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【嗜好逆転】俺の名はカインvol.11バック【背後強襲】
219 :
名前が無い@ただの名無しのようだ
:04/04/12 01:52 ID:bbB0ociv
名無しさん@ピンキー 投稿日:04/04/12 01:42
振り返ると、自身の勃ったカインが、金髪をなびかせながら立っていた。
「セシルがお前の物を……な……」
くすん、くすん、と息を詰まらせながら、涙に濡れた瞳で見上げてくるクリス。
普段はなかなか勝気な物言いをするこの漢もこういった事柄には免疫がないらしい。
(ふぅむ……)
濃い独特な赤の衣服に包まれた体は、よくみればなかなか良い形をしていた。
「それは酷い目に遭ったな。これからは奴に気をつけたほうがいい。
…………そうそう、股がかゆくなってはいないか!?」
「か、ゆく……? なんで……」
「ひょっとしたら奴の唾液で病気が感染したかもしれないからな」
「ビョーキ!?!?」
「そうだ……おんな好きの奴のことだ。男娼から病気をうつされているかもしれんからな」
よくもまあ、こんな嘘八百を並べられたものだ、とカインは自分でも思う。
クリスの顔色が変わるのを、顎をしゃくりながら冷静に観察しているのだ。
無垢な紅色の唇をその口で味わうために。
「病気はキスでも移るが、股に直接唾液がついたのなら危険だ。
直ちに消毒する必要性がある!!」
独特な赤い色の布で覆われた部分に手をかけると、カインは有無を言わさず股間を擦り立てた。
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