかずち)よ来たれ!招雷撃(ライデイン)!!」
その速度は正しく、光そのものであった。
戦士は仁王立ちで破壊の光刃を受け止める。
ッガァァァァァァァァン!!!!
閃光。爆裂。轟音。そして――静寂。
余りの眩さに眼を閉じてしまった。続いた轟音は天地が裂けたと言われても信じてしまうかもしれない。今は、視界を取り戻すのが酷く恐ろしい。
「――ライアン!!!」
649 :
ピサロナイト
◆gYINaOL2aE
:2005/05/16(月) 02:58:09 ID:wmp4+zn7
仲間の悲痛な叫びが聞こえる。
俺は恐る恐る、瞳を開いた。
そこにあるのは――人の影、それだけだった。俺にはそうとしか見えなかった。
黒ずみ、炭化した戦士であったもの。
――死んだ。ライアンが。
あの誰よりタフで、生命力に溢れていた男、が、だ。
仲間の死を前に心臓の鼓動のペースがめちゃくちゃに乱れる。
それを俺は必死で抑え込んでいた。
戦士を完全に打ち倒した騎士が呪文の詠唱を行う。
「…瞬間治癒(ベホマ)」
絶望だ。それは、確かに絶望だった。
騎士に蓄積していたであろうダメージが、戦士が死してまで与えたダメージが瞬時に無くなってしまう。
ライアンは斃れ、魔法は封じられている。
……全滅?
全滅したら、どうなるんだ?
全員が死んだら――何処かで、生き返る?
それも無くは無いかもしれない。以前、クリフトが言っていた。
導かれし者達は、神の加護により蘇生呪文で再び立ち上がる事が出来るのだ、と。
だが――実の所、一行の中で全滅した者は誰一人としていなかった。
果たして、その先にあるものは何なのか――誰も知らない。
事が事であるだけに、試す訳にもいかない。
「安心しろ。逃がしは、しない」
かつり、こつり。
靴底の音がやけに高く響く。
今の俺には、目の前の男は鎧を着た死神以外の何者でも無い。
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